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カテゴリ:日本滞在(一時帰国)
昨日は5年ぶりにアメリカに住むベルギー人の友人Aさんに会いました。
彼とは、10年間も苦楽をともにパートナーとして仕事をやってきたので、外国人としてはもちろん一番親しいですし、すぐに打ち解ける存在です。彼は3月ごろ、韓国へ行くのでついでにモンゴルへ行きたいと言ってました。 ですが、スケジュール上困難となり私に連絡してきました。「まさか、3月2日や3日ゴロは日本にはいないよね?」と。なんという偶然!アメリカ在住者とモンゴル在住者が、たまたまこの日に日本にいるという偶然で、会うことになりました。 やはりアメリカも当然ですが、ビジネス環境は最悪だそうです。レストランなどは押し並べて売上は3割以上減の店が多いとも言ってました。そんな中で、小売業は健闘しているそうです。今まで外食だった人たちが内食に回帰したのでしょう。 「最近のアメリカ人は日本についてどう思ってるのかな?」と聞くと、「あまり関心がない。日本人の存在感も減っている」というとでした。彼の住んでいる東部地区でも最近日本人学校が1校閉鎖されたそうです。 他方、韓国人の存在感はすごいらしいです。NYの近くで、70万人もいる地域と50万人もいる地域もあるほどで、全米では500万人くらいいるそうです。韓国の人口の10%近くもアメリカにいるということです。 しかも、最初の世代は貧乏だったり、下働きのような仕事をしていましたが、今の若い世代は大学でも優秀な人が多く、社会的にもかなり尊敬させている存在なのだそうです。 企業進出で「転勤」として行く多くの日本人と「移住覚悟」で移り住む韓国人との違いが、ここへきて相当勢力的にはさがあるようです。 彼の韓国のでのビジネスは、昨年壊滅的な打撃を受け「もう倒産にするか」と覚悟を決めたら、競合他社が2社も潰れて、結局生き残ったのだそうです。今は、どこもそんな話が多いです。 時がたつのを忘れるほど時間があったいう間に過ぎましたが、私たちが会う時はいつも行くお店(ちょっと高級)は、ガランとしてました。ミッドタウンの近くですが、ミッドタウンそのものも最近はガラガラとか。 結局、私たちの他にあと一組いただけで、その組が帰ったあとは私たちだけでした。以前は、当日予約だと諦めなければならないこともあったお店ですが、やはり厳しいのでしょう。 話で盛り上がっているうちに、友人の女性社長のことになりました。私が電話すると「え?モンゴルから?」と言われ、Aさん電話を替わると一層盛り上がり、再び私へ。結局、近所のお店で合流することになりました。 「丁度、連絡しようとおもってたのよ。」とビッグサプライズがあると言ってました。聞けば、彼女の会社(従業員は10人ちょっとの小さな会社です)が、日経新聞や政府がやるある部門の「大賞」を取ったというのです。 しかも、先週内定の連絡が来たばかりと。日本にいた時、私もその部門の立ち上げの相談を受けていたので、本当に素晴らしいと喜びました。 そんなこんなで、旧友との楽しい再会ができました。「年齢とともに、昔の友人と会うのが楽しくなるのかな?」とも思いますが、モンゴルでは日々新しい方々と出会っているので、日本では旧交を温めて、ホッとするのが一番です。 今晩は雪だとか。暖かい東京に期待していますが、ちょっと難しそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.03 09:20:19
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