1845180 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

田崎正巳のモンゴル徒然日記

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile


モンゴル2008

Category

Calendar

Favorite Blog

島田隆の天職相談室 しまりゅう52さん

Comments

じょんたのおばあちゃん@ Re:昔の面白いブログシリーズ(第19回)「モンゴル人の心の中?(1)」(08/08) お早うございます。 「誇り高い人達」。や…
モンゴル2008@ Re[1]:シルクロードビザ制度、検討中?(08/04) じょんたのおばあちゃんさん、ありがとう…
じょんたのおばあちゃん@ Re:シルクロードビザ制度、検討中?(08/04) 私はモンゴルって観光客を誘致したがって…
モンゴル2008@ Re[1]:バーチャル応援の功罪(1)(03/17) じょんたのおばあちゃんさん、ありがとう…

Freepage List

Headline News

全163件 (163件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 ... 17 >

日本とモンゴル(経済・ビジネス)

2019.01.11
XML
今日の新聞に結構大きな見出しで「採掘」とか「モンゴル」と出ていたので、てっきり鉱山の話かと思って読んだらびっくり。仮想通過採掘だそうです。確かに仮想通過も「マイニング」という言い方します。

記事によれば、2018年以降の急落で仮想通貨を得る「採掘(マイニング)」の専門業者は苦戦しているとのこと。

これだけ高度な技術なのに、採算をとれるかどうかは電気料金をどれだけ抑えられるかがカギ、なんだそうです。

そこで東京のGinco(ギンコ)という仮想通過アプリを手掛ける会社がウランバートルでマイニング事業を始めたとのことです。

ギンゴ社によれば「事業環境は厳しくなっているが、まだ利益を出せる水準」だとか。

モンゴルの強みは日本の3分の1程度の電気料金とのこと。ビッドコインの現在の価格で利益を出せるのは、モンゴルとスウェーデンとアメリカなど、数か国のみだそうです。

またUBだけではなく、北のダルハンでもモンゴルのIT大手がマイニング事業を始めたそうです。日本企業も提携しているみたいですが、市況の悪化で機器増設は遅れているそうです。

うーん、この話をどう見るか?

いい見方では、冬でも関係なくできる事業が生まれることはいいことだし、政府のIT産業育成にも合致している。

でも、冷静に考えればモンゴルの優位性は「電気代だけ」。しかも事業環境は悪化しており、利益もギリギリみたいです。

私はこの事業の継続性には大きな疑問があります。優位性と言ってる電気ですが、実はモンゴルは電気不足で困っているのです。

需要の伸びに供給が追い付かず、しかも安い電気料金設定なので、新設のための投資効果が見合わないとのことで、なかなか問題解決には至っていません。

新発電所建設プロジェクトや現在の発電所の増強計画など、10年以上前から出ては消えています。

UB市水道局の人から連れられて「ダム建設予定地(奥テレルジ)」にも行ったことありますが、いつも絵に描いた餅で終わる計画で、もちろん未だに何の動きもありません。

つまり電気はモンゴルのウィークポイントとなっているのです。

停電も日本では考えられないほど頻繁にありますし、本当にこれが競争上の優位性なのかと心配になります。もちろん、今日現在は日本より電気料金が安いのは間違いありません。

ただ、新聞によればこれまでは中国でこのマイニング事業が盛んだったそうです。が、少しでも安いところができれば簡単に撤退もしてしまうということです。

それでもモンゴルの競争力のおかげで大いに儲かるなら話は別ですが、どうも利益はギリギリのようです。つまり、もう少し市況が悪化したら赤字になるし、もっと安い電力の国が出てきたら、移転されてしまうということです。

目の付け所は面白いし、できればこうした産業も根付いてほしいけど、数年後にはいなくなっているリスクが結構高い気がします。

日経新聞に載ることが成功の証では全然ありません。現実に日経新聞で注目されたモンゴルの日本企業で今はもうないのはいくつもありますから。

ただこれを機に、モンゴルのIT能力が高まって「電気代」以外の要素で競争力がつくようになれば、新しい展開も期待できるでしょう。

ちょっと期待してます。






Last updated  2019.01.11 19:01:42
コメント(0) | コメントを書く
2018.12.03
モンゴルのジャーナリズムは非常に政治家と近い(別な言い方では癒着)のですが、モンゴルではまれな独立系ジャーナリストで、有名な人です。

私も何度も会っており、モンゴル人がなあなあになりそうな部分にもきちんとした評価ができる素晴らしい人だと思っています。今回そんなJさんと、パネリストとして二回も同席しました。

