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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2018.01.21
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カテゴリ:モンゴル出張
今日のランチはモンゴル行く前から打ち合わせの予定を入れていましたが、例によってモンゴル式のドタキャンです。モンゴル式というのは、

1、非常に頻繁に起こる。躊躇せず、ドタキャンする。
2、相手への思いやりは一切感じないやり方で、自己中心的考えでしかない。

という意味です。

日本だって、やむにやまれぬドタキャンはあるでしょうが、普通は「できるだけドタキャンをしないように注意する」というのが前提です。ですが、モンゴルの場合はそうではありません。

ドタキャンの後、相手が日本人だと少しは「申し訳ない」という振りはしますが、そもそもそうならないように努力することは一切ありません。

相手への思いやりというのは、こういうことです。今日は12時から一緒にランチを兼ねた打ち合わせ(仕事上の打ち合わせです)をすることになっていました。

普通は当日午前10時くらいには場所についての連絡が入りますが、そうではありませんでしたの、こちらから連絡しました。すると、すぐに「後で連絡します」と返ってきました。

通常、「後で」というのは、「今手が離せないから、後で」という意味にとります。もし、そうではないなら、今の事情を説明して「30分遅くなる」とか言います。

もちろん、ここでの「通常」というのは日本のことであり、モンゴルのことではないのは当然です。が、相手は日本留学経験者で、そういう約束は基本的には守る人でした。

ですが、事情の説明もなければ、遅れる時間も言いません。要するに「待ってればいいじゃないか。俺には俺の予定がるんだから、何時間でもそこで待っていろ!」という意味です。

案の定、1時間以上も何の連絡もありません。また連絡すると「すいません」だけです。これから更に相手を待たせるのか、それとも目途が立っているのか、すら言いません。「すいません」はだけでは全く意味がありません。

これはモンゴル人によくあるパターンで「すべての行動は自分中心であって、相手がそれに合わせればいい」という考え方です。

私は、相手が普通のモンゴル人なら「約束を気にしないのはモンゴル人の習慣」だとわかっていますが、あの友人までもがそうなっていることには、残念ながらショックを受けました。

モンゴルでは「モンゴル人になる」という言葉があります。日本やアメリカへ留学して、最低限の常識やマナーを身に着けた人も、モンゴルに帰ってくると次第に「モンゴル人っぽくなる」という意味です。

そういう意味では、今回の彼も「完全にモンゴル人になった」と言えます。最終的には、午後4時ごろに結局キャンセルされました。

相手のことを考えているなら、午前11時にキャンセルすればいいのですが、そこは自己中のモンゴル人ですから、そんな気を遣うことはありません。できるだけ延ばして、相手がどうなろうと知ったことではありません。


モンゴルのことを良く知らない方は「いいじゃないか、そんな程度のことでグダグダ目くじら立てるなよ」と思われるでしょうが、そういうレベルでないほどに、そうした約束破りがこの国の習慣になっているのです。

それが、国際レベルの話になると「確かに我が国はお金を借りたが、ちゃんと返すとは言ってない」などという政府の態度につながるのです。あるいは「確かに約束はしたが、約束を守るとは言ってない」というもの、常套手段です。


というわけで、一人でランチに出かけました。外は昨日に比べても随分寒いです。そしてついに喉がやられてしまいました。

冷たい空気を吸い込むたびに、のどに痛みを感じたのでヤバいなと思いましたが、ホテルに帰ってからも風邪みたいな症状になってしまいました。風邪薬のルルを飲んだら、一層風邪を引いた気分になっています。

明日から始まる1週間、無事に乗り越えられるのか、まだわかりません。





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Last updated  2018.01.22 08:53:32
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