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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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世界とモンゴル

2019.06.05
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カテゴリ:世界とモンゴル
昨年6月15日付け本ブログ「突然注目を集めたウランバートル対話」って何?」(https://plaza.rakuten.co.jp/mongolmasami/diary/201806150000/)で書いたように、昨年突然この「対話」が話題になりました。

そして今年もやはりこの名前がニュースに出てきたのは、北朝鮮のおかげ(?)です。

毎日新聞ニュースによれば、「安倍晋三首相は無条件で日朝首脳会談に臨む意向を打ち出し、モンゴルで5、6の両日開かれる国際会議「ウランバートル対話」で日本側は北朝鮮側との接触を試みる。」とあり、この舞台の活用を考えているようです。

「ウランバートル対話」はマイナーな国際会議ではありますが、日本が北朝鮮と同席できる唯一?或いは、数少ない国際会議の場であることは事実です。

それを可能にしたのは、モンゴルが北東アジアのどの国とも友好関係にあるからです。

ただ、これは「対話」であって「会議」ではありません。何かを決めるという会議体ではないということです。

北朝鮮問題がないとしたら、この「対話」の存在意義がどういうものであるか、将来も続ける価値があるのかどうかはわかりません。

ですが、北朝鮮同席の国際会議だという意味では、日本政府はこの「対話」継続を支持し続けるのではないかと思います。とはいえ、連日の報道の通り、北朝鮮と前向きな「対話」ができるかどうかはわかりません。

毎日新聞ニュースも「ただ北朝鮮側の日本に対する警戒心は強く、首脳会談に向けた道のりは平たんではない。」と伝えています。


新聞ニュースと言えば、先日、国際交流会議「アジアの未来」で来日したモンゴルのサンダンシャタル国会議長が、日経新聞のインタビューに応えていました。

それによればやはり新空港の開港は2020年5月とのことです。本ブログでわざわざ「今年はありません」と書いたときには「そんなことはない、年内開港と報道されている」との声もいただきましたが、やはり年内はないということです。

モンゴル国内の情報に接することができる人でもなかなか正しい情報を得られないのがモンゴルです。

情報を混乱させているのは、7月に開港式をやるからです。これは「2019年に開港する」と言ったことのためのアリバイつくりみたいなもんで、モンゴルではよくある話です。

「確かに3年前にそのような約束はしたが、約束を守るとは言ってない」とかね。なので今回も「2019年に開港すると約束し、事実7月に開港する。但し、開港後も継続して飛行機を飛ばすとは言ってない。」みたいなもんです。

日本人なら誰だって、「開港式をするなら、その後継続して飛行場として活用するだろう。」と思うのですが、そこはそうじゃないのが、モンゴルなんですね。

皆さんも、モンゴル人と約束するときは「具体的に何を約束しているのか?」を確認するようにした方がいいですね。もっとも、約束したからと言って、そうなる確率は高くはないですけど。






Last updated  2019.06.05 12:44:05
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2019.04.16
カテゴリ:世界とモンゴル
パリのノートルダム寺院が大火災になり、大変なことになっています。世界のあらゆる宗教の寺院の中でも最も有名な寺院の一つと言っていいでしょう。

フランスは観光客数が世界一の観光大国で、年間に9000万人もが訪れます。日本が2000万人を超えたと騒いでいますが、レベルが違います。

その中でも一番人気がこのノートルダム寺院で年間1400万人が来るところです。ある意味、世界一の観光スポットと言っていいでしょう。もちろん世界遺産です。

その寺院で15日に大きな火災が起こりました。そりゃあ、大変な騒ぎでしょう。日本で言えば、、、

法隆寺が火事になる?法隆寺の重要性はノートルダム寺院に劣ることはないでしょうが、観光地としては少し違うかも。

まあ、ありえないですが、東京都内に法隆寺があって、これが火災になるって感じでしょうか?

奈良県の皆さん、勝手に法隆寺を東京に持って来てごめんなさい。ちなみに法隆寺では実際に1949年に火災があって、国宝の壁画を焼失したそうです。

もう既に火災の映像をニュースなどでご覧になっている方も多いでしょうが、火災の様子の写真を載せます。






念のため、火災前の写真もご覧ください。





別の角度の火災の写真





こんなに綺麗だった建物が・・・





悲惨な状態になっています。





この歴史あるノートルダム寺院はいつ創建されたのでしょうか?調べてみると

着工 1163年 完成 1225年  
うーん、どこかで見た数字に似てます。
生誕 1162年 死亡 1227年

そうです、チンギスハーンの生きていた時代とほぼ同じなのです。(生誕、死亡年には諸説あり)

つまり「モンゴル国誕生」とほぼ同時代に建てられた世界的な寺院だということです。

この頃の世界?

