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January 2, 2005
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「お金が目の前にあると 衝動的に取ってしまう。」 人ってそんな、時期があるんでしょうか？ お金を持っていないけれど 周りにお金がありふれていて でも、アルバイトなんかをして稼げるような 歳でも無い。 そんな幼いけれど欲しいモノが溢れてる時期に、 ふいにお金が間の前にあって 自分でどうにでも出来るとなると…？ …今日は、一人の男の子を疑ってしまった。 その子は私のかわいい親戚で たまに会った時は、コンビ二に漫画を買いに行ったり、 宿題のドリルを手伝ってあげたり… 今日も、漢字ドリルを一緒になって笑いながら 一問一問、解いてた。 昔、自分が つまらなかった宿題を一緒にやって貰って 楽しかった思い出に重ねながら。 あぁでも、 私が中学校の2年生から集めている500円玉貯金箱を その子が見つけた途端に 興味がそっちにいったみたいで…わざわざ取り出して、500円玉を数えはじめた。 その後の、異変。 でも、男の子は…至って普通を装ってる。 一瞬、勘違いかなぁと思ったけど、違う。 数枚だけ ポケットに隠してる…。 もう一度、漢字ドリルを手に取って やりだしたその子を見て …どうしたもんかなぁと、思った。 さっきみたいに 笑いながら、教えられなくて。 「なんで？」 という疑いと共に その子に対する愛情が冷えていった。 目の前に居る人を信じれなくなると、凄くしんどい… でも、 その子の中では「私」と「お金」が結びついていない のだと 少し気持ちを整理してて 思った。 だから 「なんで取ったん？」 とは、問い詰めたり責めたりしない。 なんで？ の先に答えはない。 たくさんのお金を、パッと目に付くような場所に置いておいた自分も悪い… そういう気持ちを起こさせてしまったのだから。 ……とはいえ、このままというのもあんまり良くないのかな。 とりあえず、思いつく事は出来る限りしてみた。 いつか 分かる。 …でも、あんまりたくさんのモノは背負って貰いたくない。 いつか全部そっくり自分に降り掛かって来る。 それが重過ぎると 自分の中だけでクリアに出来ないかも。 あぁ、睡眠時間が足りない。 燃料切れのランプが付いたから、もう寝よう。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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