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まんがよみ日記

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つれづれなるままにまんがを読み暮らしています・・・というのはほんとうですが、感想は最近書いていません。私たち夫婦の毎日がマンガということで、ご了承くださいな。本人たちは劇画のつもり。
最近は父親育児日記に変貌中。長年の出鱈目と不義理が祟って同級生からは「父親」をやっていることを信じてもらえない。くすん。
教訓:信用は日々の積み重ね。
イクメンとか、そういう流行り言葉がないとヒトは頑張れないもんなのかね?

20110311以降日常を記す不毛さを感じて手抜き気味ですが、それは自分の弱さだと思っておりますです、はい。

 そしてなぜか最近、立ち上げた当初の精神に戻り(?)妻が趣味を書きなぐっているようです。
2021年04月19日
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カテゴリ:妻が語るC-C-B
あるC-C-Bファンがみた「筒美京平の世界inコンサート」20210417 20210418

WOWOWでの放映決定!詳細後日!

昨年亡くなった筒美京平さんのトリビュートコンサート
https://kyohei-tsutsumi-live.com/

筒美京平オフィシャル・トリビュート・プロジェクトとして、筒美さんにゆかりのある超豪華なアーティストが多数出演されるこのコンサートの音楽監督は、筒美さん曲の編曲を数多く手がけている船山基紀さん。いずれも一流のミュージシャンからなる「船山基紀とザ・ヒット・ソング・メーカーズ」を率いての企画に、C-C-Bの名義で、笠浩二さんと米川英之さんがお二人でご出演された。このご時世、予定通りに2日間つつがなく開催されたこと自体ほんとうに奇跡的だと感じている。

ステージのセンターは階段。歌謡ショーなのです。セットは京平先生をイメージさせるピアノの鍵盤や音楽記号にかこまれて、センターは真っ白な階段で。徹頭徹尾、極上の歌のステージ。そして歌謡曲的なるものへのリスペクトがすごい。まさにレジェンドの方々によるフルバンドで弦も管もありの生オケの演奏はホントにすごかった。土方隆行さん増崎孝司さんのツインギターに夢中になり、山木秀夫さんの迫力に魅了されていた。みんなが知っている曲ばかりだから、イントロや間奏など、ここでこう盛り上がる!と期待するところがあるわけで、実に的確にその流れをつくるのはオリジナルのレコーディングにも参加していた方も多い、ファーストコールの百戦錬磨のミュージシャンの皆さまだからこその、このクオリティ、この気持ち良さ。

2日間とも本編は40曲、アンコール3曲の全43曲。どちらかの日だけの出演者もいるのでセットリストも少し違う。2日間のセトリをさっそく書き出してみて、もう、全曲の感想を書きたくなる勢いなのだが、まずはどうしても書き残しておきたいことからアップするよ。

休憩後第2部の冒頭、緞帳にあたるスクリーンに文字で船山先生の述懐の言葉が映し出される。「(大意)1980年代は筒美京平、松本隆、船山基紀の組み合わせで実に多くのアーティストを手掛けてきた。(中略)このトリオで思い出深い曲は・・・」船山基紀、と記名のメッセージ。どのアーティスト、どの曲だろ、ってなるじゃないですか。そこに、あのカウントからのあのイントロですよ!客席、おおーってなるじゃないですか!その反応をみると「Romanticが止まらない」だとすぐわかる、やっぱりみんなが覚えているインパクトのあるイントロなのだと感じた。ドラムセットとギターをお使いになって演奏するのであれば、機材のセッティングの都合上、転換のしやすいタイミングでのご登場かなと予想していたがこの船山先生のメッセージからの登場はホントにうれしかったなー。

「Romanticが止まらない」については、C-C-Bが歌うことになった経緯や、筒美先生に却下されかけたアレンジや、レコーディングでのエピソードなど、関わった皆さまにとって忘れられない1曲であることは間違いない。最近の笠さんのライヴでも船山先生との現在の交流の話を笠さんがされていて、深いつながりがあることを感じた。

我らがヒーローC-C-Bのお二人はもうね、照明オンとともにそのお姿がステージのセンターに現れたときに、なんと眩しい舞台かと。私の席からはお二人の姿がかなり遠いのに、こう、発光してるというか、登場とともにブワッて溢れ出て放つ光を感じてうわーっとなった。大人のコンサートなので自分の席だけにとどめてるけど、お二人のパフォーマンスを逃さす全部みたいし、曲にも乗りたいしで内面は大混乱。

