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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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島田隆の天職相談室 しまりゅう52さん

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ビジネスinモンゴル

2009.10.28
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今日は、モンゴルで現在進行中のリゾート地を見に行ってきました。

モンゴル人の友人のBさんがコンサルティングをしている先が、モンゴルでリゾート開発を進めています。

その中で、ある施設について私に相談がありました。私は即座に「それなら、日本にいるKさんに相談するのが一番いい」と考えました。

Kさんは、私がコンサルティングを始めた時の同僚です。彼女はその後、リゾート関係の再生ビジネスを経て、リゾート施設関係の会社を経営しています。

私は早速モンゴルから彼女のオフィスに電話をしました。突然の電話であるにもかかわらず、彼女はすぐにこちらの事情を理解してくれました。

他でも何度もこういう経験をしてきましたが、20年もの時を経てもすぐに打ち解けわかりあえるのが、コンサルティング仲間のいいところです。しかも、相当の信頼感をベースに。

一緒に仕事をしたのはたったの3年なんですが、長年会ってなくても、連絡取ってなくても、その信頼関係がずっと続くところにこの世界のすごさを感じます。先月来蒙したUさんも全く同じです。

というわけで、メールや電話ではなかなかわからない部分もあるので、「旅行がてらに一度来てみてよ」と来てもらうことになりました。

そして、昨晩遅い飛行機で到着し、今日Bさんと一緒にKさんを連れてそのリゾートの建設中の現場に行って来たというわけです。

早速、現地へ行ってみました。そこはウランバートルから車で20kmほど(直線距離では12kmくらい)の、都心からはかなり近いと言える国の自然保護地区の中にあります。

リゾート地は、スキー場、ゴルフ場そしてホテルからなる複合施設です。

まずは今年中にオープンする予定のスキー場を見ました。私はスキーが好きなので、興味深々でした。Kさんの専門とは関係ありませんが、私の方がいろいろ質問してしまうほどでした。

ski
これがスキー場です。来月のオープン目指して、人工雪をまいています。




jinkouyuki
人工雪の機械は、こんな感じでフル稼働していました。

モンゴルは、もちろん自然の雪も降りますが、たくさん積もるということはありません。ですが、一旦積もれば、気温が低く簡単には解けないので、長持ちするでしょう。

おそらく、人工雪と自然の雪のミックスで雪面を作ることになるだろうとのことでした。マイナス30度のパウダースノーも体験してみたいです。



yuki
第一次工事は、緩斜面中心のようです。将来的には、中斜面の工事も進むとのことでした。


スキー場を後にし、ホテル予定地へ行きました。全体の敷地は当然ですが、かなり広いです。

ホテルは、少し小高い所を予定しているそうです。建設はまだ先です。その敷地から見下ろすところにゴルフ場の建設が進んでいました。


golf
まだ全くゴルフ場とは思えませんが、造成は進んでおり、来年にはオープンしたいと言ってました。ここから見える平地の部分がゴルフ場予定地です。ここにまずは18ホール作るそうです。




hotel
ホテル予定地は、小高い部分で、私たちの影が見えるところです。ちなみに、ここに見える雪は自然の雪です。


私の写真の撮り方の問題で、残念ながら雄大さは伝わらないかもしれませんが、都心部から車で30分程度でこんなリゾートができるなら、人気が出るかもしれません。

私としては、まずは年内にオープンするスキー場には是非行ってみたいです。

Kさんは、さすがに国内外のリゾート関係に詳しいだけあって、様々な角度からこの敷地を見ていました。

ホテル及びその付属施設のオープンは2年先になるでしょうが、モンゴルで最初の本格的リゾートになることでしょう。

視察後、都心のオフィスに戻って、今後について話しました。Kさんはかなり忙しそうですし、日本にいるということもあり、今後どこまでこのプロジェクトに関わるかはわかりませんが、こうしてモンゴルとの接点ができただけでも、私としては嬉しいです。

結局朝から、視察、ランチ、午後の会議、夕食とずっとご一緒しました。20年もの間一緒に仕事したことはありませんでしたが、何の違和感もなく話せるところに「共通の体験」「共通の価値観」を持つ強みを本当に感じました。

短い滞在ではありますが、Kさんにも得るものがあるといいなと思います。






Last updated  2009.10.29 00:47:15
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2009.10.23
最近、ちょっと忙しくなってきました。

23日金曜日も朝からコンサルティングのクライアント先へ行って、昼過ぎまでインタビュー。午後は、アドバイザーをしている会社へ行きました。

いつものようにこの会社の投資案件などの報告を受けていました。すると「・・・なので、この後その中国の会社の人がここへ来るので、一緒にお願いします。」と言われました。

「え?何?中国の会社?一緒に?」なんだかよくわからない展開です。なぜ私が??

