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カテゴリ:モンゴル国内旅行
二日目の夕食です。看板には食堂とありますが、屋外にテーブルを置いてあるだけです。
「食堂」はこんな感じです。 ここは川沿いの橋のたもとにある食堂です。なんせ、道中ほとんど店らしい店はないので、長距離移動者はここで腹ごしらえする人もいるようです。 長距離トラックも止まっていたので、ちょっと覗いて見ました。トラックが2台連なっているトレーラーのようなトラックがありました。 トラックの荷台の隙間からは、たくさんの羊や山羊が見えました。 ちょっと手を伸ばして、トラックの中を撮影してみると・・・ ぎゅうぎゅうにいます。相当な数です。トラックの運転手さんに聞いてみると、なんとこのトラックだけで100頭いるんだそうです。行き先はもちろん、大市場であるウランバートルです。 慣れているはずの運転手さんも、2-3日一緒に過ごすと情が移るのでしょう、これらが全部殺されると思うと、なかなか顔を見られないと言ってました。 私たちへの料理はツイバンというモンゴル風焼きうどんです。私は終始作るところを見ていました。 もちろん料理は全部屋外でやります。大きな鍋に油を敷いて、そこに肉を炒めます。その後、若干量の刻んだ玉ねぎと人参を入れて炒めます。 炒まったら、そこに水を加えます・・・が、その水が茶色いのです。かなりはっきりとわかるほど、茶色いのです。 そうです、すぐ傍を流れている濁流の川から汲んで来た水なのでしょう。水を溜めてある水桶の中を見たら・・・うーん、普通日本人はこれを「泥水」と呼ぶでしょうね。 でも、そんなこと構ってられません。食べるか食べないかの選択しかないのが、モンゴルの田舎です。 お茶も出ましたが、番茶みたいな色していましたが、これも「お茶の色」なのか「汚れた水の色」なのかは不明です。Uさんは泥水でしょうと言ってました。 ですが、とにもかくにも煮沸してあるわけですから、殺菌はしてあるということでしょう。そんなことをごちゃごちゃ考えていると、食欲がわきませんが、食べるしかありません。 さすが、モンゴル。盛りだけは大盛りでした。味云々のレベルではもちろんありません。値段を聞いたら2500トゥグルグで、ウランバートル市内の食堂と同じです。 私が「こんな田舎で高いですねー」と言うと、Uさんは「ここは観光地ですからね」ともっともなお答え。確かに、地元の人が来るはずもありません。 食事を終えて、出発です。トラックの運転手さんもウランバートルへ出発しました。 この運転手さん、朝青龍に似てると思いませんか? 本当はタイヤの修理をしたかったのですが、目的地のフブスグル県の県庁所在地のムルンに着いた時はすっかり暗くなっていました。 ですので、そのままムルン郊外のキャンプ地に向かいました。到着はもう10時は過ぎていました。 私は前日の鼾問題から、一人部屋となりました! 今日はここでお休みです。「明日からはテントで寝袋です」と言われました。が、この晩は熟睡できました。 翌朝見ると、泊まった小屋はこんな感じでした。 この日のツイバンの影響でしょうか?実は、この日だけで運転手のBoさん、国会議員Aさんのの奥さん、そしてAさんの孫のTくんの3人がおう吐しました。 まだ二日目なのに、もう3人が体調崩しました。この先どうなるんでしょうか?ちなみに、私はちょっと気分がすぐれませんでしたが、なんとか持ちこたえました。 (ご心配の日本人の方へ)モンゴルはそんなにひどい所?とご心配の日本人の方へ。 日本人が参加する普通のツアーは絶対にこんなところへ来ませんからご安心ください。日本人向けの食堂は安全ですから、誤解なきように。どうぞ、モンゴルへ遊びに来てください。 「続く」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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