相撲見に行ってきました。
先日、大相撲の1月場所を見に、両国国技館に行ってきました。以前も相撲を見に行きたいとは思っていましたが、切符の買い方が良くわからずにいました。チケットぴあなどの宣伝も見ましたが、具体的にどう買うのかわかりにくく、無理してでも買おうというほどではありませんでした。相撲はもう10年、20年ぶりです。以前は、相撲のチケットは親方のおかみさんらが経営するお茶屋が牛耳っていて、実際にほとんど一般の人は買えないものでした。仕事で接待に使う需要が圧倒的で、普通の人が普通に見に行くのはかなり困難でした。私の過去2回の経験も、仕事上でいったものであり、一体いくらかかっていたのかさえも不明だったように思います。そんな怪しい制度も、最近の相撲不人気に抵抗できず、今ではネットでも買えるようになったと聞きます。とはいえ、砂被りなどは、特定の人にししか販売しないでしょうけど。たまたま新聞屋さんのチラシに「日経新聞で大相撲のチケット買えます」というのが入ってきたので、申し込んだというわけです。2階の椅子席でしたが、それでも8000円!やっぱり他のスポーツ観戦に比べれば、良くない席にも拘わらずやはり高いと言わざるを得ません。とはいえ、双眼鏡を持ちこんで、楽しく観戦しました。遠い2階席から1眼レフの望遠で撮影しましたが、やはり小さくしか見えませんが、「誰か」くらいはわかります。まずは、日馬富士の土俵入り今場所好調のようで、元気そうでした。白鵬の土俵入りも立派でした。こちらの写真の方が明るく撮れました。館内には、この両横綱の優勝の写真盾が飾られていました。館内の写真は、ほとんどがモンゴル人です!館内では熱戦が繰り広げられました。2階席で気づいたのですが、とても外国人の方々が多いということです。イメージ的にはヨーロッパ人でしょうか?恐らくロシア、グルジア、エストニア、ブルガリアなどの出身力士がいるので、応援に来ているのだと思います。少なくとも、以前見に来た時とは比べ物にならないほどの観客の国際化です。そして、ヨーロッパ勢にも負けないのがモンゴル人のお客さんです。もちろん、一見してすぐにわかる人もいますが、そうでない日本人に溶け込んでおるようなモンゴル人もかなりいるようだということがわかりました。ま、番付を見れば、モンゴル人が強いのは一目瞭然ですけどね。熱戦の末の物言いもあります。今場所の稀勢の里もまずまずの成績です。やはり大相撲観戦はテレビで見るのとは大違いです。なんというか、やはりこれは単なるスポーツではなく、文化とか宗教の一部なんだなということです。そういう文化を守りつつも、モンゴルやヨーロッパの人たちにも来てもらえるような、良い意味での国際化は大変良いと思います。帰りには、お約束通り両国周辺で「ちゃんこ鍋」を堪能して帰りました。「エンターテインメント」であることは確かですね。これでもっと安くて、チケットが入手しやすければいいんですけど。行った日は、満員御礼には程遠い状態でした。