要するに、現在投資を検討中のある鉱山関係の会社の大きな取引先になりそうな中国の会社があり、そことの取引が現実的になりそうだというのです。

つまり私のクライアントの会社はまだその鉱山会社を買っているわけではないのですが、「将来の親会社」として中国の会社が商談を進めたいということらしいのです。

私は「それはわかるけど、なんで私がその席に同席するの?」と疑問に思いましたが、そうこうしているうちに、中国の会社の人たちがやってきました。

こちら側には、クライアントの会社の社長、このプロジェクトのマネジャーEさんと私。先方は、2人という状況です。

名刺交換するも、先方から見たら「大学の先生?」の名刺を出すモンゴルにいる日本人なんて、ほとんど意味不明でしょうね。

しかも、最悪なのは言葉の問題。こちら側はモンゴル語で話し、それを先方の1人が中国語に訳します。

そして先方の代表の方は当然中国語で話し、それがまたモンゴル語に訳されるわけです。そこには、日本語は当然ですが、英語も入り込む余地はありません。

そんな状況なのですが、私は初めて「外国人の商談」の現場にいたのです。コンサルティングや経営に関する話は、外国人の人とも話した経験はもちろんあります。

が、いわゆる「普通の商談」となると、自分で会社を経営していたころまで遡らないと、そんな場はありません。

ましてや、外国企業対外国企業の商談です。言葉はわからないのですが、時々隣にいるマネジャーのEさんが手短に私に通訳してくれます。

最初の長いやり取りは「これはそれぞれの会社の自己紹介です」とか。そこで私はトップの責任者同士が会うのは、今日が初めてだ、と知りました。先方とはEさんが前回の中国出張で一度会っただけだそうです。

私はモンゴル語と中国語のやり取りの間、手持無沙汰で先方から頂いたアニュアルレポートや会社案内を見てました。

すべて中国語と英語で書かれているので、私でも理解できます。フムフムと読み進んでいると「え?この会社(今相手にしている中国の会社)そんなにでかいの!」と驚きました。

なんとフォーチュン500に入っているんだそうです。しかも中国銀行(Bank of China)からの信用格付けがAAAなんです。S&Pとかとは違うんでしょうけど、でもまあバンチャイ(Bank of Chinaの通称)のAAAもなんか凄そうです。

で、この会社は資源を買いたいのです。私のクライアントの会社が投資予定の会社が生産するであろう資源を買いたいと言うので来ているわけです。

そこでの商談は、なんと言いますか、全然日本的ではなく、実質的に物事がどんどん進んでいきます。

わずかながらでも、Eさんから通訳してもらったり、解説してもらった言葉を拾うだけで、印象的なことがいくつもありました。

Eさんは、最近の中国の「海外資源漁り」についてこう解説してくれました。

中国政府の方針では、できるだけ資源は外国から買いたいと思っています。自国の資源はなるべく使わず、将来外国から買えなくなったり、地球上に枯渇したりした時に自国の資源を使うのだそうです。

これは昔のアメリカの石油政策に似てるなと思いました。外貨もたくさんあるし、こういう背景で世界中で中国は資源を買っているのです。

先方はまずこう切り出しました。「現在、世界的に経済が困難な状況にあります。中国政府は、こういう状況だからこそできるだけ隣国のモンゴルから買える物は買いなさい。」と指導しているそうです。

つまり隣国を助けなさいという意味です。しかも特段、値切る雰囲気はありません。

先方は「300tでも500tでも買います。1000tでも買います。量は多いほどいいです」と言います。

ちなみにクライアントの投資先予定の会社は、ある資源を年間150-300t程度、精製して供給できる能力があります。ですので、先方のニーズに応えるには当然追加投資が必要になります。

追加投資となると、こちらも長期で考えないといけません。すると先方は「契約は長期を希望します。」と言います。

こちらが「3-5年を希望します」というと「もちろんそれで結構です。もっと長くても良いです。」とあっさり返ってきます。

「量の約束は大丈夫ですが、価格は固定せずに世界の市場価格にしましょう。」とこれまたフェアーです。

そして、商談後半は「では、今日同意したことことを早速合意書(メモランダム)としてまとめ、調印しましょう。」と話が早いです。

日本の会社だったら、ほとんど初めての商談だったら、最初は様子見で「とりあえず、お互い持ち寄って検討し、次回また協議しましょう。」とでも言いそうな内容なのに、トップ同士が出てきて、早々に決めてしまいます。

もちろん、そのメモランダム調印後、鉱山現場の調査や品質チェックなどありますが、年内にはそれらを終えたいと考えているそうです。

これでは日本は負けますね、確かに。日本企業でしたら、そもそもモンゴルでもどこでも今までほとんど付き合いのない会社から、しかもその親会社が変わろうとしているようなある意味不安定な時期に、こうやってトップがやってきて即座にまとめるなんてとてもできないでしょう。

相手はフォーチュン500です。こっちは、小さな鉱山会社です。ですが、この契約がまとまれば、当然安心して生産能力を倍増、あるいはそれ以上に増やす投資の意思決定は簡単になるでしょう。

私はこの件では別に何も貢献はしていませんが、このプロジェクトのアドバイスをしてきているので、なんだか嬉しいです。買った後、企業価値はすぐに何倍にもなるでしょうから。

私は言葉のやり取りがわからない分、じっと両者の顔や態度を観察していました。中国側には、全く尊大な態度はなく、真しで無駄なことは一切話さず、好感が持てました。

更に、モンゴルという国や人々への配慮も感じられ、随分大人(おとな)な中国に見えました。

なんとなく私たちが新聞などで目にする「ちょっとわがままそうな国」「自己チューの国」というイメージとは全然違います。

中国は、途上国の国々のリーダーという自負もあるのでしょう。かなり優しく、大人(たいじん)の国に見えました。

最後にEさんは、中国は資源だけでなく、農地も買っているそうです、と教えてくれました。なんでも既にアフリカに200万ヘクタールもの農地を買ったそうです。

実感のない数字ですが、140km四方余りです。日本の都府県の平均サイズの3倍以上の大きさです。(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に茨城県を足したよりも少し大きいくらい!?)

