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カテゴリ:日本語教員・N学校
今日からセカンダリースクールの授業が再開されました。
以前このブログでお伝えしたように、現在モンゴルではインフルエンザ対策として様々な規制が行われています。 主なものは、レストラン、小売店に関するもの、交通機関に関するもの、そして教育に関するものです。 レストランの規制は、夜9時以降のレストラン、バーなどの営業禁止ですが、これは今後も当面継続することが決まりました。 飲み屋系の店は大打撃が続くようで、本当にこのまま年明けまで規制してたら間違いなく倒産、廃業が出てくるでしょう。 街の食堂ももちろん9時で終了です。レストランではないですが。各種イベントなども現在全て中止となっています。(なんと年に1回の日本語の検定試験も中止だそうです。) 地方と首都を結ぶバスや鉄道などが禁止されていましたが、それは19日から解除するとありました。 一部には、たまたま田舎に行っていた人が、ウランバートルに戻れない状態だったと聞きますから、さすがに規制継続は難しかったのでしょう。 そして学校です。大学以外の一般教育学校(日本語で書く時不便です。小学校とか中学校とか書けないですから)と幼稚園は休校状態でした。 それが今週23日から一般教育学校の6年生以上は再開となったのです。つまり、5年生以下と幼稚園は更に2週間休校が続くということです。日本の感覚でいえば、小学校6年生から高校2年生までは授業再開ということです。 私が教えているクラスは7年生、つまり中学校1年生なので、今週から授業再開となりました。私にとっては、今日25日が再開初日というわけです。 皆マスクをしてきました。こちらでは、色とりどりのマスクが多いので、ちょっと楽しいです。もちろん白が多いのですが、それは6-7割ほどでしょうか。 7年生も初心者クラスと初級者クラスに分かれます。初心者クラスでは「あなたのマスクの色は何色ですか?」という質問をしました。「黒です」「ピンクです」「青です」「緑です」などいろいろあり、中には柄模様のもありました。 「休みの間は何をしていましたか?」と聞くと、多くの子供が「テレビで勉強してました」と言います。よく聞くと、ある放送局でこの期間中に子供向けの授業を朝9時から夕方5時まで放送していたというのです。しかも複数のチャネルで。 「どんな授業ですか?」と聞くと「モンゴル語」「歴史」「算数」「理科」などのおなじみの科目が出てきます。 「英語」というのもありました。私が「日本語は?」と聞くと「それはありません」だそうです。ですが「ロシア語はあります」だって。やっぱりこういう公式の教育の場では、日本語はマイナー扱いのようです。 それにしてもやはり子供たちは元気です。授業も一生懸命だし、楽しんでるようです。やる気のない大学生相手よりは、よほど楽しいです。 とはいえ、今日も午後からその大学生相手にやらねばなりません。例のイギリス式授業ですが、残念ながらこの授業が一番モチベーションが低いです。 でも、それもあと2週間ほどです。始めたばかりだと思っていたら、早いものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.25 13:00:00
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