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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2017.07.08
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モンゴルのニュースを見て書いてますので、若干遅いニュースかもしれません。

まず昨日言われていた「もう一度選挙があるかも?」という噂の根拠についてです。モンゴルの法律では、投票率が50%に達しなかった場合は、投票率が低かった投票所(50%未満ということでしょうか?)で再投票をしなくてはならないと決められてるそうです。

その場合は、第2回目の投票日から7日以内の週末に投票するという規定だそうです。有権者で投票しなかった人は、再投票に行かなければいけない、ということだそうです。しかしこの規定、よく読むとかなりいい加減な規定です。

今回は昨日7日金曜日が投票日でした。そこから7日以内というのは7月14日金曜日より前ということです。

14日より前の週末というのは、今日か明日しかありません。まだ最終結果も出ていないのに、今日か明日に選挙なんかできるはずないです。

本当にモンゴル人の「段取り力」になさには呆れてしまいますし、法律そのものも「現実を考えずに作った」としか言いようがありません。

百歩譲っても、こうした規定があることを考えれば、そもそもの大統領選挙の日程がおかしいということです。モンゴル人は「想定外」と言うかもしれませんが、想定内だからこうした規定があるわけです。



で、昨日の昼間の時点で今回の投票率がかなり低かったので(午後5時の時点で、38.44%)、50%に達しない可能性が報道されたり、噂されたりしたのでしょう。

結局どうなったのか?

どうもまだ確定ではないようですが、バトトルガになりそうです。今朝の午前3時のニュースでは、バトトルガ優勢とあります。この時点で
バトトルガ  608、859票
エンフボルド 494,950票
とかなりの開きがあります。

問題の投票率はどうか?

今回の選挙の有権者数は1、978、298人ですので、この2人の合計得票数1,103,809票から換算すると、投票率は約56%となり、選挙は成立します。

となると、あとは残りの開票を待つだけということですが、この票差からしてバトトルガの優勢は間違いないでしょう。

バトトルガの勝因?

というか、私から見ると、それだけエンフボルドに対する反発が強かったということだと思います。エンフボルドの知名度は抜群です。

エンフボルドの名前は、私は実績ある政治家としては全く知りませんでしたが、「不正」「賄賂」「自社ビジネスへの誘導」などの、要するに悪い政治家の代名刺のように耳にしていましたので、そのことへの国民の嫌悪感が強かったということでしょう。

日本の都議選もそうでしたが、最近の選挙は「どちらが素晴らしいか?」というよりは「どちらを落としたいか?絶対嫌なのはどっちか?」という消去法的選択が多いような気がします。そう言えば、アメリカの大統領選挙も「史上最低の不人気候補者同士の選挙」と言われていましたね。

何はともあれ、なんとかナーダムに間に合って良かったです。





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Last updated  2017.07.08 09:14:44
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