将来、大量の農民でも送るのでしょうか?これだけの大国が、共産党という一つの組織の意図のもとで動くわけですから、末恐ろしい国であることは確かです。






Last updated  2009.10.25 09:25:34
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2009.10.16
今月1日に、建設関係の会社の社長さんと会ったというのは、このブログに書きました。

その社長さんから「コンサルティングのプロポーザルを出してほしい」と言われていました。私は、その日のうちにプロポーザルの骨子を書いて、パートナーのBさんに送りました。が、Bさんが忙しいらしく、モンゴル語にして出したのが2週間近くたってからでした。

Bさんが出したら、すぐに返事が来たそうです。どうも前に進めたいようです。というわけで、16日金曜日にその会社を訪ねました。

社長以下、アメリカ留学&米投資銀行勤務から帰って来たばかりの経営企画担当の役員、中国語ペラペラの調達担当マネジャー(建設関係の資材調達先はほとんどが中国だそうです)、現場全体を統括している役員などが揃って出てきました。

こちらは、Bさんと私の2人です。一部英語ができる人がいますが、やはりメインはモンゴル語で話しています。

社長も役員もコンサルティングなるものを受けた経験がないわけですから、細かい質問も含めていろいろ聞いてきます。

一番懸念していた価格ですが、それは事前にBさん経由で私に「このくらい安くしてくれないか?」という打診がありました。
 
私はそもそも初めてだし、相場も何もないのでいろいろ考えました。日本との比較?日本でやるとしたら一体いくらくらいのフィーになるのだろうか?なども考えました。

ですが、それもあまり意味ないです。日本のようにコンサルティングスタッフ(外部調達も含めて)が揃っている場合と、私とBさんのみのケースは違います。

一般の人の年収をベースに考えるのがいいのだろうか、とも考えました。多分、日本とモンゴルは10倍程度かそれ以上の差があるのではないかと思っています。

となると、コンサルフィーも日本の10分の1になるのかな、とも。とはいえ、あまり考えてもしょうがないので、とにかく第一歩を進めることにするのが一番いいと思いました。

幸い、先方の「値下げ要請」は、びっくりするほどの話ではなかったので、まずはその辺でやってみようということにしました。

Bさんは「これで成功したら、次回は必ず値上げします」と頼もしいことを言ってます。

先方の役員さんたちは真剣です。そりゃあそうでしょう。彼らから見れば、随分と高い値段を「目に見えないモノ」に対して支払うのですから。

テーマは、組織・体制作りと幹部人材育成です。「就業規則を作ってくれますか?」「業績評価制度も作ってくれますか?」と聞いてきます。

私は、「そんな細かいことはこの時間ではできないし、そもそも私にはそんなことはできません。それよりも、会社として向かおうとしている方向性やビジョンに合った戦略があるのか?組織は、その戦略に合った形や仕組みになっているのか?を検証し、形あるものに変えて行くことがた大切で、制度設計はその後の問題です。」と伝えました。

社長さんはさすがに、細かい制度よりも、この組織・体制のままで今後も高い成長を続けていけるかどうかが心配だと言っていました。

先方と議論しながら「本当に私の考え一つで、この会社は全部を変えるつもりなんだな」という印象を強く感じました。

もちろん、日本でやっている時も真剣に考えましたが、そこにはマネジャーもいますし、他のシニアパートナーもおり、多方面での知恵を借りたり、議論ができました。

が、ここではBさんもいますが、ほとんど私1人の考えで決めて行くことになりそうです。何やら、責任重大という感じがします。

その上、資料などはすべてモンゴル語です。できるだけ英語にしてもらうつもりですが、実際には相当Bさんに負担となるでしょう。

インタビューも全部モンゴル語で、Bさんの通訳頼り。期間は2カ月。本当にできるのか、正直不安はありますが、なんでも初めてのことは不安だらけでしょう。

クライアントの守秘義務がありますので、今後はこのプロジェクトについて、ブログに書けることはほとんどないと思いますが、2-3ヶ月後には「なんとか無事終了」との報告ができるように祈っています。

昔のマネジャー時代のように、相当時間と頭を使って働かないといけないんだろうな、という覚悟は多少はできてますけど。







Last updated  2009.10.18 15:49:22
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2009.10.01
今日は、モンゴル人の友人のBさんの紹介で、ある会社の社長さんと会いました。