ヨーロッパはこんな大聖堂ができるくらいだから、キリスト教が普及し、十字軍があったり、大学が作られたり(パリ大学、オックスフォード大学はなんと12世紀)、マグナ・カルタ(世界初の憲法?)などこの頃はすっかり先進国っぽいです。

日本はもちろん鎌倉時代。武士が政治の表舞台に出始めたころです。天皇との二元政治、「将軍」が政治のトップ、一般大衆も仏教を信仰する、などの明治以前の日本社会の原形のようなものが出来上がった頃と言えるでしょう。

モンゴルはもちろん、モンゴル帝国の発足です。では、その前は?モンゴル族は超マイナーな存在でした。

モンゴル族以外の遊牧民は、ほぼ全部今では地球上からその名前は消えてしまっています。人々が消えたのではなく、ほぼ全部がモンゴル族に同化し今のモンゴル人になっているのです。

コンギラト、オングト、ケレイト、ナイマン、メルキト、オイラトそしてヨーロッパでモンゴル人と混同されたタタルなどなど、多くのモンゴル族以外の遊牧民がいる中の、マイナーな存在でした。

そのマイナーなモンゴル族も、タイチウト氏、キャト氏(チンギスハーンの氏族)、ジャンダラン氏(ジャムカで有名)などに分かれていて、多分、恐竜時代の「ネズミのような哺乳類」のように、恐竜に潰されないように生きていたんでしょう。

でも「最終的に残ったのは哺乳類」のように、その後800年以上も名前が残ったのはモンゴル族だけでした。

そんな時代の大聖堂が火災にあうのは、悲しいことであると同時に、こうしてモンゴルの昔を思い出させてくれました。






Last updated  2019.04.16 12:15:34
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2019.03.20
カテゴリ:世界とモンゴル
日本オリンピック委員会(JOC)の竹田会長が退任すると発表がありました。

来年の東京オリンピックのために長い間奔走してきたであろう人が、このタイミングで退任するということは相当なプレッシャーがあったのでしょう。

竹田会長については、数か月前からフランスで調査されているとか、不正にかかわったという報道がありましたから、そういったことが原因なのでしょう。

私が初めて、そして最後に竹田会長を見たのは、今から2週間ほど前のとある会合でした。

そこにでは、いろんな人がスピーチするのですが、多くの場合英語でした。なぜなら、聴衆の多くが外国人だったからです。(主として欧州系?)

社会的地位の高そうな感じの方々がスピーカーになっていましたが、外国人、日本人を問わず、スピーチの最初はウィットにとんだ挨拶から始まります。

要は、原稿棒読みではなく、少しは当日の雰囲気に合わせて気の利いたことを言うってことです。

私も竹田会長に関する報道は目にしていたので、何か言及するのかなと思って注目していました。例えば「今、お騒がせしている竹田です。笑」とか。

ですが、そんなことは全くなく、すべて英語原稿の棒読み。しかもほとんど顔を上げることすらしません。

彼くらいのキャリアの人であれば、聴衆を引き付けるスピーチには慣れているはずですが、そんな雰囲気は微塵もありませんでした。国会答弁の官僚並みです。

私はそれを見て、「ああ、この人はもう無理だな」と思いました。もちろん、舞台裏なぞ知るはずもありませんが、こんな棒読みしかできな状態であと1年以上持つはずありませんから。残念ですが、それが現実になりました。


そして、カザフスタンのナザルバエフ大統領です。もちろん会ったことはありませんが、モンゴルの隣国の大統領として、いつもニュースはチェックしていました。

モンゴルの民主化の成果や政治家たちの腐敗ぶり、そしてモンゴルという国を正しい方向に導けないリーダーたちを見るにつけ、この人の名前が浮かんできました。そしていつも結論は「民主主義は難しい」と。

カザフスタンとモンゴルはほぼ同時期に社会主義を離れ、民主主義、資本主義に移りました。

その後のモンゴルはご存知の通り、政治腐敗はひどいし、国の発展もなかなか進みません。ですが、「選挙による政治家の選択」という意味では機能しています。現に、政権交代は何度も起こっていますから。

