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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2018.11.08
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最終稿です。長いことお読みいただきありがとうございました。


自販機で食券を買うと自動的にその情報がキッチンに行きます。それを見て調理し、できると掲示板に番号が表示され「OO番の方、取りに来てください」と自動アナウンスが流れます。

そして食後はトレーごと、学食のように自分で戻しに行くのです。この間、ただの一言も店員と話す必要はありませんし、そもそも店員は全員キッチン側におり、こちらのテーブルのある場所に来る人はいません。

全くの非接触なのです。私は意識して耳を澄ましていましたが、店員は誰も何も客とは一切話さないのです。

もしかしたら「話せない」のかもしれません。唯一、一人の人が「いらっしゃいませ」という声が聞こえただけです。

なるほど、このために改装していたのかと思いました。店員は全員外国人でした。私の推測ですが、同じ店ではできるだけ同じ国の人を配置しているんじゃないかと思いました。

客とは話さなくとも、店員同士では話さなければならないことは多々あるでしょうから。今後はこうした日本人無人店舗ができてくるんだろうと思いました。

ですがこうした店はまだまだ少数派で、ほとんどの店では店員はある程度の日本語能力が必要でしょう。

ま、皿洗いだけならあるかもしれませんが、最近の大手では皿洗いも機械化してますから、接客が全くできない店員を雇うところはほとんどないでしょうね。

私が外食産業で期待できるのは、調理場に入れるかどうかです。大手チェーン店では調理場に入ってもあまり得るものはありませんが、個人経営の居酒屋とか割烹の皿洗い兼調理補助として入れるなら、それは大いに可能性があるのではないかと思います。

和食は世界的にブームになっていますが、どの国でも本物の和食シェフは足りません。足りないからこそ、即席のなんちゃって和食シェフが世界中にたくさんいるのです。

なので、「日本人が納得するレベルの料理」を目指すのではなく(これには10年以上の修行が必要)モンゴルでも他国でなら、ある程度そうした店で働いた経験は十分にアピールできるんじゃないかと思います。

モンゴル人は外見は日本人に似てますから、西洋人から見れば区別できません。

「ここの前はどこでやってたの?」「はい、4年ほど東京の料理屋で修行してました」なんて言えば、それだけで価値は上がりそうです。ただそういう個人経営の和食屋さんが簡単に見つかるかどうかが、最大の関門でしょうね。


以上、モンゴル人的視点で今回の就業可能業種を見てきました。どの分野においても、モンゴル人が増えるのは間違いないでしょう。

現在、技能実習生を日本に送り出す会社がモンゴルにどんどんできているようですが、そうした会社は一斉に労働者送りの会社に変わっていくのでしょう。

ですが、今回は本人が日本企業と直接契約するので、書類作成などのためにおかしな手数料は抜きにくいでしょう。

また最近人気低下気味のモンゴルの日本語学校人気も復活するかもしれません。

いずれにしても、本当に来年4月からこの法案が実施されれば、モンゴルにおける日本の影響が増すことは確かだと思います。

(完)





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Last updated  2018.11.09 09:59:51
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