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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2016.01.18
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先月モンゴルへの出張中、伊藤園の自販機を見つけたと本ブログに書きました。やはりあれは単なる「たまたま自販機があった」というのではなさそうです。

先日の新聞に伊藤園がグローバル戦略を本格化しているとの記事が出ていました。それによると、最近伊藤園は海外進出を本格化しており、アジアへの進出も活発化しているとのことです。

アジアはシンガポールベースとあります。そうなんです、シンガポールをアジア進出の拠点とする企業はかなり多く、日本企業も例外ではありません。

ここでいうアジアにはモンゴルも含まれます。モンゴルにはシンガポールから輸入されている商品が実際結構多いのです。

モンゴルのタイガービールは、皆さんご存知の通りMCSが運営しています。が、モンゴルで作っているタイガービールは瓶タイプだけで、缶ビールはシンガポールから輸入しています。

日本企業でも、ある日用品メーカーは生産国はタイだったり、インドネシアだったり、或いは日本だったりしますが、モンゴルへの輸出企業はシンガポール法人です。

ですから伊藤園がアジア強化をする時も、モンゴル向けは当然シンガポール経由であることが考えられます。おそらくその一環で、モンゴルにもITOENの自販機が設置されたのでしょう。

お茶は、アジア全体に普及しているので進出しやすいと思われるかもしれませんが、実は結構違いがあるのです。

東南アジアのコンビニでお茶を買った経験がある方はおわかりでしょうが、基本的に砂糖入りが主流なのです。それに対して、日本茶は無糖タイプで、むしろ少し苦さを感じさせる味となっています。

当然、当初は受け入れららなかったわけですが、昨今の和食ブーム、抹茶ブームそして健康ブームで、アジアや欧米でも日本茶の人気が高まっているのだそうです。今ではティーパックや粉末スティックも投入され、和食ブームに乗って販路拡大しているというわけです。

モンゴルでは、お茶といえばモンゴル伝統のミルクティー(スーテーツァイ)があるので、レストランなどでは紅茶を頼むときには「リプトン茶ください」という場合が多いです。

これは紅茶の普通名詞みたいに扱われて、リプトン茶じゃなくとも紅茶が出てきます。

これと同じのが「キャノンする」というのが「コピーする」と同じになっている例があります。ミノルタのコピー機でも「キャノンできます(コピーできます)」と看板に出ているほどです。

どうやらITOENはこの路線を狙っているようです。「日本茶ください」を「イトウエンください」となるレベルまでもって行きたいようです。

モンゴルには既に韓国から大量の緑茶が入り込んでいますので、それを覆せるかはわかりません。

濃い味に慣れた私からすると、韓国緑茶の味はなんだか薄い水っぽい味に感じますが、味というのは最初に浸透した商品が有利という傾向があります。

どこまで伊藤園がやれるかはわかりませんが、「日本茶のリプトン」を目指すITOENブランドに注目していこうと思います。





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Last updated  2016.01.21 18:33:49
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