そういう意味では民主主義は「機能している」と言えるでしょう。別な言い方をすると「機能はしてるけど、成功はしてない」というところでしょう。

一方のカザフスタンは、形式的には民主主義とか大統領制とか言ってますが、共産主義時代から今まで同じ人が30年近くトップを続けるという、ありえないような独裁体制が続きました。ある意味、プーチン大統領よりもずっと強烈な独裁と言っていいでしょう。

なので、この両国、何かと比較しやすいのです。元匈奴(フンヌ)のモンゴルと元突厥(テュルク)のカザフスタンはともに遊牧民の末裔で、ともに隣国に超わがまま国家であるロシアと中国に接しています。

モンゴル人はそうは言いませんが、私たち第三者から見れば、カザフスタンは世界で一番モンゴルに近い形態の国と言えると思います。

ソ連崩壊時は共に非常に貧しい国でした。ですが、当時の統計を見ると一人当たりGDPはわずかにモンゴルの方が上でした。で、その後は?残念ながら今ではカザフの方が2倍から3倍近く豊かになっています。

ナザルバエフの独裁ぶり、悪評、強烈な賄賂、などもちろんいろいろ問題はありますが、彼の功績はカザフをこの地域屈指の豊かな国に作り上げたことでしょう。

他方、我らがモンゴルは、民主主義の成功を自慢しつつ、いつまでたっても豊かにできない国民をしり目に、賄賂を追いかけている政治家がなんと多いことか。

ナザルバエフ大統領がクーデターでもないのに、自ら退任するということは、よほど体調が悪いのでしょう。

恐らく余命いくばくも、という状態なんだと思います。一度彼のモンゴルに対する見解を聞いてみたかったです。






Last updated  2019.03.20 22:03:48
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2019.01.14
カテゴリ:世界とモンゴル
13年ぶりにクルマを買い替えたことは先日のブログに書きました。安全装備は進化していますが、当然ですがそれ以外も変わっています。その一つがオーディオです。

以前のはCDを入れて聞くタイプで、6枚CDチェンジャーなどにCDを入れて聞いてました。ですが今のは当然ですが、HDDか何かで音楽は全部覚えてくれます。

とはいえ、最初はなんらかの形で一度はクルマに覚えさせる作業が必要です。というわけで、適当にCDをかけ、それを一つ一つメモリーに落としていきました。

今のは便利で、例えばサザンならサザンのCDのジャケットの写真がナビの画面に映し出され、しかも全曲名が表示されます。

古いCDでもジャケット表示がされるので、CDそのものに表示すべき情報が組み込まれているのではなく、CDの固有番号に反応して、情報が引き出されているようなのです。細かい仕組みはわかりませんが。

マライア・キャリーのももちろんCDジャケットと全曲名が表示されます。恐らく日本で普通に売っているものは大体表示されるのでしょう。

私はさすがに最近は滅多には聞きませんが、モンゴル時代に結構モンゴルのCDを愛車プラドの車内で聞いていたので、それらのCDも東京で聞くことがあります。

そのCDはどう表示されるのか?やってみたら、「不明なアルバム」という表示とともに、各曲名のとこにはただ番号が出てくるだけです。ま、これは仕方ないです。

モンゴルの立派な(日本やアメリカからの輸入中古)ランクルでもナビシステムは使えませんから、モンゴルのCDが日本に登録されているわけありませんからね。

ですが、このままでは「不明なアルバム」というのが増えてしまうと、不便で困ります。なので、ディーラーに行って「マニュアルでアルバム名を書き入れる方法」を教えにもらいに行きました。

まずは症状を説明し、「不明なのは仕方ないですが、このタイトルや歌手名だけでも私の手入力で変えたいのです」とお願いしました。

当初は「はい、大丈夫です」と言ってましたが、さすがに思ったより大変そうです。で、「しばらくおまちください」とのことで、私はクルマから離れ展示車見ながら待ってました。

すると、15分ほどでしょうか、呼ばれて行ってみると・・・

なんとサラー(モンゴルの有名な歌手)のCDジャケットの写真がナビの画面に映っているではないですか!私はちょっと興奮気味に見入ってしまいました。実は私はこのディーラーの人にはモンゴルのCDなどとは一言も言ってないのです。