なんでも、役員になるような人を探しているのだそうです。で、Bさんが私の話をしたらなぜか「是非会いたい」ということになったそうです。

そもそも私が普通の会社の常勤役員になれるはずもないので、「それは無理なんじゃない?」と話しましたが、とりあえずは会ってみようということになりました。

ちなみにその会社の業界は建設関係で、さすがにかなりの業種の経験を直接、間接に手掛けてきた私でも、全く経験ありません。

で、ランチタイムに最近市内中心部にできた和食屋さんでBさんと一緒に会いました。最初の印象は「なんだか優しそうな感じの方だな」と感じました。

少し話しただけで、随分オープンマインドな人だということがわかりました。モンゴルの経営者としてはとても珍しいタイプかも知れません。多くは人の話をあまり聞かない、田舎の大将タイプが多いです。

私は彼の会社の経緯や問題意識などを聞きました。基本的には英語で直接話しましたが、大事なところはBさんが通訳してくれました。

彼は今の会社を数年前に買ったのだそうです。それまではモンゴルで最大クラスの企業グループのマネジメントチームにいたそうです。業種的には全く建設とは関係ない分野を経営していました。

今の会社を買収後、ほんの数年で売り上げを10倍近くに引き上げたそうです。当初の規模が小さかったといえばそれまでですが、それでも門外漢の社長が10倍以上にするのはすごいです。そして、今後は海外の会社とも付き合って行く機会も増えそうなのだそうです。

つまり、急成長してきたが今後を考えると、海外企業とも交渉できこの会社全体を経営できる人(社長クラス)を探しているのだそうです。私は「ふむふむ」と聞いていましたが、「フルタイムでできますか?」と聞かれました。

さすがにそれは無理です。大学もあるし、小学校もあるし、アドバイザーをしている会社もあるし、フルタイムは無理です。それに社長業はいくつもやったので、それだけで即興味があるというわけではありません。

とはいえ、そこはコンサルタント。経営者が何かで困っている時は、やはりなんとか助けてあげたいという血が騒ぎます。

今度はコンサルタントモードで、改めて会社の状況を伺いました。すると、急成長会社にありがちな2つの課題が見えてきました。

一つは、組織体制です。多分、元々は小さかったから、大して組織を考えなくてもなんとかなってきたのでしょう。

ですが、ここへきていろんな不具合が感じられたということです。社長にとっては、今のままならなんとかやれるが、この先もっと大きくなったらこのままでは持たないと思っているのでしょう。

その先見の明は正しいですが、それを外国人である私から一生懸命に聞く姿は、本当にモンゴル人には珍しいくらい、オープンマインドで謙虚です。

私は感じたままに率直に聞きました。「社長さんはどうしてそんなにオープンマインドをお持ちなんですか?どういうキャリアを歩まれて来たのですか?」と。

彼の答えはなるほどと思わせるものでした。彼は最初はIT系のエンジニアとして、モンゴルでも大きなシステム構築に関わっていたそうです。

そして次が、この仕事の前までやっていたモンゴル最大の企業グループの経営幹部で、なんとファイナンス担当だったそうです。エンジニアとファイナンス。なるほど、経験の幅が広いわけです。

もう一つの課題は、経営人材です。今の幹部は、自分に与えられた分野の仕事は一生懸命にやるが、会社全体が見えていない。経営そのものをよくわかっていない、というのです。更には他部門のことに関心がないとも。

組織と人材の話は、はっきり言って、この会社固有の問題ではなく、日本企業のほとんどの会社の問題でもあります。特に急成長企業であれば、ほぼすべてに共通しているとさえ言えるでしょう。

私は、そういう課題に対していくつかの解決の方向性を話しました。もちろん、その会社のことは全然わかりませんし、ましてや建設業界など知るはずもありませんが、仮説も含めて話しました。社長さんはとても興味を持ってくれたようです。

ただ、コンサルティングをするとなると単なるアドバイザーとは違って大がかりです。聞けば、英語を話せる幹部は社長以外にはいないそうです。資料も全部モンゴル語です。インタビューすら大変そうです。多分、これはBさんと一緒じゃないと無理だなと思いました。

今後どうするか、ちょっと考えないといけません。Bさんも最近はちょっと忙しいようですし、私も時間に限りがあります。

また、急成長中と言っても費用の問題もあるでしょう。モンゴルでの適正価格がいくらなのかまったくわかりませんが、そもそも私のような人がいないわけですから、自分で考えないといけません。

日本から見たら驚くほど低いフィーでも、こちらではびっくりするほど高いでしょうから。私は小学校の先生の報酬は全く気にしませんが、本業となると別です。Bさんも「この国の基準を作っていかないといけない」と言います。

で、今後どうなるかはまだ全くわかりません。今までも、興味を持ってくれた社長さんは何人かいましたが、そもそも外部に戦略や組織作りを依頼するという概念がないので、なかなか進みません。

「POSデータの分析の仕方」とか「業務改善に役立つシステムとは」みたいなノウハウ系は多少はあるようです。

せっかくのいい社長との出会いですの、仕事になるならないは別にして、今後もいい関係は保っていこうと思っています。

ちなみに、今後の建設業の成長分野はやはり鉱山のインフラ整備です。やはり成長の源泉は、鉱山なのです。






Last updated  2009.10.03 01:57:19
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2009.05.21
今日20日はマイニング(鉱山)会社の社長さんと会ってきました。

