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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2018.06.18
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カテゴリ:世界とモンゴル
私は昔から民族に関心があり、世界各地の民族、特に少数民族側の視点に立った書籍や小説をかなり読んできました。

が、だからと言って民族の定義をここで書こうとは思っていません。民族の定義はわかったようでわからない話が多く、学者の間でも定説はないようです。

今回、自分の身近なところで起きた経験から少し考えてみたいと思います。今回というのは、先日の新潟知事選挙です。

国政はともかく、自分の故郷である新潟県の政治にはほとんど関心はありません。まあ、できるだけ新潟県が良くなってくれるような県政をやってくれればいいなと思う程度です。

6月10日の知事選も大して関心はありませんでしたが、どちらかと言えば新聞等で「安倍政権に審判を下す」というのを見て、いろんな問題で国民を無視しているというか軽視している安倍さんにお灸を据える意味でも、「野党議員が勝つのもいいんじゃないか」と思っていた程度でした。

なので私にとっては、大した関心はなかった中でも「原発再稼働よりも安倍さんへの警鐘」の方が興味がありました。で、当日午後8時過ぎに開票速報をネットで見ました。

衆議院選挙などでNHKは投票締め切りの午後8時を過ぎた途端に「開票速報」が流れます。何十人もの当選確実が1分もたたないうちに出てきます。

で、知事選もそうかと期待して見たのです。ですが、やはり地方の知事選なんてさすがのNHKも力を入れているようではなく、投票率0%のままでした。

その時NHKのHPで初めて与党系、野党系の二人の候補者のプロフィールを見たのです。

上記の理由で「なんとなく」野党系が勝てばいいかな、と思っていた女性候補は原発の地元柏崎出身の方です。確かに原発再稼働阻止を主張する気持ちが伝わってくる内容でした。

保守系候補はというと元官僚で、これまた「なんとなく」好きじゃないタイプに見えました。その時の私の心理状態はそうだったわけです。

ところが・・・彼のプロフィールを見たら、私の気持ちは動いてしまったのです。「この人いいじゃないかな?知事になったらいいな。」と。

なぜか?

元官僚:これは私には減点要素 
大学:まあ、官僚向けの標準的大学なのでプラスマイナスゼロ 
新潟県出身:新潟県知事なんだから当然でしょう。他県出身の落下傘役人ではないので、ゼロよりはちょっと上。でも野党候補者ももちろん新潟県出身なので、結局はプラスマイナスゼロ。

新潟高校出身:へー、同窓か?年齢も近いな。まあ、これはプラス要因だろうけど、新潟市長だって新潟高校だし、田舎はそういうもんでしょう。若干プラスだけど、心を動かかすほどじゃない。

佐渡出身:えっ?佐渡出身?佐渡生まれってこと?佐渡生まれで新潟高校なんて、そうはいないでしょう。私は未だ私以外には会ったことありません。もちろん過去にはいるに違いありませんが、間違いなく少ないでしょう。圧倒的に少ないでしょう。うーん、「このいい人かもしれない」と思う自分がいました。(笑)

この時のはっきりした気持ちの動きを覚えています。もちろん、単なる出身だけであり、政策とか人柄は無関係です。その時に思ったのです。「これがナショナリズムの原点か?」と。

で、考えました。今回の例でいえば、彼が日本人だからなんて理由はゼロです、当然です。新潟県人?これも全然。新潟高校?へー、とは思いましたが、心への刺激はゼロです。

つまり理由は佐渡であり、しかも佐渡出身X新潟高校という超マイナーな存在だからだと思わざるを得ません。

(続く)





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Last updated  2018.06.19 14:04:51
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