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カテゴリ:日本とモンゴル(文化・交流)
「で、病院の住所は?」「わかりません」まあ、有名な病院なので調べればわかります。
「何号室?」「わかりません」そんなんで、どうやって届けるの?「旦那さんのエンフさんの携帯番号は?」「わかりません」「日本語話せるの?」「多分無理でしょう」 「だったら、アルタンさんに言って、エンフさんに電話して聞けばいいじゃない?」「いや、エンフさんには内緒で贈りたいのです。」 だったら、どうやって花屋さんは届ければいいのでしょうか?私は段々呆れてきて「じゃあ、送り主、送られる人、旦那さんの名前を正確に書いて、部屋番号も調べて、メールに書いてよ」と言って、とりあえずUさんからの連絡待ちました。 が、答えがなかなかないので、とりあえず近所の花屋さんに電話しました。当然ですが、無理。そりゃそうでしょう、もう5時過ぎです。 で、頭を切り替えて、病院の近くの花屋さんを探して、そこに電話しました。事情を話すと「わかりました。でも、もうすぐ病院には入れなくなります。今なら間に合います。どうしますか?」と言われ「はい、お願いしたいです」と答えました。 すると花屋さんは「では、ネットで弊社HPを開けて、至急申し込んでください。そこでカードで支払ってください。送られる方も受け取られる方のお名前も正確に記入してください」と言われました。ま、当然のことです。 で、私はその旨UさんにメールやSMSで依頼し、一方でHPをチェックしました。HPはありましたが、やはり詳細の記入が必要です。そもそも病室もわからないんですから。 私はUさんの返事を待ちました。催促もしました。待ちました。再々催促しました。が、電話もメールもそれっきり。モンゴル人特有の「自分が頼みたいときは、ガンガン催促するが、都合が悪くなると無視する」状態です。 結局翌日になっても連絡はありませんでした。 Uさんは日本の事情をよくわかっているし、無理なお願いだともわかっていますが、恐らくアルタンさんとうまく連絡取れないのでしょう。はっきり言って、アルタンさんは部屋の番号も知らずに言ってるんだと思います。 自分の段取りの悪さを棚に上げ、アルタンさんはきっとこう言ってるでしょう。 「日本には花を贈るシステムもないのか?」と。あるいは、「日本人は女性の日に花を贈る大切さも知らないのか?」とかね。 この手の「催促するときは無茶苦茶要求するのに、その後手の平を返して平然と無視する」というのは、私はモンゴルで何度も経験しています。 プライベートはもちろん、仕事でも経験してます。モンゴル人に多い傾向と言っていいでしょう。 そこに段取り力のなさが加わると、こうなってしまうという例ですね。モンゴル人から「至急対応してほしい」と言われたら、こうなる確率が一定程度以上あることは承知しておいた方がいいです。 モンゴル人の段取り力、ヤバいのは確かです。 (完) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.03.15 15:32:41
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