2881885 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

田崎正巳のモンゴル徒然日記

田崎正巳のモンゴル徒然日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

モンゴル2008

モンゴル2008

Category

Calendar

Favorite Blog

島田隆の天職相談室 しまりゅう52さん

Comments

愛読者@ Re:ブログ休載中(09/03) 長い間お疲れ様でした。どうかお大事にし…
Mei@ Re:ブログ休載中(09/03) お大事になさってください。ブログの再開…
あくつ@ Re:ブログ休載中(09/03) お大事にしてください。 再開を楽しみにし…

Freepage List

Headline News

2010.03.04
XML
ビザの件で、今日本に来ています。

ブログを読んでくださる方々から「ビザは大丈夫?」と聞かれるのですが、なかなか「はい、もう大丈夫です。」と言えないのが辛いところです。

1月20日のブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/mongolmasami/diary/201001200000/ 参照)にあるように、マルチビザ(出入り自由なビザ)取得のためには一旦日本に戻らないといけないということで、東京に戻ってきました。

大学の外務部とも話しあい、3月最初の週に日本に来てビザの申請をすることは1月の時点で決めていました。ですから、彼らも十分に準備の時間はあったのです。

具体的には、私が3月1日に東京にあるモンゴル大使館に行って、ビザの申請をし、翌週の月曜日にモンゴルへ戻るというものです。

ちなみに私の授業は春休みでも何でもなく、この1週間だけ休講ということになっています。

で、月曜日に渋谷の松濤の奥まったところにあるモンゴル大使館に行きました。ですが、その担当者は「モンゴルから招待状が来ていないので、申請書の受理もできない。」と言います。

私は「そんなはずはない。モンゴルの外務省も同意しているのだから、すぐに来るはずです。とにかく、この申請用紙は置いていく。」と主張しました。

モンゴル人の担当者は「本当は招待状が来てからでないと、受け取ることもできないのです・・・」と言いながら、渋々私の申請書とパスポートを受け取りました。

そして、私は携帯の番号を書いて「モンゴルから招待状が来たら、電話してください」とお願いしました。

火曜日になりましたが、何の連絡もありません。このままではヤバいと思い、モンゴルの大学の外務部に電話しました。

「いつ招待状を送るの?昨日、モンゴル大使館に行ったけど何も来てないって言われたよ。」と言うと「おかしいわね、今日火曜日の午前中には送っているはずです。念のため確認してみます。」と言われました。ですが、そのまま何の連絡もありませんでした。


水曜日になったので、さすがに「このままではまずい。そもそも招待状が来てからビザ発行までにも東京のモンゴル大使館で1週間かかるというのに、本当に8日月曜日に出発できるのだろうか?」と心配になります。土日は大使館はやってないので、あと2日です。

モンゴル大使館に電話してみました。すると再び「モンゴルからは何も連絡ない」と言うのです。

なので、またモンゴル大学の外務部に電話しました。すると「今日の午前中に、モンゴルの外務省から送ったので大丈夫です。」と言うではないですか。

私が「たった今モンゴル大使館に電話したら、そんなものは届いてないと言われたよ。」と反論しました。

彼女は「それはおかしい。じゃあ、東京のモンゴル大使館の電話番号を教えて。」というので教えました。ですが、その後も何の連絡もありません。

夕方に、再びモンゴルへ電話すると「モンゴルの外務省は送ったと言うし、日本のモンゴル大使館は来ていないと言ってます。」とやっと理解したようです。

「なので、大学の担当者が今モンゴル外務省に直接尋ねに行っているから、送られるのはいつになるかわからない。」と言いました。

そもそも1月からこの日程はわかっていたのに、彼女らと話していると私が日本へ来てから外務省が動き出したようなことを言ってます。

そうではなくて、私が日本へ行く前に動いて、私が大使館へ行く時には招待状が届いているはずだったわけです。

とにかくモンゴル人は、先の日程を決めて、そこから前倒しで何をしなければならないか、ということを考えられない人たちなのです。

誰が考えたって、日本のモンゴル大使館は招待状が来てから発行するのに1週間かかると言っているのだから、私が日本に到着する前に日本のモンゴル大使館に招待状が届いてないといけないのです。

