2008/03/30(日)10:47
それではどうするのか?
毎日の風向きによって売ったり買ったりバタバタやっていては
いけないわけですが、といって、今から冬に向かおうとしているのに
窓を開けっ放しにしていたりしていてはだめなわけで、
大きな流れが逆風で、ダメなもの(あるいはダメになってしまったもの)からは
撤退し、よいものに投資をし続ける、という態度は必要なわけです。
それがダメなものなのか、一時的な風向きの変化だけなのか?は
見極めないといけないわけですが、それを毎日の風向きの変化だけで
捉えようとしていたのでは結局、風見鶏になってしまいます。
ですからある人は、毎日の気温の上下を計り、それを平均値を取り
(移動平均線)それが下がって行ってるから、多分これは冬に向かうんだろうと
推測したりします(トレンドフォロー)。
ある人は、これから冬に向かうか夏に向かうかは、毎日の風向きではなくて
何かその奥底にあるメカニズムがあるはずだ、そのメカニズムが分かれば
これからどちらに向かうのかが予測できるはずと考えます。
(周期論や、ファンダメンタル投資)
いろんなやり方があります。
自分なりのやり方を研究してみて、日々調整しつつ、軸がぶれないで
やり続ける人が勝利を手にする、と思います。
僕の場合ですか?
具体的な方法はいままで何回も書いてきたような考え方ですが、根本にあるのは
「人の気持ちは移ろいやすいので、人の気持ちの変化で次を予測することは難しい。
人の気持ちとなるたけ遠いところにあるものを評価尺度にして、考える。
価格形成が人の気持ちや流行に依存する投資対象は避ける」
ということだと思っています。