田崎正巳のモンゴル徒然日記

2010/05/19(水)01:32

資源政策フォーラムに行ってきました。(4)

世界とモンゴル(187)

3人のプレゼンが続き、さすがに疲れてきました。ここでお茶タイムです。 お茶は1階ロビーで用意されてました。ちなみに会場は2階です。 この光景は日本でも見られるような光景に近いです。コーヒーが入っている大きなタンク(?)みたいなのもありました。 ホテルのお姉さんがコーヒーカップにコーヒーをついでくれてます。早速コーヒーを取りに行くと、そこにはカップと3種類の粉が入ったカップがありました。 一番右がコーヒークリーム。二番目が砂糖。そして三番目がインスタントコーヒーです。つまり、客は自分の好みでそれらを適量カップに入れ、タンクの脇にいるお姉さんに渡すのです。で、お姉さんが優しくお湯を注いでくれるというわけです。 ここはホテルです。しかも宿泊のほとんどが外国人の立派なホテルです。でも、コーヒーはインスタントしか出せないところが、モンゴルなんですね。 モンゴルに来てからは、いつもはこういう場合は紅茶を選ぶようにしてますが、今回はさすがに本物のコーヒーを飲めると思ったのですけどね、残念でした。 大学の同僚の先生が小声で「あの人知ってる?」と聞きました。 この人は、モンゴルの初代大統領だそうです。良い感じで「良きモンゴリアン」という感じの人でした。 初代といっても、民主化したのは1992年ですから、その時に就任されたのでしょう。さすがに国民のほとんどは顔を知っているそうです。 この後もスウェーデン人の先生、チリ人の先生などの発表が続きました。そしてこのブログでも何度か登場している国家戦略局のヘッドであるKさんもプレゼンました。(私をモンゴル国立大学に呼んでくれた、当時の経済学部長) このKさんは、私の顔を見るなり「大変だったねー。心配してましたけど、大丈夫でした?」と声をかけてくれました。このブログを読んで頂いている方ならピンとくるかもしれません。 「ビザ」の心配です。「おかげ様で、なんとか半年かかって取得できました」と報告しました。彼も外務省などの役人が動かないことは、十分承知しているようでした。「その辺の問題は、まだまだなんです」と言ってました。 当初は、顔だけ出して適当に中座するつもりでしたが、9人のプレゼンを全て聞いてしまいました。 ビジネスの世界とはかなり違いましたが、興味ありながらも経験がない分野なので、結構勉強になりました。 結局、朝8時半から午後6時過ぎまでいました。たまにはこういうフォーラムもいいでしょう。 「完」

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