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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2019.02.24
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今月のとある日に、埼玉県内を走っていました。都内、特にうちの近所は「めちゃくちゃ」ガソリン価格が高いので、私は郊外を走る時にできるだけ給油をするようにしています。

ガソリン車からディーゼル車に替えてからは、給油の頻度が大幅に減ったうえに、1回あたりの費用もこれまた3割近く減り、エコエンジンの良さを実感しています。

冬になると思い出すのはモンゴルのスタンド。寒いのなんのって、マイナス30℃の吹きっさらしのようなガソリンスタンド、札束を握りしめたおばちゃんたちを思い出します。

当時はカードはほとんど普及しておらず、現金決済がメインでした。実際、私もクレジットカードでの支払いを断られたことがあるほどです。

今はほとんどはデビットカード(要するに銀行のキャッシュカード)決済なので、現金は少ないかもしれませんですが、100円が1000とか2000トゥグルグになるような国ですから、支払額もお釣りもたくさんの札束が必要なのです。

その札束を握りしめたおばちゃん(なぜか、中年女性が多かった)が給油してくれ、決済もお願いするのです。一瞬車外に出ただけでも震え上がるような寒さの中、本当にご苦労様です、といつも思っていました。

そんなことを思い出しながら走っていると、表示価格が安い店を見つけました。見れば経由単価がリッター108円。ほとんどが110円以上なので目に付きます。

ブランドはなし、店名も「油」だけ。これがモンゴルだったら怪しい店は避けたかもしれませんが、日本はどこで買っても品質は同じなので、ここで入れようと決めました。

ですがさすがの安売り店、道路にまではみ出すほど並んでいるのです。ま、急いでいるわけではないので、私も並びました。セルフ店はもう一般的になっており、私も慣れています。いや、慣れてたつもりでした。

まずはクレジットカードを差し込みます。ところが、入れても受けつけません。再度入れてもだめ。「XXカードか現金をお入れください」と機械が言ってます。

きっとXXカードは店のハウスカードか何だろうと思って、現金を選択しました。というか、選択の余地は現金しかありません。

詳しい説明を読もうにも、後ろは何台も列を作って待ってます。「なんだよこいつ、最初のカードか現金のことろで時間かけてんじゃないよ。さっさとやれ。」という心の声が聞えてきそうな雰囲気です。

で、現金を選択。そして給油。42リットルでした。支払いも5000円を切り、ハイオク時代とは全然違って嬉しいですね。で、お釣りです。お釣り・・・

なぜかお釣りが出てきません。使用明細は出てきましたが、お釣りが出ないのです。その代わりに、また機械が「XXカードをお取りください」と言ってます。

で、カードを取ってみると、そこには「お釣りの金額」が印字されていました。「えー、どういうこと?」誰かに聞こうにも誰もいないし、後ろはジーっと私を見つめる列です。

もたもたしてられないので、車を少し動かして再度カードを見ました。要するにお釣りは現金ではなく、この店のカードなのです。

支払いが4537円でお釣りが5463円と、お釣りの方が多いのです。現金じゃない。しかも使えるのはこの店舗だけのようなんです。(説明なし)

「何それ?詐欺じゃない?」と思ったほどです。だって世の中のお店のお釣りが全部ハウスカードになったことを想像してみてください。

クレジットカードは使えない、スイカも使えない、現金のみ。でもお釣りはハウスカード。スーパーで買い物してもお釣りはカード。新幹線の切符を買ってもお釣りはカード。焼き鳥屋で一杯飲んでも、お釣りはカード。

これじゃあ、あっという間に現金が手元から消えて、金額が印字されたカードだけが手元に残ります。そうなると、怖くて1万円札を出す気になれません。

今回の例で言えば、お釣りの方が多いので次回行ってもまだ残金が残る可能性はあります。少ない残金を使うには追加チャージをする必要がある、みたいなことがカードにかかれています。

これって蟻地獄みたいに抜け出せない仕組み?しかもその場所は、私には全く馴染みのない場所で、ついでの用事もなければ、わざわざ高速使っていくような場所でもないのです。

しかもです!なんと有効期限が1年間しかないそうです。つまり1年過ぎたら、全部没収ってこと。こんな商売は法的にいいのかな?申し上げた通り、選択の余地がない仕組みなんです。

うーん、なんか変です。消費者庁に相談するほどの話でもないしなあ。非現地住民ドライバーにとっては、ま、一種の詐欺ですね、これは。これ観光地でこんなことやったら、大問題になるでしょうね。

例えば、宮古島でレンタカー借りて、最後に返す前に満タンにする。そこで1万円入れたら、お釣りがカード。もう今日宮古島を出発する。ね、これはやっぱり詐欺ですね。

会社名が書かれてます。東京都中央区の「ライフ白銅」という会社です。HPを見ると、美辞麗句が並んでいて、決して「詐欺」とは書かれていませんので、自分たちは詐欺のつもりはないようです。

皆さんも、くれぐれもお気を付けください。





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Last updated  2019.02.25 23:31:05
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