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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2018.11.14
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カテゴリ:世界とモンゴル
11月9日に日朝政府高官が、ウランバートルで接触していたとの報道がありました。当然日本側は拉致問題、北朝鮮側は戦後補償みたいな話なんでしょう。

ですが、良く調べてみるとここ数か月で結構頻繁に接触しているようです。日本側は警察庁出身の北村滋内閣情報官、北朝鮮側は統一戦線部の金聖恵(キム・ソンヘ)統一戦線策略室長とのこと。

今回の報道を各紙はどう伝えているかを知ろうとネットニュースを見ると、この両人は10月7日前後にもウランバートルで会っているようです。更にその前は、7月中旬にもベトナムで会っているとのことです。

安倍さんがトランプさんに「拉致問題も言及してね」とお願いした米朝首脳会談後、少なくとも3回は日朝政府高官同士で会っているということです。

一般の新聞報道では、どちらかといえば北朝鮮の外相だったか外務次官だったかの人が「それは解決済み。いつまで日本はそんなこと言ってるんだ!」的な発言しか目にしませんでしたが、水面下ではやっているんですね。

話の内容はともかく、私の関心はその舞台です。まず感じたのは、やはり日朝秘密会談には(現・元)社会主義国の方が北朝鮮は乗りやすいのかな、ということです。もっと具体的に言えばビザの問題もあるでしょう。

外交官でもない政府高官は、北朝鮮の場合どこへ行くにもビザが必要でしょう。今はいろんな制裁があるので、ベトナムや旧社会主義で北朝鮮の友好国であるモンゴル以外だとビザ取得も簡単ではないような気がします。

もちろん、中国なら簡単でしょうけど、盗聴やらなにやらなんでもありの中国では日本側はもちろん、北朝鮮側も避けたいのが本音でしょう。

2回続けてウランバートルということは、両者にとってもUBは結構使いやすいというか、安心感があるのかもしれません。

北朝鮮という特殊事情があるのは確かですが、こういう機会をきっかけに、「モンゴルは中立で安心な国」というイメージを植え付けたいですね。

難しい国際政治の話はいつもワシントンやパリで行っているわけではないのですから。

レイキャビクのあるアイスランドは人口わずか30万人の少国です。永世中立国スイスも小国です。

アジアではそのイメージがあるのは、米朝会談をやったシンガポールくらいでしょうか?香港はもう完全に中国ですから。

モンゴルへは、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、トルクメニスタンなどの中央アジア各国の国民はビザ不要です。

将来、こうした国々もいずれ国際社会に出てくることもあるでしょうから、その時こそモンゴルがその舞台となるのです。

中国でやるとロシアがイラつきますし、これらの国々にとっても経済的侵略だけでも中国の存在が大きいのに、政治も中国となるとほとんど吸収されかねません。

ロシアに関してはソ連邦崩壊を機に、カザフスタンをはじめとしてロシア離れを加速化させていますから、やはりもう巻き込まれたくはないでしょう。

そうなればやはりモンゴルです。そうなる日のためにも、モンゴルはより透明性、公平性を持った社会システム(自国優先の裁判所や外資差別などがない社会)を目指してほしいものだと思います。





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Last updated  2018.11.14 11:03:34
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