ただ「不明なアルバム」という表示が出たとしか言ってません。ですからこの人がサラーを知ってるはずないです。

私がやり方を聞くとこうでした。この「不明なアルバム」を車内のシステムにある「アルバム情報オンライン」と結び付けたら、自動的に出てきたというのです。

更に全曲名も。更に更に驚いたのが、全部アルファベットに直されているということです。

モンゴルのCDは当然ですが、モンゴル語、つまりキリル文字で書かれています。ですが、日本で買ったクルマにはキリル文字なんて表示できません。

私は当初は一字一字をキリル文字をアルファベット文字に変換しながら入力しようとしてました。なのに、全部アルファベット(キリルではなく英語のアルファベット)に直っているのです。

えーー?どういうこと?

最初にサラーのアルバムを入れました。オリジナルの名前はСарааですが、それがちゃんとSaraaになっているのです。次にアリウナのアルバムを入れました。すると当然ですが、АриунааがAriunaaに変換されているのです。

一体どうして?だれがこの変換をやっているのでしょうか?モンゴル側?まさか。モンゴルのCD、しかも結構古いCDですから世界進出を目指してCD内にアルファベット化を指示する暗号?が埋め込まれているとは思えません。

とすると、このシステム?ディーラーの人に「このナビ、オーディオシステムはどこ製ですか?」と聞くと「日本製です。恐らくアルパインでしょう。」とのこと。さすがメイドインジャパン!素晴らしい。

この「アルバム情報オンライン」のオンライン先には、日本で売っていないCDも入っているのでしょう。

(台数が多い)欧米や中国の音楽ならともかく、新車台数がほとんどないモンゴルの10年以上前のCDまで記憶されているとは!しかもアルファベットへの変換機能付きで。

うーん、素晴らしいの一言です。私が感激している意味を、そのディーラーの方は知る由もなく「大体の曲は入っていると思いますよ」とおっしゃっていました。

はい、はい、そうでしょう。普通はその「大体」の範囲に入っていないのがモンゴルなんですけど、今回ばかりは感服しました。

アルパイン、素晴らしい!「あっ晴れ!」






Last updated  2019.01.14 17:23:19
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2019.01.13
カテゴリ:世界とモンゴル
再びトランプ大統領と金正恩の会談が米朝首脳会談が開催されそうな情勢です。

先日のニュースを見たら「ハノイやジャカルタなどが候補になっている」とあったので、もうウランバートルは無理かなと思っていました。

が、今日のニュースによると「開催地を巡っては、インドネシアやモンゴルなども取りざたされているが、実際に名乗りを上げているのはベトナムだけだという。」と読売新聞に出ています。

つまりモンゴルは名乗りを上げてもいないということです。

もちろん現実的な問題はいろいろ考えられます。前回のシンガポールを見ればわかりますが、そもそも警護費用が相当かかりそうだということがあります。

報道によれば、あれはシンガポール政府が負担したとあったみたいですから、それは確かに大変です。

それと今の時期であること。そもそも時期すらはっきりしないわけで、下手すりゃ来月のツァガンサルに引っかかるかもしれないし、そうなればとても対応できない。

もう一つはこの寒さ。外気がマイナス30℃となることを考えると、警備も大変だし、飛行機も順調に飛ぶかどうかもわからない。

そう考えると、今立候補するのは無理なんでしょう。とはいえ、UBを「国際的な会議都市」に魅せるためには、アセムなんかよりもよっぽどインパクトあるような気がします。

そこで何か歴史的な重大事が決まれば「レイキャビクの米ソ首脳会談」のように向こう30年間も人々の記憶に残る地名になるかもしれないのです。

1986年のアメリカ・レーガン大統領とソ連・ゴルバチョフ書記長による歴史的な会談は、冷戦の終結として今も歴史に深く刻み込まれています。

アイスランドがわからない人でも、レイキャビクの名前を知っている人は結構いますから。

今回は真冬なので無理にしても、第3回米朝会談には開催都市として是非とも名乗り出てもらいたいものです。長期的に見れば、費用対効果はあると思います。






Last updated  2019.01.13 18:43:34
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2018.12.24
カテゴリ:世界とモンゴル
世界中のセレブ達が、動物の毛皮のみならず、アンゴラなどの毛の製品の不買運動を続けているのが気になります。