先日のドルノゴビ旅行の帰りの列車の中で、日本語の先生のDさんがDさんの日本語勉強時代(大学生時代)の同級生だったBさんと偶然隣の部屋(コンパートメント)同士となり、再会したのです。なんでも10年以上ぶりだと言ってました。

その時、積もる話もあるだろうと、私はその会話には参加せず本を読んでいたのですが、そのBさんから日本語で声がかかりました。完全なプライベートの遊びの旅行でしたが、私が経営コンサルタントだということを聞いて、話が聞きたくなったようです。

聞いてみると、Bさんは現在鉱山の会社の社長さんですが、昨年来のリーマンショックで必要な投資が調達できなくなり困っているとのことでした。私は別に投資家でもないし、金ずるでもないのですが、一応聞いてあげて、簡単なアドバイスをしてあげました。

すると、Bさんは最後には「今度、私の鉱山にも来てください。ウランバートルへ帰ったら、またいろいろ教えてください。」と言われました。

Dさんによれば、最初は日本人のコンサルタントを名乗るといっても、どうかな?と思っていたようでしたが、私と話しているうちにどんどん前のめりになって「で、私はどうしたらいいですか?教えてください!」とまで変わったのを見てびっくりしたと思ったそうです。

私が「私たちの商売は、大体最初は『こんな奴にうちの会社のことがわかるの?』という態度で接してくる人が多いんだけど、その短い時間で最後は『だから、どうしたらいいんですか?』と言われるようになるのが、この商売の面白いところでしょうかね。」などと解説してしまいました。

もちろん、友人のBさんにビジネスとしてコンサルをするつもりではないのですが、せっかくDさんの同級生なので、列車の中でいろいろ教えられる範囲で話てあげたというわけです。

そのBさんがDさんに連絡して、私の電話番号を聞いてきました。で、今日Bさんと会ったというわけです。

オフィスはウランバートルでも一等地とでも言うべき、スフバートル広場の隣にある立派なビルの中にありました。Bさんのオフィスには大きな地図(店で売っているとは思えないような、幅2m以上はありそうな地図です)が壁に貼ってありました。

ここには鉱山の場所が示されています。金、モリブリン、鉄鉱石など、さすがに多いです。これでも大きな鉱山だけだそうで、中小を入れたらもっとたくさんあるそうです。やっぱり資源国なんだな~と改めて思うと共に、私ももっと資源の勉強をしたいなと思いました。

彼の会社の概要説明を聞き、財務諸表、事業計画など一通りを聞きました。彼が望んでいることは、私が直接解決できるわけではないですが、いくつかアドバイスはできますので、いろいろ話しました。概して、モンゴル企業はモンゴル外の投資家への説明などはまだまだ不慣れのようです。

4時40分くらいになって、突然「スモウは好きですか?」と聞いてきました。鉱山の話をしているのに、全然関係ない話です。私が「スモウ?」と聞き返すと、「はい、スモウです。」と言います。

私が「スモウって朝青龍とか白鵬とかの相撲?」と聞くと、そうだと言います。私は時間を見てピンと来ました。日本の6時はモンゴルの5時です。もうすぐ横綱の取り組みが始まるのです。

早速テレビのある部屋に移動しました。やたら立派な大きなプラズマテレビがあり、朝青龍戦をやってました。他からも人が来て、集まって見ています。

そういえば、数日前もどこかで見たような・・・モンゴルの男性は、日本の相撲が気になってしょうがないようです。この時間の視聴率が70%とか80%とか言われますが、多分本当でしょう。

当たり前ですが、相撲に関しては日本での人気や熱気よりはずっとこっちの方が上です。気分としては、私が毎朝、ネットでイチローや松井の成績を見て一喜一憂しているのと同じなのでしょう。私も日本にいるとき、朝のBSの大リーグ中継は良く見ていましたから。

相撲を見ながら、気になることを一つだけ聞きました。「モンゴルでは朝青龍と白鵬とどっちが人気ありますか?」と聞くと、即座に「朝青龍」という答えが帰って来ました。

私が「そうですよね、白鵬はちょっと優等生的ですから、私もやんちゃな朝青龍の方が好きです。」と言いました。ですが、理由はどうも違うようです。

「白鵬は日本人と結婚したでしょ?あれで人気がなくなったんです。」だそうです。もちろん、好き嫌いにはいろんな要素があるのは確かだと言ってましたが、一番の理由はこの「日本人と結婚したこと」であるのは間違いないそうです。

モンゴル人は、血筋問題なのか、自国主義なのかわかりませんが、嫁さんが誰かまで拘るんだなと思いました。やはり国を代表する英雄には、純血でいて欲しいのでしょうか?


