2006/01/12(木)10:33
飛梅
飛梅
家の庭にある梅の木を見て
彼女はつぶやいた
「飛梅かぁ・・・」
悲しそうだった
そして
僕の方に振り返って
「一晩で 私のところへ 飛んで来れる?」
と聞いた
「もう ここにいるじゃない」
僕は答えた
彼女は ため息をつくように笑った
悲しそうだった
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