FU!FU!で手が挙がる客席にお仲間の存在を感じながら、オリジナルでありながらさらにインパクトのあるフレーズを加えたカッコイイ「Romanticが止まらない」に対する拍手を全力でしたその直後、まさかのあのイントロ、私たちが愛してやまないあの曲、筒美松本船山のお三方が当時のC-C-Bのために、その魅力を最大限に引き出すものとしてつくったであろうあの曲のイントロが。PINKの薔薇の束の似合うあの方が目に浮かぶ。ありがとう、ありがとう、と全方位に感謝しながらきいた「Lucky Chanceをもう一度」。渡辺英樹さんのボーカルパートは米川さんが歌った。

この豪華さの中で、笠さんのハイトーンボイスは変わらず冴え渡り、米川さんのギターは気持ちよく鳴り、今のC-C-Bはこれ!これなんですよ!を体現していて、それは会場の5000人に伝わったと感じたし、何よりお二人が楽しそうに生き生きとしたステージを展開されていたことに胸がいっぱいだった。ステージ上にはお二人だけど、2021年の今日までC-C-Bという名でつくりあげてきた数多くのものはそこに全部あった。だから、ステージ上にはお二人だけど、一緒につくってきた方々の姿が間違いなく共にそこにあった。それを全部もってご出演されたこと、本当にすごいことでひたすら感謝しかない。

米川さんが最近のご自分のライヴでこのコンサートを楽しみにしていらっしゃるお話をされたときに、素晴らしい先輩方のサポートがあるから、とおっしゃっていて、米川さんのその言葉にあのオーケストラはやはりすごい方たちなのだなあと思った。

その年その時代に売れることを至上の使命としてされた筒美先生の仕事が、スタンダードナンバーとして残り、今もなお歌われて感動させる力を持ち続けている。歌謡曲全盛期には時代に消費される音楽のイメージだったが、時間とお金をかけてちゃんとつくった、本当によいものはその輝きが残るのだなと。歌う人の齢や本人のありかたに関わらずそのアーティストにとって普遍的なものになりうる作品を提供してきた筒美先生への感謝を、ご出演の皆さまがそれぞれ語られていたのも印象的だった。

このコンサートの豪華さを紅白歌合戦に例えられている感想をいくつかみたが、確かに「1970年代以降30年分の紅白ハイライト総集編」級の価値あるコンサートだった。なにもかもが極上。チケット代も、むしろもっと払ってもいいよ!ぐらいの気持ち。

本編ラストの曲「魅せられて」におけるジュディ・オングの女神的な神々しさよ。あの羽を広げる衣装も含めてあの歌の世界。「生き神様」に圧倒された本編終了後、今日演奏されたすべての曲のタイトルが一つずつスクリーンに写しだされた。シングルレコードのジャケットの文字で。「Romanticが止まらない」も「Lucky Chanceをもう一度」も、そのレコードジャケットのためにデザインされた文字であり、曲の世界の一部であることを改めて思わされた。あの時代、レコードはそのジャケットの写真やデザインを含めた音楽の商品であったし、そのデザインされたタイトルの文字自体が曲のイメージを表していること、昔は当たり前のようにみていたが、さすが大ヒット曲はこれらも覚えてたりするからすごい。これはデジタルダウンロードで音楽をきくのと決定的に違うところだと感じた。1日めはこのタイトルバックを客席が固唾を飲んでみていたが2日めはアンコールを求める拍手が満場でずっと続いていて、それもまた良いものだった。

NHKスペシャル「筒美京平からの贈り物」では番組をはじめる音楽として使われていたあの曲。アンコールラストはあのイントロがドーンで鳥肌!「また逢う日まで」!歌うは松崎しげるさんー!一番を松崎さんが歌い、その後、松崎さんを中心として、本日のご出演の皆さまがマイクを手に手にステージに登場してみんなで歌う。ステージ上にはキラキラの紙吹雪、歌謡曲の名曲がもたらす多幸感にひたり過ぎて涙ぐむ。「また逢う日まで」このコンサートの締めの曲としてこれ以上なくふさわしかった。オーケストラの演奏もすごく良かった。

ちなみに「また逢う日まで」米川さんめっちゃ熱唱してた(笑)終わって退場のタイミングでは笠さんが誰よりも速く捌けてた(笑)あわてて追いかけるように退場する米サマ(笑)2日目も楽しそうに米川さん歌ってた。笠さん手拍子しながらニコニコ。靴が茶色なのはこのときわかる。ほら、ドラムで歌うと足元見えないから。そんなところをみられるのがライヴコンサートならではの至福。

私の中の昭和的なるものはこのコンサートをもって「成仏」したと感じている。成仏、この言葉も昭和風味だな(笑)もう思い残すことはない、と、私の中二の魂が言ったのだ。ホントは好きなのに、時代の流れや他人の意見によって、自ら否定し遠ざけた「昭和」が、完全に全力で表現され、全肯定された場で、これは良いものだ、と感じることができたという意味で、この場に来られて本当に良かった。






最終更新日  2021年04月19日 10時02分04秒
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