田崎正巳のモンゴル徒然日記

2013/09/22(日)12:46

テレビ東京「未来世紀ジパング」の影響でしょうか?(1)

モンゴルでの日系企業(38)

ここ数日更新してないのに、急に訪問者数が増えています。 これはもしかして、今晩放送があったテレビ東京の番組、未来世紀ジパング【知られざる親日国モンゴルが沸騰】の影響でしょうか? きっとモンゴルを知らない人が見て興味を持ち、モンゴル関係でネット検索している中で私のブログにも立ち寄られた方が少なからずいるってことなんでしょう。とにもかくにも、モンゴルに興味を持ってくれる人が増えることは大歓迎です。 私も見ました。今日の午後、モンゴル関連の知人からこの番組がある旨教えてもらい見ることができました。 ご覧にならなかった方やモンゴルにいる人もいると思いますので、ここでちょっと内容を紹介しましょう。 基本的には大変モンゴルに対してポジティブな内容でした。というか、実態以上に「日本とモンゴルは強くビジネスで結びついている」という印象を受けるほどでした。 私の実感からすれば、日本企業の進出が少なすぎる!と思っているわけですが、番組的には「日本企業大活躍」的雰囲気でした。 ま、ほとんどの日本人はモンゴルのことを知らないので、これくらいポジティブに宣伝してくれた方が良いかもしれませんね。 まずは「大草原の国モンゴル・・・知られざる親日国」というところから始まりました。 UBの発展ぶりや世界的に見てもトップクラスの高い成長国であること(GDPの伸びは2年連続で世界第3位なんだそうです)などです。もちろん、お約束の大相撲も出てきました。 この番組は、日経新聞社もバックアップしているので基本的にはビジネス的なアプローチがメインです。 そんな中、新潟産のお米の話が出てきました。モンゴルでも最近は肉メインの食生活から日本式の定食屋さんなどが人気があると紹介され、米の人気も上昇中とのこと。 多分、ノミンでの買い物風景でしょうが、お米を買っている人にインタビューしていました。 モンゴル人男性がお米を買おうと手に取る姿を見て「お米は好きですか?」と。好きだというと「そのお米はどこの国のですか?」と聞きました。 これが例の「CAKYPA」(すいません、ちゃんとしたキリル文字ではありません)そう、サクラ・ブランドのコメだったのです。 サクラはモンゴルでも日本的な名前とされており、ケンピンスキーホテルの「さくら」やデパート前の「さくらベーカリー」でもお馴染の名前です。もちろん、両店とも立派な日本人シェフが美味しい料理を提供しています。 そのモンゴル人男性も当然サクラは日本の米だと思ったのでしょう。「日本の米ですよね?」と答える男性に「原産国を確認してください」というと、なんとチャイナ。 ヒャタッドと言ったかどうかは知りませんが、それを見て「え?中国?じゃあ、危険な食品かもしれないな・・・」と棚に戻してしまいました。 (これ中国人が見たら怒るだろうなあ。やらせかと。) そんな前振りから、新潟県のお米業者の社長さんがモンゴルでこしひかりを売る奮戦ぶりが放送されました。 1kg7000トゥグルグで売られてました。日本円で500円ほど。中国産のサクラは150円くらいですから、3倍以上になります。 新潟のお米が売れるといいですね。期待してます。 (続く)

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