モンゴル政治家の資質の問題になったときの説明になったとき、ちょっと残念な発言がありました。

突然、ペルー黒船来航の話を始めました。一体何の話をすると思ったら、

「日本は国が開かれてから150年です。それだけかかって、ようやくちゃんとした政治家が出てきたのです。それに対してモンゴルは国が開かれてわずか30年です。30年でこのように発展してきたのですから、実は日本よりも速いのです」

というではないですか。

私は唖然として聞いていました。言いたいことは「確かにモンゴルにも問題あるが、それでも日本よりは速く進んでいる。政治家も今学習中であって、大きな問題ではない」というのです。

うーん、いくらなんでもJさん、それは違うよ。日本は戦争で負けて、大借金を抱えて、世界で最も貧乏な国の一つになったんです。江戸時代の話をしても意味ないんですよ。

現に私の知るモンゴル人は「日本は戦争で何もかも失った。戦争直後のテレビを見ると、東京は本当に焼け野原だった。そこから復興して、24年後にはオリンピック、新幹線、高速道路ができた。モンゴルは30年たっても何も変わらない。一番の違いは政治家だろう」と言います。

別に日本の政治家を弁護するつもりも、ましてや称賛するつもりもないけど、根本的に勘違いしている気がします。

勘違いの詳細は別にしても、モンゴルきっての批判的ジャーナリストが「日本よりはモンゴルの政治家の成長が早いので問題ない」と言っていては、話にならないという気がします。

  • IMG_4161.JPG

この日最後のセッションでした。

更に問題は、この日本150年説を別のモンゴル人も口にしていたということです。

もしかしてこのJさんか他の誰かが「日本が150年かかったことをモンゴルは30年でできた!」というプロパガンダを流しているのかもしれません。

もしそうなら、政治家の質の向上は当分どころか何十年も望めないってことじゃないかと懸念するわけです。

モンゴルの政治家に対する批判の手を自ら緩めていては、何の変化も起きないってことです。そこはJさん、目を覚ましてほしいですね。

(完)






Last updated  2018.12.04 17:30:00
コメント(0) | コメントを書く
2018.12.02
私は個人的には、日本企業にモンゴルに進出してほしいですし、いくらでもサポートしたい気持ちはあります。

ですが、客観的情勢として「為替はどうなの?」「賄賂はどうなの?」「外国人への規制は本当にないの?」と言われれば、言葉を濁す部分が出てしまうわけです。

私の正直な思いは、「モンゴルに長期的にコミットするつもりで進出するつもりがないなら、今はやめておいた方がいい」

但し、「長期的展望を持てるなら、多くのリスクは低減させられるし、成功の確率は上がる」ということです。

2‐3年で黒字になるかどうか心配するなら、ハーンバンクにトゥグルグの定期預金した方がよっぽど確実だということです。

これなら毎年確実に14%は行くからね。それをしながら、モンゴルの勉強するのもいいでしょうね。

  • IMG_4116.JPG

皆熱心に聞いてくれました。

もう一つの「究極の原因は政治家」という点です。今回はわざわざ正面から「モンゴル最新政治情勢」という時間を設けました。

タイミング的にも、モンゴル国内で人民党が真っ二つに割れていた時でしたので、それについての議論がありました。

モンゴルの国内政治という意味でのテーマはそれでいいんですが、それ以外の経済問題、国としての安定問題などを協議すると、結局は政治家の資質につながってしまうのです。

資質なんて回りくどい言い方していますが、要するに「私利私欲の塊と化したモンゴルの政治家たち」という意味です。

あるパネルでは「ここでは政治ではなく、経済的な側面、ビジネス的な課題を議論しましょう」とわざわざ注意してスタートしたのですが、当然問題の表面だけを指摘しても先に進めません。

「ではどうすればいいのか?」の前に「何が根本的な問題なのか?」が明確でないと答えが出てきません。

その「何が根本的な問題なのか?」になると、それは役人とか、中国からの借金とかが出てきますが、そんなことは根本ではありません。

結局はモンゴルの政治体制に起因する問題、私利私欲の政治家、国民全体より個人資産を増やすことを選ぶ政治家、となってくるのです。

そうなると残念ながら議論は事実上止まります。我々には選挙権はないですから、モンゴル人が選んだ政治家が問題なのは、結局モンゴル人自身の問題でしかないのです。

ただ今回、大変残念に思ったことがありました。モンゴルの有名なジャーナリストのJさんは、今回を含めここ数年の本セミナーにモンゴルから参加しています。

(続く)






Last updated  2018.12.02 22:51:46
コメント(0) | コメントを書く
2018.11.08
最終稿です。長いことお読みいただきありがとうございました。