テンやクマ、オオカミなどの毛皮を着るのを止めようというのはかなり以前からモデルや女優たちの間で広まっていたのは知っていましたが、最近の動きはそれが「毛」にまで及んでいるのです。

毛皮そのものについては、毛皮のために野生動物を殺すのは良くないという意味ではよくわかりますが、毛までだめだというのはどういうことか?それは動物虐待だというのです。

最初は意味がよくわかりませんでしたが、ネット上で映像などを見てビックリです。

生きたアンゴラヤギやアンゴラウサギから、毛をむしり取っている映像が動物愛護協会によってアップされているのです。さすがに本ブログで写真をお見せするのもはばかられるほどです。

映像は中国や南アフリカのもので、確かにひどいです。人間だって、髪の毛を強引にむしり取られたら、生きた心地はしないでしょう。ウサギなどの悲鳴を聞くだけ、地獄絵のように感じます。

じゃあ、はさみでカットするところは大丈夫なのかと言えば、それがそうでもないのです。やはりアフリカでは、毛を切る人は成果報酬なんだそうです。つまり一定の時間でどれだけたくさんの毛を刈ることができるかです。

そうなると無茶苦茶です。やたら大きなはさみで、すごいスピードでカットします。なので、うさぎなどの皮膚も一緒に切ってしまうことが多く、カットされた動物は血だらけなのです。確かにこれは虐待です。

こうした映像が流れ、世界的に毛皮や毛に対しての批判が高まると、当然のことながら世論を気にするセレブ達はもう着ることはありません。

プリウスにセレブ達がこぞって乗ったのと同じで、彼ら、彼女たちはイメージが全てですから。

そうなるとどうなるか?リアルが減って、フェイクが増えるのです。普通はフェイクの方がリアルよりもイメージが悪いはずなのですが、毛に限っては反対なのです。

リアルファーというのは、本物の毛皮でフェイクファーは人工皮革です。当然、もともとはリアルが高くて手が出ないので、フェイクを買ったということでした。

が、今は「あなた毛皮着てるの?」と聞かれると、「私のはフェイクよ」と言い訳するんだそうです。

しかも技術の進歩で、フェイクの品質がどんどん上がっています。そしてこの傾向が、毛皮だけだったのが今ではアンゴラなどの高級毛にも及んでいるのです。私が懸念しているのはここの点です。

私はモンゴルで羊毛やカシミヤの毛を刈るところを見たことがありますが、もちろんアフリカや中国と違ってそんな残忍なことはやっていません。丁寧に刈り取っています。

ですが、アメリカやヨーロッパのセレブ達には、どれが優しくカットされたもので、どれが虐待で切られたのかなんてわかりません。

今はアンゴラヤギやアンゴラウサギがターゲットになっていますが、彼らがアンゴラヤギとモンゴルのヤギの違いなんてわからないでしょう。

いずれ「リアルは禁止」とか「リアルは悪いこと」となっていくのではないかと懸念しています。

世界的に「フェイクを着よう」なんて動きになったら、いくらモンゴル人が「私たちは優しくカットしています」と言ったところで、その流れは止められません。

しかもあの中国の映像を見てしまうと、もしかしてカシミヤヤギも中国では虐待的にやられている可能性もゼロではありません。もし中国でのひどい映像が世界に流れたら、カシミヤもアウトでしょう。

モンゴルと中国の違いなんてだれもわかりませんし、ましてやそれが内モンゴルだったら、間違いなくモンゴルも同列に扱われます。

なので、今モンゴルがやるべきことは、「モンゴルの羊毛やカシミヤは、こんなに丁寧に作られている」「動物にも優しく接している」というのをアピールしないといけません。

これは個々の企業の問題を超えています。GobiやGoyoなどが協力して、「モンゴル優しいキャンペーン」でもしないと、取り返しのつかないことになってしまうと危惧しています。

カシミヤはモンゴルが世界に提供できる数少ないプレミアム製品なのですから。






Last updated  2018.12.26 17:06:30
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2018.12.06
カテゴリ:世界とモンゴル
「もくりこくり」または「むくりこくり」というのを聞いたことありますか?もしあるとしたら、恐らく子供の頃でしょう。

