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カテゴリ:世界とモンゴル
先日のテレビの情報番組でのこと。東大教授の姜尚中さんが韓国情勢の解説の中で「愛の不時着が世界的にヒットしており、影響力もある」と話していたのを聞き、ちょっと興味を持ちました。せっかくNetflexを契約していることもあり、見てみました。 私はあまり韓流ドラマは見る方ではないですが、それでも「冬のソナタ」や「天国の階段」くらいは見ました。韓流ドラマは、噂通り一度見始めると「ハマる」傾向にあるのは確かだと思います。 まだ全部見たわけではありませんが、その途中で大きな気づきがありました。それはロケ地のことです。駅や鉄道シーンを中心に多くの場面でモンゴルが登場するのです。場所はウランバートル駅だったり、ナライハ方面の草原だったり、更には列車の中のコンパートメントだったりで、わかる人が見ればすぐに気づくようなシーがたくさんありました。 聞けば、モンゴル人の間では「愛の不時着のロケ地はモンゴル」というのはかなり有名なんだそうです。しかも撮影には100人以上のエキストラが動員されていたとのことです。確かに村人っぽい人や駅の通行人に、いかにもモンゴル人という顔の人が多く出ているのには驚きました。
モンゴルを舞台にしたいくつかのシーンをご覧いただきましょう。
なんでロケ地がモンゴルになったのか?多くのシーンは韓国内での撮影のようですが、実際の鉄道を走らせるシーンとなると、韓国人だと「見てすぐにわかる鉄道や駅」がたくさんあるでしょうから、場所を韓国外に求めたのでしょう。
候補地としては、社会主義っぽい鉄道という意味では中国やロシアも考えられますが、撮影の自由度や北朝鮮っぽさからモンゴルが選ばれたのかもしれません。
撮影時には相当背景には気を付けたことでしょう。キリル文字が見えてしまっては台無しですから。これからご覧になられる方もおられるでしょうから、是非とも背景のモンゴルを大いに楽しんでください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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