ですが、彼女らのやったことを聞いていると、私が日本へ着いてから行動しているようなのです。

確かにそれじゃあ間に合うわけありません。何度もこのブログで言ってますが、モンゴル人は先の日程を決めて、そこから逆算していつまでに何をすればいいのか、という発想に本当に乏しいです。

結局、私が日本へ行ってから、やるべき行動を始めたようなのです。じゃあ、1月からスケジュールを決めたことは一体何だったのか?と思ってしまいます。

ですが、もう水曜日です。大学外務部側は「明日木曜日の朝には送られるでしょう。送られれば、その場ですぐに発行するはずです。」と言います。

私は「モンゴル大使館は1週間はかかると言っているから、もうかなり手遅れと言ってもいいのではないか?」と言いました。

結局、その水曜日は何もなく終わってしまいました。そして、今日、3月4日木曜日です。昼間から午後にかけて、ある会社と打ち合わせをしていました。

そこへ、見慣れない電話番号の電話が来ました。普段は、打ち合わせ中に電話を取ったりしないのですが、今日はどんな連絡が誰から来るかわかりませんので、打ち合わせ中にも拘わらず、電話に出ました。

電話の主はモンゴル大使館です。内容は、モンゴルから連絡が来たというものでした。私が時計を見ながら「はい、では明日取りに行きます」というと、なんと「明日はビザ業務は休業です。」と言うではないですか。

しかも8日月曜日はモンゴルの祝日とかでお休み。ですから、「9日火曜日に来て下さい。」と言われました。

私の出発は8日ですから、それでは困るわけです。私は「とにかく今日行きます」と言って、モンゴル大使館に行きました。

前回に引き続き、手数料は2万円余りします。ひどいもんです。モンゴルにおいて、モンゴル外務省向けのビザ取得費用として既に相当額払っていますが、そんなこととは関係なく、何でも取っちゃえ精神で取られます。

結局、ほんの数時間の差で来週火曜日になってしまう(モンゴルへの飛行機の時間の後!)ところでしたが、なんとか間に合いました。

というわけで、なんとかモンゴルへ戻るビザは入手しました。じゃあ、私のビザ問題は解決したかというと、全くそうではありません。

今回のビザは、今までのビザとはカテゴリーが違うというだけで、マルチビザでも何でもありません。単なる入国ビザです。

今後は、来週モンゴルに戻って、大学の外務部経由で外務省に申請し、ようやくマルチ・ビザの申請となるのです。

そして、その申請が通るかどうかは、今の私にはわかりません。本来は、日本でもらうビザがマルチビザである予定であったのに、現物を見ると単なる「入国ビザ」です。

ですから、現在は7合目くらいでしょうか。どんなに前から準備しても、実際にはモンゴル人が行動を起こさないと何も進みませんので、その辺は困ることがあります。

たとえ1カ月以上前に準備しようと、日本へ連絡するのは私が飛行機に乗った後です。で、こうしてギリギリになるのです。

こんなビザ問題を相手にしているので、せっかくの日本滞在もなかなか自由には予定を入れられません。

いつ大使館から電話があるかわかりません。現に、今日の午後もし4時から5時に予定を入れていたら、ドタキャンするしかないでしょうね。

とにかく、日本でやるべきことは終わりました。後は、モンゴルで本当にマルチビザが取れるのかどうかが今後のカギとなります。

その件がわかるのは、多分今月末ごろでしょう。それまでは中途半端な状態が続くでしょう。それがモンゴルなんですけどね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.03.04 23:32:41
コメント(6) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


ビザ問題   Ruby さん
マルチピザ、またもや違っていたのですね。

お話を伺っていると、大人の対応とは考えにくいですね。子供が大人に言われたからバタバタ始めている?ような印象を受けてしまいます。

連続的に物事を考えないように思考回路が働くでしょうか? よくわからないですね。

ビザで少ない人数から何度もお金を取るよりは、ビザなしで日本人にどんどんモンゴルに行ってもらう(観光やお買物などでモンゴルにお金を落としてもらう)仕組みを作る方がよさそうですが。

観光シーズンが短いから厳しいかもしれませんが。

でも、わざわざ滅茶苦茶寒い北国のオーロラツアーとか大人気ですよね。日本人もモンゴルの超極寒体験、結構試してみたい人が多いのではないかと思うのですが? (2010.03.05 00:03:09)