先日NHKの「蒙古来襲」という番組を見て、元寇関係のことをネットで調べていたら、この言葉が出てきました。

この言葉は漢字で書くと「蒙古高句麗」です。これは元寇の時に元(モンゴル帝国の一部)が日本襲来した時の経験から、日本全国に広まった言葉です。

理由は、元寇時に対馬島民や長崎周辺の離島、九州の人々が大変恐ろしい目に合ったことから、その恐怖が数百年たった現代にも言い伝えられているということです。

一般的には二度の元寇はともに「神風」が吹いたので、日本は無事だったと思われていますが、それは最後の最後であって(しかも最初の元寇にはほとんど「神風」はなかったと言われている)、実際には対馬全土などでは多くの略奪、虐殺があったのです。

ですがここでは別に「モンゴル軍はひどいことをした」などと非難するつもりは毛頭ありません。そういう意図は全くありません。

700年以上も前のことですし、モンゴル軍は日本だけではなく東欧を含む世界中でそうしてきたのです。史上最大の帝国が平和裏にできたわけではありませんから、当然のことと受け止めています。

この言葉の使われ方はほぼ日本全国共通のようです。基本的には、悪いことをした子供に対してとか、子供を泣き止ませる時などに「もくりこくり(蒙古高句麗)の鬼が来るぞ」などと言って、子供をおとなしくさせる文言です。

現在でもこの言い方が残っているのは、調べただけでも九州全土はもちろん、和歌山、仙台、岩手、青森にもあるそうです。

岩手の例で言えば「泣ぎやまねぇどモーコが来っつぉ」「早ぐ寝んねぇば山がらモーコが来っつぉ」と子供に言い聞かせたそうです。

九州で今も残るというのは、戦場でしたからわかりますが、なんで東北?なんで青森まで?という疑問があります。その答えは驚くべきものでした。

元が来るかもしれないということで、時の鎌倉幕府は九州方面に防御体制を築くように命令しました。ですがそれは主として博多付近です。

元は朝鮮半島からまず対馬に上陸しました。対馬は必至で抵抗しましたが、かなうはずありません。ほとんどの住民は殺されたり奴隷にされたとの記録も残っています。

その当時、あまりの恐怖で島を抜け出した集団がなんと青森まで船でたどり着いたんだそうです。

その時の子孫が「対馬」「對馬」「津島」という名前を名乗って今も青森にいるというのですから、驚きです。歴史というのは繋がっているんだなとつくずく思います。

今日のブログの表題が「モンゴル帝国の痕跡は世界レベル?」というのはなぜか?それは、これは日本だけの現象ではないからです。

以前私のビジネスパートナーだったベルギー人がいるのですが、彼からこの話を聞いたときは本当に驚きました。

彼が子供の頃、いたずらしたり、言うことを聞かなかったりしたら、彼のおばあちゃんから「いうこと聞かないと、モンゴが来るぞー」と言って押し入れじゃなく、物置に閉じ込められたんだそうです。

しかも、「モンゴが来るぞー」と言いながら、両手で両目を左右に引き延ばし、細い目を作って子供に迫って言うんだそうです。

13世紀に欧州を襲ったモンゴルですが、東欧は実際に蹂躙されましたが、西欧は実際には大丈夫でした。ですが、モンゴル軍の恐怖は西欧でも非常に大きくなり、「皆殺しにされる!」という噂がものすごい勢いで広がったのです。

私はベルギー人の同僚に聞いた話を、フランス人の友人にも話しました。「ベルギーでは、モンゴが来るぞー」っておばあちゃんから脅されてたって。

すると彼は当然のように「僕もそうだったよ。やっぱりおばあちゃんに怒られるときに言われた」と。うーむ、これはすごい。700年もたっているんですよ。過去の話ではなく、現在の話です。

モンゴル帝国が本当に東の端の国(日本)から西の端(西欧)にまで勢力を伸ばそうとした痕跡が今も残っているのです。しかもその言い伝え方が全く同じのに驚きました。

こんなに存在感のある帝国は、二度と出てこないでしょう。






Last updated  2018.12.07 23:31:35
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2018.11.14
カテゴリ:世界とモンゴル
11月9日に日朝政府高官が、ウランバートルで接触していたとの報道がありました。当然日本側は拉致問題、北朝鮮側は戦後補償みたいな話なんでしょう。

ですが、良く調べてみるとここ数か月で結構頻繁に接触しているようです。日本側は警察庁出身の北村滋内閣情報官、北朝鮮側は統一戦線部の金聖恵(キム・ソンヘ)統一戦線策略室長とのこと。