で、見終えいて部屋に戻ってきました。

もしかして、一度彼の経営する鉱山を見に行くことになるかも知れません。とはいえ、ウランバートルから500km以上は優にありますから、簡単ではないです。

列車で11時間プラスランドクルーザーで5時間くらいでしょうか?ただ、現地現物、見ないことにはずっとわからないとも思っています。

明日も、別な会社でマイニング会社についての相談です。ま、当分は仕事にはなりませんけど、こうして少しずつ私もマイニングについての知識をためることができるかもしれません。

Bさんは、今度は食事しましょうと誘ってくれました。こっちで何人かの経営者と会いましたが、皆私の話を聞きたがります。その後また会ってほしいとも。ですが、お金を出してコンサルを受けるというところまではいきません。ま、私レベルではまだまだそんな程度です。

ですが、どうも私には大学教員生活よりは、やはりビジネスの現場の人と会っているのが合っているようです。楽しいですからね。






Last updated  2009.05.21 01:51:21
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2009.04.25
大学の同僚から「友人が、投資とかコンサルティングの会社をやっているんだけど、あなたの話をしたら是非会いたいって言ってました」と言われ、気楽にOKしました。

で、今週、その経営者とランチをしました。聞いてみると、コンサルティングというよりは、PE(プライベート・エクイティ)に注力しているようでした。

モンゴルでPEやっている人がいるとは知らなかったので「実は私も20年前に日本でPEを始めましたが、その頃は誰もそんなことをやっている人もなく、仕事の意味すら理解されませんでした。」という話をしたら、いたく感銘してくれ、「是非、わが社に直接来て、わが社のことをいろいろ聞いて欲しい」と言われ、昨日の金曜日に行っていました。

元々は金融系のコンサルティングから出発したようで、そちらの方では7-8年の経験があるようですが、企業買収などの投資は最近始めたばかりのようです。

経営者はちょっとしたビッグファミリー出身の女性社長でした。一通りの会社についてのプレゼンテーションを行い、いろんな悩みを話してくれました。

外国の投資家が「モンゴルで投資をしたい」と言っていたのが昨年夏頃までで、その後はほとんどパッタリなくなったそうです。モンゴルの国内投資家は「元本と固定配当を保証するなら投資するが、期間は1年だけ」とか無茶苦茶言ってるそうです。

私が「そんな約束なんかしたら、あなたの企業グループなんて簡単に潰れちゃいますよ。」というと「やっぱり、そうですよね?断らないといけませんね。」と言ってました。

それより何より、ファンドの基本的な仕組みすらわかってないようで、リスクを相当持ちながら、ビジネスモデルが仲介業プラスアルファ程度でしかないのにちょっと驚きました。

私が、仕組みやフィーの取り方などを説明すると一生懸命メモし、「今度もっと詳しく教えてください」と言われました。おそらく何事も手探りでやっているのでしょう。PEという言葉だけ、何かで知って聞いてきているのかなと思いました。

この会社の投資先にちょっと興味ある会社がありました。それはマイニング(鉱山開発)の会社です。

私はもちろん鉱山会社のコンサルティングなど経験したことはありませんが、世界的な資源問題や、せっかくモンゴルに来ているということもあり、少しはマイニングの世界を勉強したいと思っていました。

(姉妹ブログ「モンゴルから見える日本の資源外交」 http://blogs.yahoo.co.jp/uncle_summy/30974980.html 参照)

彼女は、私がちょっとマイニングに興味ありそうに言うと「是非、その会社のことも見てください」と言います。まあ、私が見てもどうなるというものではありませんが、普通の日本企業とは全然違う世界があるようなので、ちょっとお付き合いしてみようかと思っています。

こちらでの話を聞いていると、日本の大手鉱山会社が海外でやってることは、単なる買い付けでしかなく、開発はあまりやってないのではないか?と思えるほど、ビジネスモデルが違っているように思いました。

まさに「山師」の世界です。日本の大企業はあくまでも、日本へ持ってきて日本のお客さんに資源を売るのが仕事だということなのでしょう。

彼女は「今はとてもいいチャンスなんです。比較的安い価格で、開発ライセンスを取得できるのです。でも、問題は投資家がいないことです。海外はリーマンショック後はほとんどだめでした。」と嘆いていました。

この他にも、投資先は農業関係(モンゴルでは農業はニュービジネスなのです!)やマイクロファイナンスの会社など、日本ではあまり見ることがない会社があるので、ちょっと興味を持っています。

やはり、実際に企業の中に入って見てみないと、コンサルタントなんていってもなかなかわかるものではありません。

彼女は、今週末から資金調達のためにアメリカへ行くそうです。彼女が帰ってきたら、多分もう少し具体的にいろんな会社の中身を知ることになりそうで、ちょっと楽しみです。

こうして、モンゴルで企業経営者に時々会っていますが、段々理解が深まってくるような気がします。ですが、とても日本でやっていたようなコンサルティングの商売はできそうにはないですけど。

まあ、日本の1970年代までは、似たような状況だったと思いますから、それはそんなもんなんでしょう。日本から突然現れた私のような人間にも興味を持ってくれる経営者が段々出てきたことの方が嬉しいです。






Last updated  2009.04.26 02:13:22
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2009.04.21
今日は、モンゴル企業の経営者と夕食をご一緒しました。

こういう機会のほとんどは、友人のBさんのご紹介です。当たり前ですが、日本から来たモンゴル大学の先生にわざわざ会いたがる人はいませんから。ビジネスの世界は、学校とは全く別の世界であるのは、日本もモンゴルも同じです。

