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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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島田隆の天職相談室 しまりゅう52さん

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2009.04.25
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大学の同僚から「友人が、投資とかコンサルティングの会社をやっているんだけど、あなたの話をしたら是非会いたいって言ってました」と言われ、気楽にOKしました。

で、今週、その経営者とランチをしました。聞いてみると、コンサルティングというよりは、PE(プライベート・エクイティ)に注力しているようでした。

モンゴルでPEやっている人がいるとは知らなかったので「実は私も20年前に日本でPEを始めましたが、その頃は誰もそんなことをやっている人もなく、仕事の意味すら理解されませんでした。」という話をしたら、いたく感銘してくれ、「是非、わが社に直接来て、わが社のことをいろいろ聞いて欲しい」と言われ、昨日の金曜日に行っていました。

元々は金融系のコンサルティングから出発したようで、そちらの方では7-8年の経験があるようですが、企業買収などの投資は最近始めたばかりのようです。

経営者はちょっとしたビッグファミリー出身の女性社長でした。一通りの会社についてのプレゼンテーションを行い、いろんな悩みを話してくれました。

外国の投資家が「モンゴルで投資をしたい」と言っていたのが昨年夏頃までで、その後はほとんどパッタリなくなったそうです。モンゴルの国内投資家は「元本と固定配当を保証するなら投資するが、期間は1年だけ」とか無茶苦茶言ってるそうです。

私が「そんな約束なんかしたら、あなたの企業グループなんて簡単に潰れちゃいますよ。」というと「やっぱり、そうですよね?断らないといけませんね。」と言ってました。

それより何より、ファンドの基本的な仕組みすらわかってないようで、リスクを相当持ちながら、ビジネスモデルが仲介業プラスアルファ程度でしかないのにちょっと驚きました。

私が、仕組みやフィーの取り方などを説明すると一生懸命メモし、「今度もっと詳しく教えてください」と言われました。おそらく何事も手探りでやっているのでしょう。PEという言葉だけ、何かで知って聞いてきているのかなと思いました。

この会社の投資先にちょっと興味ある会社がありました。それはマイニング(鉱山開発)の会社です。

私はもちろん鉱山会社のコンサルティングなど経験したことはありませんが、世界的な資源問題や、せっかくモンゴルに来ているということもあり、少しはマイニングの世界を勉強したいと思っていました。

(姉妹ブログ「モンゴルから見える日本の資源外交」 http://blogs.yahoo.co.jp/uncle_summy/30974980.html 参照)

彼女は、私がちょっとマイニングに興味ありそうに言うと「是非、その会社のことも見てください」と言います。まあ、私が見てもどうなるというものではありませんが、普通の日本企業とは全然違う世界があるようなので、ちょっとお付き合いしてみようかと思っています。

こちらでの話を聞いていると、日本の大手鉱山会社が海外でやってることは、単なる買い付けでしかなく、開発はあまりやってないのではないか?と思えるほど、ビジネスモデルが違っているように思いました。

まさに「山師」の世界です。日本の大企業はあくまでも、日本へ持ってきて日本のお客さんに資源を売るのが仕事だということなのでしょう。

彼女は「今はとてもいいチャンスなんです。比較的安い価格で、開発ライセンスを取得できるのです。でも、問題は投資家がいないことです。海外はリーマンショック後はほとんどだめでした。」と嘆いていました。

この他にも、投資先は農業関係(モンゴルでは農業はニュービジネスなのです!)やマイクロファイナンスの会社など、日本ではあまり見ることがない会社があるので、ちょっと興味を持っています。

やはり、実際に企業の中に入って見てみないと、コンサルタントなんていってもなかなかわかるものではありません。

彼女は、今週末から資金調達のためにアメリカへ行くそうです。彼女が帰ってきたら、多分もう少し具体的にいろんな会社の中身を知ることになりそうで、ちょっと楽しみです。

こうして、モンゴルで企業経営者に時々会っていますが、段々理解が深まってくるような気がします。ですが、とても日本でやっていたようなコンサルティングの商売はできそうにはないですけど。

まあ、日本の1970年代までは、似たような状況だったと思いますから、それはそんなもんなんでしょう。日本から突然現れた私のような人間にも興味を持ってくれる経営者が段々出てきたことの方が嬉しいです。






Last updated  2009.04.26 02:13:22
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