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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2019.02.23
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カテゴリ:モンゴルと中国
以前に、2017年7月26日付け本ブログ「風が吹けば桶屋が儲かる・・・は、本当のようです」(https://plaza.rakuten.co.jp/mongolmasami/diary/201707260000/)を書きました。

そこには、
「7月13日の本ブログで、外国の記事で「北朝鮮制裁のお陰でモンゴルが儲かる」というような趣旨が載っていたと書きましたが、やはり本当のようです。モンゴルの新聞でもそのことを認めています。モンゴルの新聞によると、北朝鮮の石炭に対する中国の輸入禁止のお陰で、その減少分を埋めるために2016年の10.4百万トンから79.5%もモンゴルから中国への輸出が増えたとあります。」
とあります。

要するに中国が北朝鮮からの石炭輸入を禁止したおかげで、モンゴルにメリットがあったってことです。

中国の経済低迷や世界的な石炭離れがある中も、今のところモンゴルの石炭輸出は比較的順調のようです。これにはやはり、北朝鮮からの輸入禁止の影響がまだ続いているということもあるでしょう。

トランプ大統領と金のハノイ会談で、もし仮に北朝鮮への経済制裁を緩めることになったら、中国は北朝鮮からの輸入を増やすでしょうから、そうなるとモンゴルへはマイナス影響がでそうです。

ですが、どうもその第二弾が出てきそうなので、もしかして再びモンゴルの石炭輸出に追い風が吹くかもしれません。それはオーストラリアです。

オーストラリアはつい最近まで中国の恐ろしさを知らずに「中国大好き、投資歓迎」を表明し、どちらかと言えば日本を冷遇してきました。ですがここにきて、さすがにノー天気なオージーも中国の怖さに気づいたようです。

つい最近、オーストラリアの永住権を持っていた中国人投資家が突然その永住権を取り消されるということがありました。

まさに突然で、香港にいるときに取り消されたそうで、永住権どころか入国禁止措置まであって、その投資家はオーストラリアに帰れないんだそうです。もちろん、財産や家族はオーストラリアにあります。

そしてその流れ(対中国警戒)で、中国・大連の税当局がオーストラリアからの石炭輸入量を禁止する措置を決めたそうです。メディアの推測では、今回の中国人投資家への取り消しに対する対抗措置だということです。

ま、中国が脅威なのは、オーストラリアが無知なため今頃知ったというだけのことですが、この措置はモンゴルへの好影響が期待できます。

オーストラリアは世界有数の石炭産出国ですから、そこからの輸入が止まれば、モンゴル産に大きな需要が期待できるでしょう。

中国はオーストラリアから年間8000万トン輸入しているそうです。モンゴルからは恐らく2‐3000万トンでしょうから、オーストリアからの輸入がストップすれば大きな影響があるでしょう。

北朝鮮問題やオーストラリアの中国問題は、直接はモンゴルには関係ない話ですが、どうも間接的にはプラスに働きそうです。

もちろん、こんなのは短期的なボーナスですから、これだけに期待するというわけにはいきませんけど。





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Last updated  2019.05.12 16:28:43
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