今日お目にかかった方は、なんと社会主義時代に日本へ留学した人でした。今でこそ、たくさんの留学生が日本へ行きますが、当時はロシアや東欧が主流で、本当は日本へなんか行きたくはなかったそうです。

当時は、年にたった2人しか日本への留学生はいなかったそうですが、今日本にいるモンゴル人留学生は1000人を超えているそうです。そういう社会主義時代と民主化後の変遷を直接経験された話は、結構面白かったです。

友人のBさんをはじめ、現在の留学経験者のほとんどは民主化後ですから、現在のような自由な体制が当たり前みたいですが、やはり社会主義時代は全く違っていたようです。社会主義側の経験者から直接話を聞くのは初めてでした。

日本に留学中は、「日本人と付き合うな」「勉強以外は、何もしてはいけない」などと強く言われ、少ない留学生同士、お互いを監視させていたんだそうです。

まさに、見聞きした通りの話で、面白かったです。中国やロシアの話では良く出てきますが、さすがに社会主義国はどこも同じなんだなと思いました。

そういう初期の留学組の人は、ほとんど偉くなっているようです。その頃の一緒だった(といっても毎年2人なので、前後合わせても知れてますが)留学生仲間は、現在は会社経営者や国会議員、官僚などになっているそうです。

彼の展開してきた事業の話も、概ね「昔の留学経験者はやはり特別だったんだな」と思えるような話がいくつもありました。

国内に数人しかいない上級通訳になり、それが縁で日本政府や企業の要人とパイプができ、日本政府からの借款とか投資の受け皿になり、どんどん大きくなっていったというわけです。

建設会社を作れば、日本政府・企業がそこを使ってくれ、貿易会社を作れば、日本政府・企業がそこを通してくれる。日本人が増えてきたので、要人相手の日本料理屋をやれば、JICAや商社が使ってくれる、というわけです。

そしてこれらの成功を基に、小売業、卸業、自動車ディーラーなどのローカルビジネスで、着々と地位を築いてきたと言えます。

もちろん、今ではそんなビジネスがメインではないですが、こういうバックアップで大きく成長できたようです。まあ、途上国の典型的パターンともいえるかもしれません。

ただ、こういう形で成功してきた人へのコンサルティングは、ほとんど無理だなと思いました。人脈や特別な資金の導入で大きくなってきているわけで、特段の競争上の優位性で伸びてきたわけではないのです。

こういう第一世代の留学帰りの人たちが、ほとんど自動的に成功への切符を手に入れた後、第二世代(友人のBさんの世代?)は、もうちょっと起業家的なマインドで、人によっては成功を収めているようです。

日本だけでも1000人もいる状況では、今の留学生は、留学したからといって自動的に成功するのは難しいでしょう。今後のビジネスこそは、本当に顧客にどう付加価値をつけるかという、ある意味先進国と同じ考え方で向かい合う必要が出てくるでしょう。

さすがに日本留学組の先駆者の一人ということもあり、多くの後輩たちを纏め上げて行きたいという気持ちがあるようでした。そして、日本企業にもっとモンゴルへ来てほしいという気持ちもあるようでした。

モンゴルでの現在の成功者は、大体こんな経緯で大きくなってきたのではないかと思います。これからの世代は、市場が小さいだけに、なかなかそんな風にはいかないだろうなと思いました。






Last updated  2009.04.22 00:32:36
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2008.12.02
今日(1日)はある企業グループへ行ってきました。やはり先生稼業よりは、ビジネスの現場を見る方が楽しいものです。

先週のとある日に突然大学の私のオフィスに見覚えのある人が訪ねてきました。若くて(といっても30代)ちょっとハンサム系の男性です。「覚えていますか?」と聞かれて、はて、どこで会ったっけなと思いました。そして思い出しました。「ああー、私の歓迎会をやってくれた時にいた人ですね。」と言いました。

彼は、このモンゴル国立大学修士課程を卒業し、その後いくつかの仕事を経て、今は経営コンサルタントをやっているのだそうです。(現在は博士過程でもあるそうです)実際には会社を持っているわけではなく、個人で契約方式で仕事を請け負っているのだと言ってました。

その彼が今メインにしている仕事がTグループというモンゴルの新興企業グループです。新興と言ってますが、モンゴルは1992年に民主化したので、民間会社は古いと言っても1990年代半ばの会社ですから、そういう意味では皆新興企業です。純粋民間会社で社歴20年の会社はないのですから。

ですので、モンゴル内では決して新興ではない大手企業グループです。以前(といっても6年も前ですが)、私が役員会で講演したことがあるMグループとはライバル関係にあるとも言えるでしょう。この2社以外に、あといくつかの財閥グループ的な企業があるようです。

その彼が、突然訪ねて来て「わが社を見に来ないか?」と言うのです。私はもちろん喜んで「是非行きたいです」というと「じゃあ、これから行きましょう。」と言われました。

この辺が、新興国の人たちは積極的というか、気が早いというか、いくらなんでも今言われてすぐには行けません。で、「では来週月曜日に迎えに参ります。」ということになって、今日がその日となりました。

午後迎えの車でその会社へ行きました。ライバルM社もそうですが、モンゴルは人口250万人の人口が少ない国ということもあり、何か大きな基幹産業を持って発展しているというのではなく、多くは海外の有力な企業と提携してモンゴルで事業展開をするというパターンが多いです。

