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カテゴリ:読書いろいろ
不肖・宮嶋の本です。
タイトルにもあるとおり、あらゆる国に取材に出かけております。 この本では、ルーマニア、ペルシャ湾、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ルワンダ、ゴラン高原、釜山、ハワイ→ウラジオストク、コソボ、トルコ、とまああちこちに取材を・・・。 このあちこちで、特に悲惨(?)なのがゴラン高原編です。 PKOの取材で出向いた先はイスラエル、ところが急遽シリアに向かうことになり(シリアのビザを持っていたから)イスラエルからシリアに向かうための気も遠くなるような手続きの数々・・・。十津川警部も真っ青というタイムスケジュール・・・。飛行機がちょっと遅れたらもうアウト・・・。 違う意味でドキドキハラハラさせられました。ちなみにここで危ない目にはあってません。 ペルシャ湾編は、不肖の自衛隊取材の始めですね。これも面白かったです。当時ニュースでペルシャ湾の機雷除去の話なんかこれっぽっちも出なかったので、自衛隊の方たちはどんな仕事をしているんだろうかと思っていたのですが・・・。これを読んでわかりました。 ハワイでのアメリカ軍との合同訓練も取材されてますが、どうも大興奮の取材だったようで・・・。これはすごく楽しんで仕事をしたんでしょうね。読んでいてそう思いました。 宮嶋さんの本は自衛隊の取材記が多いです。 今まで自衛隊の人たちがどんな訓練をして、どんな仕事をして、というのを全然目にしたことがなかったのですが、宮嶋さんの本を読むようになってから、なんとなくわかるかな。 この本に収録されている取材記は年代別ではありません。以前書いた本に収録されてた話もありますし、未収録の話もあります。でも、それぞれがテレビや新聞で見てきたニュースとちょっと視点が違うので、読んでいてとても新鮮でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 18, 2005 12:09:05 AM
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