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April 4, 2009
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カテゴリ:システムトレード
安易な検証で、システムトレードはすべきでない。と思っている。


システムトレードにおいて、
「システムの出すサインに従い続ける」ことは肝要であるが、
(それがたとえ、ドローダウン期間中であっても)
そのことは裏返せば、全ては、そのシステムが統計的
優位性(エッジ)を持つかどうか?それはどれくらい
確からしいのか?ということにかかっている。


例えば、勝率40%、期待値-1%のシステムに従い続けたら
どうなるか?1回あたり1%ずつ負けていくのだから、
100回トレードしたところで、(平均的な結果としては)破産する。

「勝率40%」なら分かりやすいが、1回あたりの
勝ちトレードの平均利益と、負けトレードの平均損失の
バランスによっては、「勝率60%」や「勝率70%」であっても、
期待値が-1%のトレードシステム、というのはいくらでも
あり得る。
(それらも、続けていると、もちろん破産する。)


よく検証していなければ、勝率は高いのだから、日々の取引では
勝ちのほうが負けよりも多いのだから、「システムは正しい」
と信じ続けることになる。
そして、そのシステムにしたがってトレードしてたら、
気がついたら丸裸・・ということに成りかねない、ということになる。

(あるいは勝率90%のシステムでも、たった一回の負けで
破産するようなものもあると思う。)



システムの検証期間が、十分に取られているか?ということは
大切である。短い検証期間しかないシステムでは、通用しない。

カーティスフェイスが書いているように、ITバブルのころ
多くのデイトレーダーが誕生したが、当時と同じ投資方法を
続けて、今や退場の憂き目を見ている人のなんとおおいことか、

あるいは、日本株式市場では2003年~2005年の上昇相場を
資産を何倍にも増やしたトレーダーの多くが同じ方法で2006~2008の
下落相場で資産を失った人がいかに多いことか。

つまり、統計的優位性を計る上では、統計を取った"標本集団"が
母集団に対して、どのような特徴があるのか?を考慮しなければならない。。


大統領選挙の結果を、投票主権者の1%の標本で、予想しようと
したとき、標本集団が、民主党支持者のうちから1%抜いてきても、
その統計には意味はないのである。
(共和党支持者のサンプルがごっそり抜けている)

相場における過去の検証についても同じことが言える。

システムトレードにおいて"検証"とは、将来を含めた全期間の
母集団のうちから、"過去"という我々にとっては既知のサンプルより
将来起こることも同様の確からしさで生起しうるかどうか?を
計るものであるから、

標本集団が、上昇相場だけ、とか下降相場だけ、とかの小さな
サンプルで検証を行うと、将来は全く通用しないシステムが
出来上がってしまうのである。
(それらは、おそらく上昇相場や下降相場でしか通用しない
「売買ルール」であるが、投資家が今直面している相場が
上昇相場であるか、下降相場の真っ只中にいるのかは、
将来になって過去を振り返って見なければ、今の時点では
わからないので、そういうシステムは、意味がない。)


ゆめゆめ、中途半端な検証で「システムトレード」らしきものを
実行し、大事なお金を失わないようにしたい。
(そのシステムが、統計的におかしなものであって機能しない、のか
たまたまその時期、ドローダウンが起こっているだけなのか?と
いうのは、通常、トレード期間中は、将来が予測できないのと
同様に、判断はできない。したがって、中途半端なシステムであっても
従い続けるよりなく、結果、大きな資産を失うことにつながりかねない)


なんとなく今回は、「だ・である」調に
してみました。(笑)





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Last updated  April 4, 2009 10:29:16 AM
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