早速本社内を案内してもらいました。このグループは10社以上の子会社群を持っており、どれも有力なパートナーを得ていました。

まず目に入ったのがP&Gの製品群です。

PG

P&Gのディストリビューションをやっているとのことです。


次は日本の富士フィルムです。

Fuji

このグループの最初のビジネスが富士フィルムとの仕事だったのだそうです。そこでの成功が今日につながっているのでしょう。


さらに食品群もあります。

foods

ネスレとハインツという欧米のトップブランドを持っています。こう見てくると、かなり良いブランドと提携しているなと思いました。

車もやっているということで、ディーラーへ連れて行ってもらいました。

VW

これまたヨーロッパトップのフォルクスワーゲンです。こちらでは、当然ですがゴルフとかジェッタはあまり人気がなく、人気はトゥアレグに集中しているそうです。モンゴルのSUV人気を見ればよくわかります。
ちなみに、タイやも扱っていて、ブリヂストンと提携しているそうです。

これらもかなり良い提携先です。これら以外にも有力な海外企業との提携先がありました。また、モンゴル最大手のH銀行や今のところのモンゴル最高級ホテルであるKホテルもグループ企業だそうです。

わずか10年ほどで、よくこんなに成長したなと思うほどです。ま、これが新興国のいいところですけど。

オフィス内も案内してもらいました。いつも見慣れている旧態依然とした大学や時々訪れるお役所と違って、オフィスはかなりモダンで格好いいです。少なくとも、オフィスの見た目、センスは日本の大企業よりはずっといいなと思いました。

会議室のデザイン、オフィススペース、パソコンの配置などかなりすっきりしてきれいでした。ここだけ見れば、先進国のオフィスと全く変わらないです。

案内してもらっている途中、日本の有名企業のコーナーもありました。

UC

ユニチャームとも提携しているそうです。ここの社長さんは、いい企業と手を組む力を持っているんだろうなと思いました。

モンゴルでは、花王の存在感はゼロ。ライオンがほーんのちょっと。資生堂がデパートで少しだけ。ですが、ユニチャームは結構どこでも置いてありました。この会社の力によっるところだなというのがよくわかりました。

他には、カシミヤのトップブランドと言われるG社も最近政府から買収したそうです。その工場へも行きました。工場内のショップというのがあって、結構賑わっていました。

私たちが立ち寄った頃、「随分、セキュリティの人が多いな」と思って良く見たら、警察でした。なんでこんなに警察が・・・?しばらくすると黒塗りの車からSPとともにご婦人が現れました。聞けば、ポーランド大統領夫人だそうです。現在、大統領が来蒙中なのだそうです。

で、写真を撮ってもいいかと警察に聞いたら、いいよというのでカメラを向けました。

Poland.jpg

この中央で横を向いているご婦人が大統領夫人です。もっといいショットを撮ろうとしたら、同行の人と思われる人からダメ出しされて、諦めました。

さすがに大統領夫人、一目でそれとわかる屈強そうなSPがついていました。更に、格闘家?とも思えるような大柄な女性SPもいました。私なんか、一発で吹っ飛ばされてしまいそうです。

その後、工場へも案内してもらいました。昨年政府から買ったばかりということもあり、かなり老朽化していました。

gobi

工場は古い機械が結構な数あって、多分稼働率は相当低そうに見えました。私がいくつか問題点と思われる部分を指摘すると、そのどれもが「その通りです」と言われるほどでした。

この工場にはなんと1200人もの従業員がいるそうです。人口250万人の国での1200人は、かなり大きいです。グループ全体では6000人くらいが働いているそうです。

こういう新財閥グループの雇用総数は相当なものになるだろうと思いました。恐らく、こことM社とあと数社だけで、全人口の1%くらいを雇用しているのでしょう。同じ比率比較は意味ないですが、日本で言えば数社で100万人の雇用?というイメージでしょうか?それだけ、こういうグループ企業はモンゴルの発展には欠かせない存在となっているのは事実だと思います。

久しぶりに、いろいろ見て楽しかったです。それぞれのセクションでいろんな人を紹介してもらいましたが、さすがにこういう上り調子の企業だけあって、よく教育されたしっかりした人たちが多いなというのが印象です。


これらの会社を含め、私にサポートできることがあるかどうか?彼は、私に関心を持ってもらって、このグループのことと彼が考えている新しいビジネスなどで何か手伝って欲しいようなことを言っていました。

ま、モンゴルではこういうことは良くあるので、話が話しだけで終わるか、何かビジネスの現場で面白いことができるかは、まだまだ先の話でしょう。

途中、海外出張中だと聞いていたCEOが帰ってきたばかりだとのところを偶然に会って、少しだけ立ち話をしました。大変オープンで魅力的な人に見えました。近いうちにまた会いましょうということになったので、私も「コンサルタントの虫」が疼いてきそうです。(笑)

やっぱ大学教師よりはビジネス現場でのコンサルだよなー、なんて思ってしまいました。でも、言葉の問題は大きく、実際にはあまり期待はしていませんけど。






Last updated  2008.12.02 01:06:33
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