Re:ビザ問題(03/04)   モンゴル2008 さん
Rubyさん、ありがとうございます。

対応が大人とかどうかではなく、モンゴル的ということです。

連続的な思考回路はもちろんほとんどありません。以前このブログでも書きましたが、10秒先のこともなかなか考えられない人が多いのです。

私もビザなしでどんどん日本人に行ってもらう方がいいと思いますが、一説によると在日モンゴル大使館の経費負担がこのビザ費用の原因ではないかとも言われているようです。だから毎回2万円も搾取するわけです。モンゴル人の平均月給の7-80%もの金額ですからね。

はい、超極寒体験は、話のネタとしては面白いかもしれません。是非、おいでください。 (2010.03.05 08:08:14)

Re:ビザ、その後。(03/04)   watanabe さん
ベトナムで生活していると、約束は破るために有ると思えます。ある結婚式に行くことに成りました。夕方の5時からの披露宴です。自宅を出るのが、5時です。喫茶店で、友人と待ち合わせをします。6時にそこを出て、6時20分に会場に到着して、受付をします。そして、開宴は、なんと7時でした。8時半頃に流れ解散となりました。普段でも30分遅れは、早いほうです。わたしは、約束5分前をモットーとして日本で生活していましたので、常に待つこと久しの状態です。後進国には、時は金なりは、通用しないようですね。 (2010.03.05 13:03:37)

Re[1]:ビザ、その後。(03/04)   モンゴル2008 さん
watanabeさん、ありがとうございます。
日本人が時間を守る意識というのは、世界的にみるとある意味「マイナー」な存在なのかもしれません。アジア、アフリカに加え、イタリア、ブラジルなどのラテン系を加えれば、世界では時間をちゃんと守らない国の方が多いのかもしれません。
基本的に人間の時間に対する価格(要するに時給)が安いことも遠因だと思います。 (2010.03.05 21:46:14)

計画   東京Walker さん
計画準備というのは、仕事を進める上で極めて重要なのは言うまでもありません。たとえば建設工事などはこの最たるものと思われ、全体のProject進行のために、いつどのような資材や人材が必要となるかということから、それをいつまでに発注するか、というのが仕事の中心であることは間違いありません。
世の中にはこのような要求にこたえるための、Project Management Toolなども沢山あふれかえっているわけですが、これまで読ませていただいているような状況であれば、モンゴルという環境ではこのようなToolは必要と認識すらされないのでしょう。
面倒であっても、自分でプロセスを見えるようにし、それを関係者に見せながら、確認しながら、ことを進める以外に手法はないのでは?でもこんなこと個人がやってても、面倒なだけで結果は出ないのかも知れませんが。。。。
私の仕事上のモンゴル市場関係の人も、これから同様な苦労を強いられるのでしょうね、きっと。まあそれらの人のVisaそのものは企業がサポートするので、教授のようには困らないかも知れませんが。。。
シングルVisaで戻られるわけですが、これならば1月に戻ったときと変わりないのでしょう? (2010.03.07 10:31:04)

Re:計画(03/04)   モンゴル2008 さん
東京Walkerさん、ありがとうございます。
はい、おっしゃる通りです。モンゴルでも建設会社はもちろん計画を立ててやっていますよ。ただ、その通りにならない方が多いというだけです。彼らなりの努力はしていますが、いかんせん、国全体というか国民全体がこんな調子ですから、Project Management Tool以前の問題です。そういう考え方は、ちゃんとやることが当たり前と考えている人しか相手にしたことがないから、そう思うわけです。数百人単位の人にそういう考えを持たせるのはかなり大変です。

貴殿の仕事上のモンゴル関係の人ですか。ま、日本人であるのなら、ご苦労されることでしょうね。来られる時は、是非ご一報ください。
Visaなんて大した話ではありません。それよりもモンゴル人にどう時間を、約束を、規則を守ってもらうかを考えた方がいいでしょう。
恐らくモンゴル人のパートナーは「ウチは大丈夫ですよ。モンゴル人同士だから、やり方もわかっています。」と日本の本社の人にはそう言うのでしょうね。私の言っている意味は、その後にわかることでしょう。

1月の時のシングルVisaと今回はカテゴリーが違うのです。なので、明日帰国後に、その新しいカテゴリーのビザで、マルチビザを申請するのだそうです。結果は・・・今月中に出れば、大したもんでしょう。 (2010.03.07 18:13:52)


© Rakuten Group, Inc.