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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2019.05.19
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「昔の面白いブログシリーズ」の第13
回目です。引き続き、2008年12月16日付けの「素っ気なさは、モンゴルの特徴?」(2)を載せます。

以下、再掲します。


今日、たまたまクリーニングの引き取りがあったので、またまたそのデパートに行きました。私の人生で、こんなに頻繁にデパートに行くのは多分過去も未来も含めて、ここウランバートルだけでしょう。

その時、時計屋さんが目に入りました。実は、ここの時計屋さんは以前も立ち寄ったことがあります。モンゴルに到着早々、私の部屋に時計がなかったので買いに来たのです。ベッドの脇の目覚まし時計は日本から持ってきましたが、大きな掛け時計はこっちで買うつもりでした。

ですが、アパートの壁を見ていきなりコンクリートのように硬く(表面は何か張ってありますが、メチャクチャ硬いのです)とても掛け時計をかけるフックをつけられそうにないのです。

ですので、この時計屋さんで聞きました。「この大きな時計を買いたいのですが、家のアパートにはどうやってひっかけるのですか?」と聞くと、「それはこういう器具をつけます」と見せてくれました。それは、簡単にネジ回しか何かで付けられるような器具ではありません。

「これを一体どうやってつけるのでしょうか?」と聞くと「それは、この器具をつけてくれる専門の人を呼んで、ドリルを使ってつけるのです」というのです。

えっ??たかが、こんな2-3千円の安い壁掛け時計をつけるのに、工事の人を呼ぶの?しかも、どこにいるのかもわからないのに!それで、一気に買う気が失せたのです。

ですが、さすがにリビング&ダイニングの部屋に時計がないと不便です。私は家に帰るとすぐに時計を外してリラックスするのですが、そうすると一層不便です。

今日、時計屋さんの目の前を通って、やっぱり不便だから買おうと立ち寄ったわけです。結局、ちょっと大きめの置時計を買おうと決めました。

実は以前、中国製の置時計を買ったのですが、1日で壊れてしまい、安かったこともあり文句を言う気力もなく捨ててしまったことがあったのです。壊れ方があまりにもお粗末で情けなくなるほどでした。もちろん、モンゴルでの話です。

ここでは、例によって時計売り場に伝票を書いてもらい、それを「会計」に持って行って支払いを済ませ、その領収書を再び売り場に持って行って、実際の商品を受け取るというやり方です。

私は時計売り場のすぐ近くにある「会計」(キャッシャーとあります)に行きましたが、誰もいません。ちょっと待ったのですが、誰もいません。仕方なく、時計売り場に戻ると、「じゃあ、あっちのレジへ行け」と別の売り場のレジを指します。そこで並んで、ようやく私の番になると「これは時計売り場だから、あっちへ行け」と元の場所を指します。

またまた始まったモンゴルお得意の無責任の押し付け合いです。私は怒る気にもなれずに、買うのを止めようと思いました。

元々はクリーニング屋に来たのを思い出し、クリーニングを取りに行きました。ですが、帰って来てもまだ会計はいません。結局20分以上はたったでしょうか、やっときました。

ちなみに時刻は午後7時くらいで、デパートが一番混みあっている時間です。この30分間はこの付近の売り上げは全てストップしていたということです。

小売業で、夕刻の大切な時間に30分も売上ゼロでいいのでしょうか?日本であれば、こんな担当者は即刻クビでしょうね。小売業はいかに売り上げロスをなくすかに皆血眼になっているのですから。

私は、いかにも商売っ気がないというか、やる気がないというか、これじゃあ非効率以前の問題だなと思いました。

最終的には、その置時計買ってきました。さすがに中国製は買う気になれず、セイコーにしました。値段?5000円くらいです。日本のホームセンターなら半額程度でありそうな、飾りっ気も何もないベーシックな時計です。

まだまだ消費者よりも売り手優位の市場であることは間違いないです。

(完)





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Last updated  2019.05.20 11:57:53
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