自販機で食券を買うと自動的にその情報がキッチンに行きます。それを見て調理し、できると掲示板に番号が表示され「OO番の方、取りに来てください」と自動アナウンスが流れます。

そして食後はトレーごと、学食のように自分で戻しに行くのです。この間、ただの一言も店員と話す必要はありませんし、そもそも店員は全員キッチン側におり、こちらのテーブルのある場所に来る人はいません。

全くの非接触なのです。私は意識して耳を澄ましていましたが、店員は誰も何も客とは一切話さないのです。

もしかしたら「話せない」のかもしれません。唯一、一人の人が「いらっしゃいませ」という声が聞こえただけです。

なるほど、このために改装していたのかと思いました。店員は全員外国人でした。私の推測ですが、同じ店ではできるだけ同じ国の人を配置しているんじゃないかと思いました。

客とは話さなくとも、店員同士では話さなければならないことは多々あるでしょうから。今後はこうした日本人無人店舗ができてくるんだろうと思いました。

ですがこうした店はまだまだ少数派で、ほとんどの店では店員はある程度の日本語能力が必要でしょう。

ま、皿洗いだけならあるかもしれませんが、最近の大手では皿洗いも機械化してますから、接客が全くできない店員を雇うところはほとんどないでしょうね。

私が外食産業で期待できるのは、調理場に入れるかどうかです。大手チェーン店では調理場に入ってもあまり得るものはありませんが、個人経営の居酒屋とか割烹の皿洗い兼調理補助として入れるなら、それは大いに可能性があるのではないかと思います。

和食は世界的にブームになっていますが、どの国でも本物の和食シェフは足りません。足りないからこそ、即席のなんちゃって和食シェフが世界中にたくさんいるのです。

なので、「日本人が納得するレベルの料理」を目指すのではなく(これには10年以上の修行が必要)モンゴルでも他国でなら、ある程度そうした店で働いた経験は十分にアピールできるんじゃないかと思います。

モンゴル人は外見は日本人に似てますから、西洋人から見れば区別できません。

「ここの前はどこでやってたの?」「はい、4年ほど東京の料理屋で修行してました」なんて言えば、それだけで価値は上がりそうです。ただそういう個人経営の和食屋さんが簡単に見つかるかどうかが、最大の関門でしょうね。


以上、モンゴル人的視点で今回の就業可能業種を見てきました。どの分野においても、モンゴル人が増えるのは間違いないでしょう。

現在、技能実習生を日本に送り出す会社がモンゴルにどんどんできているようですが、そうした会社は一斉に労働者送りの会社に変わっていくのでしょう。

ですが、今回は本人が日本企業と直接契約するので、書類作成などのためにおかしな手数料は抜きにくいでしょう。

また最近人気低下気味のモンゴルの日本語学校人気も復活するかもしれません。

いずれにしても、本当に来年4月からこの法案が実施されれば、モンゴルにおける日本の影響が増すことは確かだと思います。

(完)






Last updated  2018.11.09 09:59:51
コメント(6) | コメントを書く
2018.11.07
外国人労働者側の事情はどうでしょうか?

現在は例の悪評高い技能実習生もいますし、週に28時間働ける留学生もいます。留学生の多くは日本語学校でしょう。

日本語学校に来ている留学生の多くは、本国で日本語が話せるようになったというレベルの人は少なく、多くはほとんど話せません。話せないけど、本国で借金して日本に来ている人が多いのです。

なので仕事が必要です。というか、仕事が目的の人が多いのが現実です。コンビニ?ファミレス?これらのバイトは、日本語を話せないとできませんし、最低限の文字は読めないと務まりません。

話せなくても読めなくても比較的簡単に始められる総菜会社は絶好の働き場です。難しそうな機械や電子機器と違って、総菜ですから自分たちが何をすべきかも比較的理解できます。

しかも今ではほとんどの総菜会社には中国、フィリピン、ベトナムなどから来て数年働いている先輩社員がいますから、母国語で作業を教えてくれるのです。

ネックは働く時間帯が深夜であることです。なので、新聞等の報道でも「夜はバイトに励み、(出席が重視される)授業へは寝に来る」という留学生が多くなるのです。

いいとか悪いとか言っても始まりません。日本がこういう制度で留学生を迎えているんですから、それに合った人が増えているというだけのことです。

総菜会社の説明だけでかなり長くなりましたが、こうした外国人の深夜労働のおかげで皆さんはセブンやローソンで新鮮な弁当や総菜を買えているということを知っておくことも大切だと思います。

