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カテゴリ:昔の面白いブログシリーズ
「昔の面白いブログシリーズ」の第2回目です。2010年8月4日付けの「モンゴル人の特徴=非常識な友達?」を載せます。これは書いてから10年以上もたちますが、未だにアクセス数が多い記事です。
以下、再掲します。 モンゴルにいる日本人の方のブログを読んでいたら、面白い記事が目に止まりました。 「ちょっと非常識では!」と思う友人の特徴ランキングというのがgooのランキングに出ていたのです。 1位、1時間以上の遅刻に連絡なし 2位、モノを貸したら返ってこない 3位、出かける約束をしてもドタキャンが多い 4位、24時過ぎに緊急度の低い電話をかけてくる 5位、他の人に自分の悪口を言っている 6位、電話がいつもワンコール切り 7位、自分の恋人と二人で出掛けている 8位、小額のお金は貸しても返してくれない というものです。 当初私は全く疑いもせず、モンゴル人の特徴のランキングだと思って読んでしまいました。なぜなら、余りにも当てはまるからです。この中では5位と7位以外はほぼ完璧にモンゴル人の特徴として挙げられます。 もちろん、全員がそうだというのではありませんが、多分モンゴルに住む日本人のほとんどは、これらの特徴を「モンゴル人の特徴」と思っているでしょう。 このランキングの題名と決定的に違うのは、「非常識」というネガティブなテーマではないということです。 「日本人から見たモンゴル人の特徴は?」という設問の答えとして出てきそうだということです。 例えば、日本人は多くの外国人よりも集団的協調性があるとか、あまり自己主張をしないとか、そういう一般的な「特徴」であるということです。 ちなみに、日本へ留学していた人や、日本語を勉強している人の場合は、ここに挙げる特徴はあまり備わっていない場合が多いです。 ですから、このブログを読んでいるモンゴル人の方は「私は違います」と思われることでしょう。確かに、その通りです。 1位、1時間以上の遅刻に連絡なし そうですね、これはこのブログでも時々触れますが、遅れることはもうほとんど当たり前だと思った方がいいです。 遅れる時も、事前に「遅れます」という連絡はほとんどなく、こちらから連絡して初めて「ああ、1時間後に行きます」という返事ということも珍しくないのです。 2位、モノを貸したら返ってこない これも良く聞きます。返ってくることももちろんありますが・・・モノを貸したら、壊されて返って来た。滅茶苦茶にされて返って来た、という話もよく聞きます。 3位、出かける約束をしてもドタキャンが多い 1位とも関連しますが、ドタキャンは確かに多いです。仕事上でも非常に多いです。 基本的には、段取りとか予定を立てて行動するということが少ないので、急に入って来た話が優先してしまうことも多いです。それによって、ドタキャンの連鎖が起こるのでしょう。 4位、24時過ぎに緊急度の低い電話をかけてくる 私の場合は、これはあまりありませんが、モンゴル人を見ていると、深夜でもいつでもどうでも良さそうな電話を受けているようなので、こういうことは十分にあります。 5位、他の人に自分の悪口を言っている 悪口を言いあっているというのはあまり聞きません。もちろん、一部にありますが、それは日本人でもあることですから、取り立てて特徴というほどではないでしょう。 6位、電話がいつもワンコール切り これはしょっちゅうです。ワン切りでコールバック狙いです。95%以上の人が、料金前払い制なのでユニット切れが頻繁に起こります。 私は料金後払いですから、狙われやすいのでしょう。自分が電話持ってるのに「ちょっと電話貸して」というのも多いです。ユニット切れかユニット節約です。料金後払いの人はなかなか断れないというわけです。 7位、自分の恋人と二人で出掛けている これは聞いたことないです。男女ともに嫉妬深いと聞きますから、これはあまりなさそうです。 8位、小額のお金は貸しても返してくれない これはモンゴル人の間では一般的です。「金を貸す馬鹿」に「金を返す馬鹿」という言葉があるくらいですから。 モンゴル人の場合「お金貸して」というのは「お金ちょうだい」というのと同義語だと思った方がいいです。 日本でも「醤油貸して」と言って借りても、使った分を返す人はいませんよね?多分、あれに近い意味だと思います、モンゴル人にとっては。 それにしても、こんなランキングとモンゴル人の特徴がピタッとはまるというのは・・・ちょっと困ったものですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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