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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2014.10.28
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こう言ってはなんですが、多くの場合、公共サービスも含めてIT化については日本の方が進んでいます。まあ、「そんなことは当然だよ」と思う方も多いことでしょう。

モンゴルの公的なATM設置所には、いくつものATMが競うように置かれています。見るからに「重複投資はもったいないなあ」と思えるものです。が、もちろんこれには理由があります。異なる銀行同士で回線がつながっていないのです。

つまり三井住友銀行のATMでみずほは使えない、ってことです。ですから、7-11やローソンのように「どこの銀行のでも大丈夫ですよ」なんてものは、そもそも存在しません。これは意外と不便です。

ATM自体は街を歩けば結構あるのですが、他行のは使えないのでお金を引き出せる場所がかなり限られているということです。

ショッピングセンターなどで3つも4つも並んでいるのを見ると、こんな高価な機械をなぜ効率的に配置しようとする力が働かないのか不思議です。全銀協みたいなのがないんでしょうかね?


でも一方で、オンライン化が進んでないので「進んでない方がいいこともあるな」と思う場面もありました。

私はモンゴルで2年間ほど運転していました。そもそも自分で運転する日本人は非常に珍しがられましたけど、その方が行動範囲が格段に広がるので運転していました。

もちろん、モンゴルへ行かれたことがある方ならお分かりになると思いますが「え?あんな交通ルール無視、マナー最悪のモンゴルで運転?」と言われることも何度もありました。

幸い、モンゴルで事故を起こしたことは一度もありませんでしたが、違反となると・・・ゼロではありません。

最初のはなんだったかな?確か一時停止違反か信号無視だったような気がします。モンゴルでは、本当にドライバーが違反した場合もありますし、何もしていなくても警察が気ままに停めて罰金を徴収することもあります。

最初は確かに信号が変わりかけだったような記憶があります。最初の時はドキドキしましたね。

もちろん、モンゴル語しか通じないのに、私にはモンゴル語はわかりません。車検証と免許証を出すのですが、相手も「日本人?面倒くさいなあ」という顔をしていました。

私は諦めながらも「どのくらい累積すると免許取り消しになるのかな?」「罰金っていくらくらいになるんだろう?」とちょっと心配になりました。が、結果は「その場限り」だということがわかったのです。

要するに、私の免許証を見て本部に連絡するわけでもなく、単にその場でお金を徴収するだけのことだとわかったのです。確か5000トゥグルグでした。今なら300円。その頃でも400円くらいでしょう。

私は思いましたね、その時。モンゴルではランドクルーザーやレクサスなど高価なクルマに乗っている人たちは結構います。数百万円もする車に乗っている人にたったの400円の罰金じゃあ、なんの反省材料にもならないんじゃないかって。

友人のBさんによれば「罰金が安いから、面倒くさくてもみんな従うんですよ。あれがもっと高かったら、きっと多くの場面で警察官と喧嘩になるでしょうね。」と。その発言は怪しい取り締まりもあるという前提なんですけど。

安い上に、免許は傷つきません。なるほど、そういうことかと思い、その後は結構気楽に考えるようになりました。

結局、モンゴルでは3回罰金を払ったように記憶しています。2回が確かに私が悪かったかな?というもので、1回は「あれ、おこずかいが欲しいの?」というものでした。

その時は結構警察官とやり合いましたが、最終的には「ま、400円だからいっか」って感じでした。累積記録が残らないので、きっとたくさんやっている人もいるんだろうなと思っていました。


最近の日本の新聞を見て、そのことを思い出したのです。「反則切符、携帯端末で」との題名の元、来年から警察が携帯端末を使いながら現場で処理できる容易にするとあります。

今は現場で警察官が手書きで切符を作成したり、電話で本部に問い合わせたりしていますが、その手間が省けるというのです。



なんで、こんな記事が気になったか?

実は、今月上旬にモンゴルで経験していたからです。10月上旬にUBでタクシーに乗っていたときのことです。UBでは渋滞がひどいため、バスレーンが導入されています。それを守らせようと、市内の要所には警察官が目を光らせています。

平和通りのしかもデパートの前付近で、それまで渋滞の中、一般車線をトロトロしていたタクシー(もちろん、白タク)の運転手が、突然ガラ空きのバスレーンに飛び出たのです。

私は思わず「やるにしても、ここじゃあないだろう」と思ったのですが、ほんの1分ほどで予想通り警察に停められました。

「そりゃあそうだよな、いくらなんでもここはまずいでしょ」と思って、車内で警察とのやり取りを見ていました。

すると、警察官は携帯端末を持っているではないですか。見た目的には、クロネコヤマトの携帯端末みたいな形で、プリンターまでついている優れものです。

印刷された切符を渡されて、運転手は若干落ち込みながらも運転再開しました。同乗していたEさんが「これで私たちを乗せたタクシー代は消えたね」とつぶやきました。

そんな光景がまだ記憶に新しいので、今回の新聞記事が私の目に飛び込んできたのです。

「モンゴルの方がIT活用で進んでいる分野があるんだな」と確信した瞬間でした。やるじゃない、モンゴル!





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Last updated  2014.10.30 17:26:21
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