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カテゴリ:読書いろいろ
週刊文春誌上にて連載中の「この人に会いたい」。
文庫化の4冊目です。 連載していた対談がすべて載っているわけではなくて、年も月日もバラバラです。 この巻で一番面白かった対談は、おすぎとピーコがお相手のときでしょうか。しょっぱなからおすぎとピーコがしゃべりだして、阿川さん、仕事を放棄しようとしています。すかさずピーコにたしなめられてますけど。阿川さんとおすぎとピーコ、なんか仲のいい女友達みたいなノリです。「ピーコと佐和子」のときも思ったんだけど、ほんとに仲がいいのが言葉の端々に現れているし、二人ともおしゃべりをとても愉しんでる。おすぎが入って三人になってもノリは変わらないし、やっぱり楽しそう。 美輪明宏さんには「あなた、最近はもう、破れかぶれにおなりになって」なんて言われてしまってますし。 佐藤愛子さんと上坂冬子さんとの対談では、以前にも書きました賞味期限無視の話が出てきますし。 大竹しのぶさんにはさんまさんとの復縁について尋ねてらっしゃいますし。 そのほかにも、宮沢りえさん、野村萬斎さん、堺正章さん、原辰徳さん、戸田和幸さん、などなど、たくさんの方との対談が載っています。 このシリーズ、好きなので週刊文春連載中のものは毎週読んでますし、こうして文庫になっているのもすべて持っています。 阿川さんって、対談とか苦手だとおっしゃってますが、相手のお話をきちんと聞いていて余計な口を挟んだりしない。そして下調べなどはきちんとしていて、相手の方の著作や映画やドラマの出演作など、すべて把握していらっしゃるみたいですし。対談って事前のお勉強が大変なんだなぁと。 阿川さん、エッセイも面白いですけど、このシリーズもなかなか面白いです。おススメ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 22, 2005 11:26:33 PM
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