今回の報道を各紙はどう伝えているかを知ろうとネットニュースを見ると、この両人は10月7日前後にもウランバートルで会っているようです。更にその前は、7月中旬にもベトナムで会っているとのことです。

安倍さんがトランプさんに「拉致問題も言及してね」とお願いした米朝首脳会談後、少なくとも3回は日朝政府高官同士で会っているということです。

一般の新聞報道では、どちらかといえば北朝鮮の外相だったか外務次官だったかの人が「それは解決済み。いつまで日本はそんなこと言ってるんだ!」的な発言しか目にしませんでしたが、水面下ではやっているんですね。

話の内容はともかく、私の関心はその舞台です。まず感じたのは、やはり日朝秘密会談には(現・元)社会主義国の方が北朝鮮は乗りやすいのかな、ということです。もっと具体的に言えばビザの問題もあるでしょう。

外交官でもない政府高官は、北朝鮮の場合どこへ行くにもビザが必要でしょう。今はいろんな制裁があるので、ベトナムや旧社会主義で北朝鮮の友好国であるモンゴル以外だとビザ取得も簡単ではないような気がします。

もちろん、中国なら簡単でしょうけど、盗聴やらなにやらなんでもありの中国では日本側はもちろん、北朝鮮側も避けたいのが本音でしょう。

2回続けてウランバートルということは、両者にとってもUBは結構使いやすいというか、安心感があるのかもしれません。

北朝鮮という特殊事情があるのは確かですが、こういう機会をきっかけに、「モンゴルは中立で安心な国」というイメージを植え付けたいですね。

難しい国際政治の話はいつもワシントンやパリで行っているわけではないのですから。

レイキャビクのあるアイスランドは人口わずか30万人の少国です。永世中立国スイスも小国です。

アジアではそのイメージがあるのは、米朝会談をやったシンガポールくらいでしょうか?香港はもう完全に中国ですから。

モンゴルへは、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、トルクメニスタンなどの中央アジア各国の国民はビザ不要です。

将来、こうした国々もいずれ国際社会に出てくることもあるでしょうから、その時こそモンゴルがその舞台となるのです。

中国でやるとロシアがイラつきますし、これらの国々にとっても経済的侵略だけでも中国の存在が大きいのに、政治も中国となるとほとんど吸収されかねません。

ロシアに関してはソ連邦崩壊を機に、カザフスタンをはじめとしてロシア離れを加速化させていますから、やはりもう巻き込まれたくはないでしょう。

そうなればやはりモンゴルです。そうなる日のためにも、モンゴルはより透明性、公平性を持った社会システム(自国優先の裁判所や外資差別などがない社会)を目指してほしいものだと思います。






Last updated  2018.11.14 11:03:34
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2018.10.19
カテゴリ:世界とモンゴル
今日はチベット系のお話を。

話はイギリスによるインド統治時代に戻ります。イギリスは鎖国状態だった清との取引をして、お茶などを輸入して大きな利益を得ていました。

そのため、当時の決済通貨であった銀が清にどんどん流出するという事態になったのです。

その流出を止めるために、イギリス産品である毛織物を売ろうとしたのですが、その目論見は外れ、銀の流出は止まらなくなりました。

そこでイギリスは当時清も禁止していたアヘンに目を付け、それをインドから輸出することで銀の流出を防ごうとしたのですが、当然清は反対します。

それがアヘン戦争につながり、清におけるイギリスの利権はますます拡大しました。植民地のインドはアヘンを輸出し銀を得て、その銀をイギリスからの工業製品購入に充てたというわけです。

とまあ、アヘン戦争の間接的な原因はイギリス人のお茶好きにあったのかもしれません。


当たり前ですが、イギリス人にとってはインドは大変暑いところでした。勝手に植民地にしたわけですから、自業自得なんですけど。

そこで1850年頃からヒマラヤ山麓にあったダージリンという村を保養地としました。日本の軽井沢が外国人の手で保養地になったのと似てますね。

この涼しい良き土地で、イギリスはお茶の栽培を始めたのです。これをきっかけに、インド(アッサムやセイロンも)におけるお茶栽培は成功し、中国からのお茶輸入を減らせるのみならず、インドの主要輸出品になっていったのです。

