2007/10/31(水)22:32
声に出してよむと後悔する日本語(サイトータカシ非監修)
口にするといかにも自分が歳をとった気になる日本語ってある。
たとえば。
タイタニック公開から10年だって。
たとえば「スターウォーズ」ならもはや古典として存在しているわけで。冷静になれるのだが。
10年という半端だが長い年月と、ネコもシャクシも映画館に通った時代の風俗というか、そのヘンの空気、世俗感が私の精神の白髪を増やすのだ。まだ新しいと感じている未練がましさ。時間感覚の狂いが自分の年齢を教えてくれる。
同様に、歳をとらせる日本語をもう1つ。
アカサカ逮捕・・・か。
どうでもいいのだが、なんかオレ遠くまできちゃったな、というかんじだ。ファンでもなんでもないし。もはや能天気に明星の表紙にはでられないのね彼は。いや、まあ当時の明星はないんだろうが。だいいちそんな表紙もうやってる雑誌ないだろう。
言ったあとにコートの襟をたてたくなる風が吹くような寂寥感。一種の自由俳句かもしれない。(♂)