ここまで説明すればお分かりの通り、総菜会社としては合法的に人集めをしたいし、今回解禁される外国人労働者にとっては「日本語下手でもOK」「簡単に仕事探せる」「場所は本当の田舎よりもちょっと都会寄り」「いわゆる重いものを持つ重労働ではない」というメリットがあります。

ですのでここにかなり外国人労働者は吸収されるんじゃないかと思います。少なくとも「日本初心者」には始めやすい職場と言えます。

モンゴル人も重労働ではないこの仕事は、勤務時間帯さえ気にしなければ日本語初心者の人には希望者が結構出てくると思います。

今回の労働者開放を機に、私は日本の深夜労働者にける外国人比率は一気に上がるんじゃないかと思います。なんせ人数を限定していませんから。

最後に外食です。外食にも多くの外国人が働いているのはご存知の通りです。が、やはりハードルは高いです。それは日本語です。

しかも一方的に話すだけとかならいいのですが、受け答えが必要ですし、受注という責任ある内容も伴います。

その上「このメニューはどんな料理?」なんて聞かれても答えられるだけの読解力も必要です。そうなると、誰でも彼でも明日からすぐにというわけにはいかないでしょう。

ですが最近は外食側も工夫しています。近所にある松屋が1か月以上かけて改装していました。店が変わるならともかく、店舗をちょっときれいにするのに、なんでそんなに時間かかるんだろうと思っていました。

で、先日新しくなった松屋に行っていました。そこは「セルフ」の店となっていました。要するに店員さんと話す機会がゼロになっているのです。


(続く)






Last updated  2018.11.08 09:11:25
コメント(0) | コメントを書く
2018.11.06
長文ですいません。もう少し続きます。


飲食料品製造と外食。

モンゴル人が一番馴染みやすいのはこの2業種ではないかと思います。少なくとも人数的には、この分野が多くなるような気がします。

飲食料品製造とは?名前だけ見ると、味の素とかサントリーかなと思うかもしれませんが、そういう食品大企業が大勢の外国人労働者を直接雇用することはほとんどないと思います。

下請けなら考えられますが、自動車産業と違ってそんなに何重にも下請けがあるわけではないので、大手系列は限られると思います。

私が思うに、わざわざ「飲食料品製造」を他のメーカーと分けたのは、大きな狙いがあるからだと思います。

それは日配品食料品会社、別な言葉で言えば総菜品製造会社ではないかと思うのです。この業界は今現在でも、外国人労働者(実習生や留学生)に大変頼っています。

この業界特有の要請があってそれが総菜会社と外国人労働者のニーズに合っているのです。まず日配品(納豆や豆腐)や総菜会社(おかずや弁当)側のニーズです。ここには牛乳などの日配飲料も含まれます。

皆さん、豆腐や納豆、牛乳やお弁当、総菜を買うときに注目するポイントはどこですか?すべてに共通することがあります、特に日本人には。

それは製造日付です。日本人ほど日付に拘っている国はないと聞いたことがありますが、とにかく気にしますよね?

昨日の日付と3日前の日付のが並んでいたら、奥から引っ張り出してでも新しいのを買うのが日本人です。そしてメーカーもその対策に必死です。

で、究極の日付がDゼロと言われるものです。DはDayですから、日付け。ゼロは製造後の日数。昨日製造したものであればD1ということです。

普通の国であればD1でもD2でも十分に「新しい」と言えますが、この国は違います。で登場したのがDゼロです。つまり今日作って今日売るということです。

食堂が店先で売るならわかりますが、遠く離れた大きな工場で作られた総菜が当日の日付でスーパーに並んでいるなんて日本でしかありません。納豆も豆腐も今やDゼロが主流です。

一体どうやってそれを実現するのか?それは夜中の12時から本格的に作り始めるのです。

大手総菜メーカーは大手スーパーで販売しており、日付を誤魔化したりしようものなら即出入り禁止になりますから、昨日作ったものを今日の日付になんてできません。

総菜メーカーは夕方から夜中にかけてきんぴらでも酢豚でも鮭弁当でも作り始めます。が、最終工程まではやりません。

こうした準備を11時59分までに終わらせます。そして12時きっかりになってから、最終工程に入り完成させます。その上で日付シールを張るのです。

スーパーの開店までは十分時間があると思ってはいけません。そこから例えば関東一円に出荷しなければなりません。

そうなると、12時以降の最終工程作業は相当忙しくなります。つまり労働者確保のピークが、夜の9時くらいから朝の3時くらいまでとなるのです。

なんとなく昔の総菜屋さんは、近所のおばさんたちが空いた時間で心を込めて作ってくれたもの。。。なんてイメージありましたが、とんでもないです。出勤時間は夜8時とか9時。