ダージリンというのはチベットの南にあるインド領で、イギリスはこのあたりからチベットを経由して清への交易ルートを開拓しようとしたのです。船ルートを使わずに直接交易ができると睨んだのです。

近代史を見ると、イギリスは当時の清に対してチベットの利権を要求していました。その後のチベット問題が起こる時は必ず西側の保護国的な態度をイギリスが取るのは、この頃の事情が続いていたからなのです。

で、ダージリンです。今はダージリンという名前が通ってますし、中国語でも大吉嶺と書きます。

が、もともとの名前はチベット語でドルジリンで、中国語的には金剛洲です。ドルジ?そうです、あのモンゴル人の名前に多いドルジです。

ドルジはチベット語で金剛とか強いという意味があります。リンはその土地とか洲という意味があります。ですから、金剛の地、力強い土地という意味だったのでしょう。

朝青龍の名前はダグワドルジです。ダグワはラマ教の神様の名前でドルジは文字通りはがねのように強いという意味です。日本語にすると金剛神とでもいうのでしょうかね、朝青龍の名前は。

まさに朝青龍の場合は、名は体を表してます。いろいろ批判もあるでしょうが、当時のビデオを見るとやっぱり強い。強さだけで言えば、白鵬より上に見えるほどです。白鵬は上手さで勝ってますね。

その後のダージリンティの世界的躍進ぶりはご存知の通りです。日本全国のスーパーのどこにでもダージリンティーは売ってますからね。

もちろんモンゴルのザハでもダージリンは売ってます。でも、この名前がドルジだというのは、多分モンゴル人も知らないと思います。






Last updated  2018.10.19 16:07:46
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2018.10.16
カテゴリ:世界とモンゴル
北朝鮮の党機関紙である労働新聞に「モンゴルからの招待状が届いた」という記事が出たそうです。

ネットニュースによると
「北朝鮮指導者の金正恩(キム・ジョンウン)がモンゴルを公式訪問する招待状を受けた。 モンゴルのKh. バトルガ大統領からの招待状が北朝鮮の労働新聞に掲載された。

バトゥルガ大統領は、平壌とウランバートルの外交関係70周年を祝うとともに、北朝鮮指導者をモンゴルへ受け入れることを表明した。 モンゴルと北朝鮮の外交関係は、1948年10月15日に樹立された。」
とあります。

なるほど、確かにこの日付け、10月15日付けのニュースです。

この記事によると「招待状が掲載された」と英文記事にもそう書いてあります。そんな招待状を新聞に載せるんですかね、かの国は??

そのニュースには、モンゴルはトランプ大統領と金委員長との会談場所の候補にもなった、と加えられています。例のシンガポール会談の時ですね。

私はこうしたことはどんどんやればいいんじゃないかと思います。国連の制裁決議の問題などありますが、はっきり言ってモンゴルとして何をやっても、その制裁に触れるほどの問題になるとは思えません。

北朝鮮を巡っては、日米が制裁強化、中露が制裁緩和を主張し、韓国はアメリカの目を気にしながらも実質的な緩和を望んでいるように見えます。

こうした主要関係国は、何か動き出すと勘繰られる部分もあるでしょうが、モンゴルは少なくとも「経済制裁」という視点ではほとんど関係ありません。

だったら、モンゴル独自の立場でこうした動きに自ら参加して、中立性・協調性を大いにアピールするのがいいんじゃないかと思います。


残念なのは、本気出せば結構いろんなことを発言したり、行動したりできる立場なのに、それをあまり積極的にやろうとしないことです。

今月上旬の国連総会でも、モンゴルの首相はスピーチの機会や北朝鮮外務大臣との会談の機会があったようですが、ほとんと決まりきったことしか言わなかったそうです。

以前日本でやっていた投資セミナーみたいなもんでしょう。官僚の用意した作文を読むだけで、何も相手に伝わらないという手法ですね。

私はせっかく北朝鮮の外務大臣に会うんだから、何か面白い提案でもしたらいいとは思いましたけど。

でも、北朝鮮問題はこの先まだまだ続くでしょう。非核化も拉致問題も。会談場所もこれから何回も機会はあるでしょう。

どこかで「北東アジアの中立国はモンゴル」「北朝鮮と中露も、韓国と日米とも話ができる国モンゴル」というイメージが出てくればいいなと願っています。

ヨーロッパで言えば、スイスやアイスランドみたいに。






Last updated  2018.10.17 17:27:06
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