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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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島田隆の天職相談室 しまりゅう52さん

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2019.08.23
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私は日本国内政治にはあまり関心はありませんが、最近は外交問題、国際問題に国内の「少数の意見のみ」を代表するような行動が多いのが気になります。

確かに現在の選挙制度では低い投票率、多い死票、世襲の優位性などの問題があり、現在の日本政府を構成している人たちが必ずしも日本国民の多く(マジョリティ)を代表しているのではないという事実があります。それにより、政策的に仕方ない(社会保障問題など)部分もあるのは理解しています。

ですが、日本という国の国際的地位、日本人の品格にまでかかわるようなことを、ほんの一部の利益代表者のエゴで、国際的信用に棄損が続くような事態が続いていることに、大きな怒りと疑問を感じます。

ここのところ、そうした「日本人の評判を下げるような」政治的行為が続いていると思います。

まずは核兵器禁止条約への日本の不参加です。これは2017年に国連総会で採択された核兵器禁止条約ですが、ご存知の通り日本はアメリカの傘のもとにあるという理由で参加してません。

またそれ以外にも「この条約だけでは完全に廃絶することは難しい」などと屁理屈を述べて、不参加を肯定的に捉えている人たち(日本人)がいるのも事実です。

しかしながら、「完全に無くすことができない条約だから意味がない」というのであれば「殺人を完全に無くすことができないから、刑法は意味がない」とか「学校の勉強は社会ですべてが役に立つわけではないから、やっても意味ない」みたいな稚拙な論法で呆れてしまいます。

常日頃「日本は唯一の被爆国として、核のない世界を願う」などともっともらしい演説をしておきながら、やることと言ったら、アメリカのご機嫌を伺いながら参加しないのです。ちなみに、モンゴルも参加に賛成しています。

広島、長崎の市長が訴え、原爆被爆者らが条約参加を訴えても、日本政府は参加しようとしません。

これでは「唯一の被爆として国際平和に貢献云々・・」という演説が絵空事であり、日本はダブルスタンダードの国だと思われても仕方ないでしょう。

多くの国民感情としては、参加の方が不参加よりもいいと思っていると思います。では誰が不参加を応援しているのか?一部の防衛族議員?

その後ろには誰がいるのかわかりませんが、政府は「不参加してくれという人がこんなにいるんですよ」と明示すべきだと思います。テレビ番組でも貿易戦争みたいなのはよく公開で議論されるけど、この話には及び腰のように見えます。

次はクジラ問題です。これもついに国際捕鯨委員会(IWC)を昨年脱退しました。「日本文化を守る?」本当ですか、それ?

「どこにそんな文化があるんだ?」「食文化って、時代と共に変わるんだぞ」などいくらでも反論したくなります。

まず食文化について。私くらいの年代でももうクジラの味なんか「懐かしい味」でも「食べたくなる味」でもありません。どちらかといえば、「大したことないのに、高い値段の肉」って感じです。

日本の一部の地域(自民党総裁や幹事長の出身地くらいかな?、超マイナーです)にクジラを取って食べる習慣があったのは認めます。

が、ここまで問題になって、しかも何十年もの間商業捕鯨なしでやってきたんだから、もうそのまま禁止でいいと思います。

それでも多くの人が食べたくて食べたくてしょうがないならわかりますけど、今は「押し売り状態」なんです。どういうことか?調査捕鯨という名目でクジラ漁を続けてきましたが、それで捕れた肉が実は余っているんです。冷凍庫一杯に。

スーパーだって、よっぽど大きいところじゃないと売ってない。どのスーパーだって、消費者が求めるなら売りますよ。要するにニーズがないのです。

バカもいい加減にしろと言いたいのは、農水省は「クジラの需要を伸ばそう」と販売促進にお金(つまり税金)を投じているんです。それでも効果はない。つまり日本人全体として、クジラ肉への需要がないことが証明されているんです。

なのに食文化云々と屁理屈を付けて、クジラを捕り続けようとする。これは完全に供給者の論理でしかなく、食文化を構成するほとんどの日本人はそんなこと思ってもいないのです。

外国では「韓国人が犬を食べるのと同じように、日本人はクジラを食べる」と揶揄されます。99%以上の人には迷惑でしかないクジラ漁は即刻止めてもらいたいです。

クジラに比べれば「レバ刺し」の方がずーっと、ずーっと日本人の食文化に馴染んでます。

でも、厚生労働省の通達1つで、私たちはあの安くて美味しいレバ刺しを食べられなくなったんです。こっちの方がより多くの日本人にとっては、影響大です。

そして象牙。象牙の市場を閉鎖しようという話です。象牙を取るための狩りがどんなに悲惨かは写真などでお見せしたいところですが、あまりに悲惨なのでやめときます。

こんなの市場を閉めればいいじゃないですか。今印鑑で象牙を使っている人がいる?売買を止めればいいんです。木もあるし、プラスチックも立派です。

それもできない?一体日本のGDPのどのくらいの人が困るんですか?大企業をリストラされた人の数、就職氷河期で苦難を歩んだ人の数とどっちが多いんでしょうか?これこそ、超少数派のために、日本という国の品位が貶められているのです。

私は言いたいです。これら(核不参加、クジラ漁、象牙継続)をどうしてもやりたい人たちは名乗ってほしい。裏で政治家にこそこそ金使って画策しないで、堂々と多くの日本人の前に登場して名乗ってほしいです。

なぜなら、ほんの少しの利益者のために大多数の国民の品位が貶められ、外国から個人的にもあらぬ誤解を受けるからです。

そして明確に主張してもらいたい。「1億人以上の日本人の品格を毀損しても、私たち少数派の利益の方が大事なんです!」と言ってほしい。

そして公開で議論してほしい。それができないなら、ぐずぐず言わずに、引っ込んでもらいたいと思います。





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Last updated  2019.08.27 21:30:57
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