田崎正巳のモンゴル徒然日記

2016/12/18(日)10:11

味千ラーメン、モンゴル1号店に行ってきました。(2)

モンゴル出張(141)

撮っても超ピンボケです。とてもブログに載せるような写真ではありません。結局、帰り際に日本の携帯(ガラケー)で撮ることしかできませんでした。 写りは今一つですが、こんな感じです。 メニューも日本では常識のサンプルがたくさん並んでました。 モンゴルにもあるかもしれませんが、ここまできれいに並んでいる食品サンプルはないでしょう。いかにも日本のお店って感じです。で早速、メインの味千ラーメンをいただきました。 確かに日本の味です。日本のチェーン店の看板を掲げているだけのことはあります。私は九州にも住んでいたことがあるのでわかりますが、確かに熊本ラーメンの味です。 もちろん、熊本でも有名な桂花ラーメンと同じかと言われれば、そりゃあ違いますが、それはチェーン店による差の範囲内と言えます。 但し、九州のとんこつラーメン(博多や熊本、鹿児島など)に慣れてない方だと「なるほど、これは日本のラーメンと同じだ!」とは感じることないかもしれません。 メニューはまずモンゴル語、次に日本語、次そして英語です。韓国人がやっている日本風和食屋さんは韓国語優先ですが、さすがにそれはないです。 まず驚くのは客が多いことです。午後2時すぎの平日水曜日なのに、ざっと見ても40人は超えてます。キャパシティは80席から90席くらいでしょうか。 カウンター席ではなくほとんどが4人掛けのテーブル席ですので、ほとんどのテーブルにお客さんがいるという状態です。一人客の私も4人掛けテーブルを占拠するわけですから、テーブルベースではほとんど満席です。 標準的な味千ラーメンが13500トゥグルグ(650円)で、他のラーメンは15000トゥグルグ(720円)から18500トゥグルグ(890円)です。 他にはすき焼き丼13500などご飯ものもあります。ざっと見回すと客単価は15000トゥグルグは十分いってるでしょう。モンゴルでは食事と一緒に飲み物を頼む習慣があるので、もっと高いかもしれません。 ですので、客単価は日本のチェーン店のラーメン屋さんに見劣りしないばかりか、一部の安価な有名チェーンよりは高いくらいです。 更に私が店側に日本人はいるのか?と聞くと、いないと言われました。これだけの規模の店を日本人なしで回せるのはすごいです。 中国をはじめ多くの海外店舗を運営してきた経験が生きているのでしょう。こちらで聞いた話では、日本からモンゴルへの進出というよりは中国展開の延長のようなので、中国で経験のあるマネージャーなのかもしれません。 確かに日本語ができるマネージャーらしき男性は普通のモンゴル人っぽい雰囲気ではなかったです。私の推測では内モンゴル人ではないかと思いました。 以前から友人のBさんや多くの日本帰りのモンゴル人が言っていましたが「本物の日本のラーメン屋さんがモンゴルに来たら、絶対に人気が出る」と言ったのは、とりあえずは証明されたような気がします。 味千ラーメンも先日本ブログで紹介した富山県の「麺家 いろは」も地方出身の店としての狙いは一緒です。 東京などへ進出するより、モンゴルへ進出する方がよほど市場があると睨んだのでしょう。他業界でも、こうした動きが出てくることを期待します。

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