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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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島田隆の天職相談室 しまりゅう52さん

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2010.05.30
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カテゴリ:日本語教員・N学校
大学の卒業式の日程は未だに連絡ありませんが、今回は週に1回日本語を教えているN学校の話です。

N学校も卒業式は終わったように聞いていましたが、27日木曜日に「明日、国会で卒業式があるけど、出られますか?」との連絡を日本語の先生のDさんからもらいました。

卒業式?国会?国会で卒業式?一体どういう意味かわかりませんでしたが、どうも国会内に入れるようなのです。

私は是非行ってみたいと言いました。そのためには、パスポートナンバーと生年月日を事前に伝えるのだそうです。もちろん問題ないですが、問題は時間です。

「後で確認するけど、多分金曜日午後2時から」と言われました。実は午後2時からコンサルティングのお客さんの所へ行かなくてはならないのです。

うーん、国会は見てみたいです。日本の国会内部さえ見たことないわけで、多分そんな機会はそうはないでしょう。

実は、コンサルティングのお客さんの方は、最近先方の事情で何度も予定が変更され、「いい加減にしてよ」という気分でいました。

ですが、先方もさすがに恐縮しており、私が1度くらい予定を変更したところで文句を言われる雰囲気は全くありません。ま、2時間くらいの後ろ倒し変更は大丈夫でしょう。


こういう場合、日本であればどうするでしょうか?客への時間変更は全く問題ないという前提です。

多分、ほとんどの日本人ビジネスパーソンなら「今日の明日なんだから、お客さんに連絡して2時からの予定を4時にしてもらうようにお願いする。」に決まっている、と思いますよね?

私も日本でならそうします。ですが、ここはモンゴルです。モンゴルでは2つの予定がきちんとその通りに行く確率の方が圧倒的に少ないのです。信じられないかもしれませんが、例え前日であってもそういうことはしょっちゅうです。

私はDさんが「多分、明日午後2時から」と言ったのを聞いて、前日にも拘わらずお客さんには連絡しませんでした。日本でなら間違いなく「マナー違反」です。

さてその結果は・・・

「多分、午後2時から」と言っていたDさんからは、その後確認の電話は無く、木曜日の夜は過ぎました。

そして金曜日の午前10時頃、Dさんから電話がかかってきました。「さっき学長さんから電話がかかってきて、今日11時に来て下さいとのことです。」だそうです。

当日の集合時間の1時間前に連絡が来るのがモンゴルです。場合によっては「今、皆集まっていますから来て下さい」なんていう場合も、驚くには値しません。

こういう国の人に、1か月前から「いつ何時からですか?」なんて聞いても全く意味はないのです。前日夜ですらわからないのですから。

こういう場合、私も含めて日本人は「どうして?どうしてそんなこともわからないの?」と突っ込みたくなります。

私も何度も突っ込んだことはありますが、ほとんどの場合何も理由はありません。なぜなら、これはモンゴルにおいては普通のことなので、誰もおかしいと思っていないからです。

ラテン系は時間にルーズとか言われますが、モンゴル人の時間管理の概念はそんなもんじゃありません。

いい意味で言えば「常にフレキシブル!」で、要はいい加減、その場限り、他人の時間は気にしない、ということです。こういう点では、世界中(ちょっと大げさですが)を見回しても日本人と最も対極にある人々と言えるでしょう。

結果として、私は午後2時からの仕事へは間に合いそうです。午前11時であれば、かなり余裕でしょう。

モンゴルのスケジュール管理に対する勘は、結構当たります。

「続く」





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Last updated  2010.05.31 14:11:50
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