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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2019.07.24
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「昔の面白いブログシリーズ」の第17回目です。2008年10月19日付けの「モンゴル雑感」を載せます。

公共交通機関が不足気味のモンゴルで、通学にタクシーを使う子どもを見ての衝撃を書いています。

モンゴルに住み始めて、1か月余りというモンゴル初心者時代の記事です。

以下、掲載します。



今日は久しぶりにのんびりできる日曜日です。私の生活基盤についての今のところの良いシナリオは、

・今日の夕方には風呂が直り、今夜にも湯船に浸かれる
・今夜は大汗をかいて寝て、明日には私の風邪も完治する
・明日大学での登録作業などの全てを終え、私の手元にパスポートが戻ってくる
・この手続きと同時に、社会保険などの書類が手元に来る
・モンゴル語科の学生になれる
・免許証の交付が終わり、晴れて運転できるようになる
・程度の良い車が見つかり、行動範囲が広く自由になる

と、ざっとこんなもんです。明日中には無理にしても、今週中にはこれらの課題には目途をつけたいです。どれもここ1-3週間、何らかの形で取り組んできたことばかりです。

さすがにいつまでも「滑って転んで」ばかりではどうしようもないので。とはいえ、モンゴルですから気張らずに行きます。

さてこちらへ来て早、1か月近くになります。そんな中で、感じたことを少しとりとめもなく書いてみます。

まず、驚いたのが「子供がタクシーに」です。

実は、以前から何度か耳にしていたことです。私の友人Bさんに以前モンゴルに来た時に聞いたことがあります。「ウランバートルは公共交通機関が少ないけど、冬マイナス30度とかになったら、皆どうするの?皆が車持っているわけないでしょ?例えば、スーパーへ買い物に行くのにどうするの?」と聞くと、こともなさげに「そりゃ、タクシーでしょう。」と。

私が「タクシー!?スーパーに買い物行くのにタクシー?毎日の買い物だよ。それはBさんちが裕福だからでしょ?私が聞いてるのは、普通の人だよ。」すると「そうですよ、普通の人もタクシーです。だって、寒いじゃないですか。」と言われました。

なんとなく腑に落ちない中、日本で私のモンゴル語のT先生にも聞いたことがあります。「子供たちが学校へ通うのに、マイナス30度とかになったら、どうするのですか?」すると「親が車で送っていくとか・・」私が「親が車ないとか、バスは遠い人もいるでしょ?」と聞くと、やはり「タクシーですね。」と言いました。私が「子供が通学にタクシー??」

たまたまT先生の姪っ子が東京に遊びに来ていたので、私は中学生の彼女に聞きました。「学校まで歩いて15分でしょ。冬、マイナス30度になったらどうするの?」と聞くと、当たり前のように「タクシー」と答えました。

どうもこの国では、大人も子供も普通にタクシーに乗ってるようです。ですが、私の経験や常識では、緊急時はともかく普段からタクシーで買い物や通学というのは考えられなかったです。ですが、見ました。

taxi

この子は、私と同じアパートの住人らしいです。私がタクシーを拾うと待っていたら、何のためらいもなく私の前でタクシーを待ち、やってきたタクシーを前からいた私を無視して先につかまえ行ってしまいました。

実は、これよく街で目にする光景です。子供がタクシーを拾っているのをよく見かけます。東京では、元麻布の子でも一番町の子でも、小学生が一人でタクシーを拾うなんて見たことありません。あることはあるかもしれませんが、少なくとも日常の光景ではないです。

確かにタクシー料金は大体は近場は200円以下ですから、安いといえば安いです。が、それは日本の所得感覚だからであり、日本の20-30分の1の国では、やはり相応なのだとは思うのです。この辺りは、よくわかってません。

Bさんは、「この国では結構みんな子供の時からタクシー使うんです。バスは怖いですし。」だって。Bさんの仕事のパートナーのEさんは、奥さまは車を持ってますが、珍しく本人は持ってません。そのEさんも「もう20年くらいバスには乗ったことないです。」だそうです。ちなみにEさんは30歳ちょっとでとても若いです。

もう一つは、物価でしょうか。

前にも書きましたが、こちらの物価は取り立てて安いと感じることはありません。なぜなら、食料品を含め肉以外はほとんど輸入品だからです。安いと感じるのは、タクシー代(市内は100円から多くて500円)、ローカル向けの大衆モンゴル料理店(但し、高級店ではなくとも普通のきれいなお店だと1000円以上)、病院代(ブログの通り)、地元産のミネラルウォター(500mlで30円くらい)くらいなものです。

細かい雑貨品はなかなか見つからないのですが、市内に「New Tokyo」という店がいくつかあって、そこではダイソーの100円ショップの商品を扱ってます。品数はうんと少ないですが、ちょっと便利なものが置いてあります。

パッケージも日本語のままで、日本の商品そのままで持ってきてるようです。これらは、200円から500円で売られています。これでもこちらの水準からすると少し安い感じです。

昨日、初めてクリーニングに出しましたが、シャツが1枚280円です。日本と同じか、日本の安い所より高いくらいです。それでもたくさん人が並んでました。

ガソリンも高いです。日本は安くなってきているとニュース見ましたが、こちらはハイオクで188円です。それでも大型のSUV人気は全く衰えません。

昨日、スポーツクラブを紹介されて、見学してきました。ジムとプールがメインです。フィットネスのスタジオの代わりに、バスケットボールができる広い会場があるくらいで、日本のスポーツクラブより「ちょっと落ちる」というレベルです。これで毎月120ドルです。もちろん、全然安くないです。ですが、朝から子供らが結構いました。

こと、お金のことに関して言うと、到着間もない頃ブログに書いた疑問は全く解消されていません。収入と物価水準、消費スタイルの不均衡です。副業の意味もまだわかっていません。少しずつ解明していきます。





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Last updated  2019.08.01 13:37:29
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Re:昔の面白いブログシリーズ(第17回)「モンゴル雑感」(07/24)   ひつじノブナガ さん
いつも楽しく読ませてもらっています!バスのほうが危ないという感覚は不思議ですね。1対1で相対するタクシーのほうが危険なような気がしますが・・・。
(2019.08.02 14:25:54)

Re[1]:昔の面白いブログシリーズ(第17回)「モンゴル雑感」(07/24)   モンゴル2008 さん
ひつじノブナガさん、ありがとうございます。
バスは非常に混雑しており、スリなどが多いですので、バスに乗るのを嫌がる人は結構います。最近のバスは多少は改善されているかもしれませんが。
確かにタクシーはほぼ全部「白タク」ですが、昼間子供が乗る分には心配いらないというイメージです。
(2019.08.02 15:34:31)


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