2015/04/25(土)02:36
断絶と幸福
もっともっと
断絶された崖に囲まれて、
孤島になり果てて、
海鳴りの夜の闇の中を
ひとりでじっと息を潜めて耐えていたい。
自分から伸びる根を全部、
意味がないものとして引きちぎっては捨てながら
私には何も無いんだよとカラカラと笑って、
月と潮の引力に
どこまでも操られてる自分を呪いながら、
どこまでも幸福に。
monchihoshi
2015/04/25(土)02:36