新潟高校同窓会、大越キャスター登場!
私の出身校である新潟高校の同窓会がありました。他校の同窓会はどうなんでしょか?盛況なんでしょうか?私の出た高校はごく普通の田舎の高校なので、こんなもんかなと思いながらも、段々出席者数も減ってるような気がします。高校の同窓会なんて他校と比較しようもありませんが、10数年前に熊本県(高校ではなく、県)の県人会に紛れ込んででたことがあります。その時は驚きましたね。出席者がなんと400‐500人もいたのです。混雑レベルも会場の熱気も、わが母校のとは全然違っていたのを覚えています。新潟市主催の似たような会も知っていますが、全然違います。県人同士の結びつきが実利的というか、直接的だったのを覚えています。若い世代の熊本出身者が仕事で困っていたり、顧客開拓で悩んでいると、年配の先輩らがすぐに周囲に声をかけてくれます。「こいつに客を紹介してあげろ」とか「OO会社の専務は良く知っているから、連絡しておいてやる」とか、目の前で何件もそんな会話があったのを覚えています。驚いて一緒に出た熊本人に聞いてみると、「それは当然ですよ。熊本は東京ではマイナーな県ですから、先輩後輩がお互い助け合うことが目的なんです。だから、若い人も参加するんです。」と。すごいなあ、新潟県人とは全く違うなあと思った記憶があります。新潟県OBの集まりには、小は町(郡よりも小さい、行政単位としての町)から同窓会、大は行政が主催するOB会などにも出ましたが、そんな経験はゼロです。どちらかというと、お互い仕事の話はあまりしないで、昔話に花を咲かせたり、お互いの元気を確認し合うという傾向が強いです。少なくとも、熊本の人たちとは全く違うと言っていいでしょう。わが校同窓会も昔は(といっても、いつのことかよく覚えていませんが、多分10年以上前)は、200人くらい出席して会場も都心の一流ホテルが会場でした。ですが、その後出席者数も減り、そもそも大きなホテルでやるほどの予算ではなかったからなのからかどうかはわかりませんが、今では「身の丈に合わせた会場」となっています。最近は日本プレスセンタービル10階にあるレストラン「アラスカ」を借り切ってやることが多いようです。当然、こちらの方が予算的にも低く開催されているようです。出席者も大体100人程度って感じでしょうか?今回の同窓会は4月に東京の大学に入学したばかりの「新人歓迎会」という名目もあるので、現役大学1年生が結構来ます。ですがその後は年齢と共に来なくなり、来るのは年配OBばかりとなってしまうのです。まあ、熊本県のような実利もないので、忙しい30-40代にとっては何の魅力もない会になっていると言っても言い過ぎではないでしょう。ですが、今回は予定より大幅オーバーで150人くらいの出席となったようです。その最大の要因は、NHKのキャスターとして有名な大越さんの講演があったからです。毎年新人歓迎会では、有名なOB(今回の大越さんやDeNAの南場智子さんなど)から無名のOB(実は私もモンゴル話をやりました)まで、OBによる講演会があるのです。大越さんは、新潟高校時代は野球部のエースでした。東京六大学でもやってみたいと思ったそうですが、早慶などの強豪校では甲子園のスターなど有名選手がたくさんいるので、とても叶いません。で、出場できそうなのは東大くらいということで入学したそうです。もちろん、それだけの学力があったのでしょう。東大時代に6勝だったか7勝だったかして、なんと東大初の全日本のメンバーにも選ばれ、全米学生選抜とも対戦したと言ってました。その時になんとその後大リーグ記録となる年間70本の本塁打を打ったマーク・マグワイヤとも対戦したそうです。その戦果は「見事、ヒットに抑えた!」と言ってました。ホームランにならずに済んだということです。大越さんの楽しい話のおかげで楽しく過ごすことは出来ましたが、こうした同窓会というのは今後どうなるのでしょうか?SNSの発達もあり、ある程度は誰が何をしているかはわかる状態になり、昔のように「おー、生きてたか!」なんて再会もない時代です。幹事さんは人集めに苦労しているし、誰もが絶対に必要という組織でもないので、基本的には細っていくのでしょうか?大学の同窓会は、三田会にしろ、稲門会にしろ、如水会もそうですが、大学や同窓会事務局が相当な資金を使って活動しているから、存続は間違いないでしょうが、高校というのは組織的にも脆弱です。継続できない学校も出てくるかもしれませんね。私としては、出られる限りは応援していきたいと思っています。