そうなると、「近所のおばさんの空いた時間」などというレベルではないのです。昼夜逆転に近い生活をしないといけないので、パート集めは大変なのです。

これは総菜会社にとって常に頭の痛い問題です。もちろん、イオンやヨーカドーが安易に値上げを認めてくれるはずありませんから、出せる給料にも限りがあります。

以上が総菜会社側の事情です。

(続く)






Last updated  2018.11.07 07:49:54
コメント(0) | コメントを書く
2018.11.05
宿泊もあります。これは前回は観光とされてました。

その時の私のブログでは「観光ってあるけど、実態は宿泊施設の裏方仕事じゃないかな?」と書きましたが、まさにその通りってことです。

観光と書いて、なんだか格好いいイメージで応募してきた人ががっかりしないように、実態に即した変更なんだと思います。

この分野も常時人手不足しています。ここは意外とねらい目じゃないかと思います。旅館のお運びさんとか、風呂掃除などでしょうが、何年も仕事していれば、日本のホスピタリティを学べるでしょう。

モンゴルのホテルのホスピタリティのなさは、過去数十泊(100泊以上?)経験した立場で言えば、アジア最低レベル?かなと思うほどです。

ホスピタリティを日本で学んだ人がモンゴルで尊重されるような時代が来れば、いい職場になります。今は残念ながら、モンゴルのホテルの人はなんの問題意識を持っていないでしょうけど。

またはホテルのベッドメーキングも意外といいかもしれません。日本語は苦手だ、あまり人と話したくない、という人にはいいかもしれません。

いずれにしろ、勤務地の多くは都会の格好いい大型ホテルではなく、田舎の温泉やビジネスホテルでしょう。勤務地を問わなければいい選択かもしれません。

農業、漁業。後者は力仕事だけですね。でももしかして「お金を稼ぐ」という観点では意外とありかもしれませんが、ずぶの素人を漁船で漁に連れていくとは思えないので、賃金も期待できないかもしれません。

農業はモンゴルにおいても有望な産業です。だからいいじゃないか、と思うのですが、簡単ではないでしょう。

多くのアジアの国々では農業は伝統的な産業、保守的な産業です。が、モンゴルでは新しい産業、ベンチャーなのです。だったら、いいじゃないかと思う人もいるかもしれません。

モンゴルの農業は後発であるだけに、アジア伝統型ではなく欧米近代型なのです。私もセレンゲ県の小麦畑を見に行ったりしかしたが、「ここはカナダ?アメリカ?」と思うような広大な農地に大型トラクターでやってます。

またUB近郊ですと、ハウス栽培や機械化された栽培などで野菜を作る工場ができてきています。

他方、日本で人手不足の農業というのは小さな田んぼや畑で手作業の収穫の手伝いをしたり、収穫した野菜やイモの選別をしたりです。

実際にモンゴル人が「この日本で奴隷のように働かさせられている現場」を私は見ているので、間違いありません。あんな経験がモンゴルの農業発展に役に立つとはとても思えないのです。

しかも企業内での労働はまがりなりにも、労働基準局や他の従業員の目などにより多少は監視されますが、農家内での労働にはルールもへったくれもあれません。

払うといったお金も払われないことがあっても、そもそも文句を言う相手もいないのが日本の農業の実態です。

私はモンゴルの農業には期待していますが、それと日本の農家で下働きするのとは全く別の話だと思っていますので、お勧めしません。

あるとすれば、北海道で近代的な農業をやっているところで、しかも複数の従業員らと働ける環境があるところなら、得るものはあると思います。

(続く)






Last updated  2018.11.06 08:50:16
コメント(0) | コメントを書く
2018.11.04
次はビルクリーニングです。これは結構応募ありそうです。私がモンゴルに住み始めたころ、ビル清掃を若い女性がやっているのを見て驚いた記憶があります。

なんとなくですが、日本にいるとビルの清掃は年配の方の仕事というイメージを持っていたのですが、モンゴルでは全然そうではありませんでした。

もちろん、実際には中年の女性が多いのかもしれませんが、若い人たちも結構多いです。本当の年配の人は・・・ほとんど見かけませんでしたね。

なので、日本行き希望者に経験者もいるでしょうし、イメージ的にもそんなに悪くない(少なくとも重労働ではない?)ので応募はあると思います。

次は素材産業、産業機械製造、電子・電気機器関連産業があります。これらはなんとも曖昧ですね。要するにメーカーの仕事なら何でもよいというように見えます。

なぜなら「産業」とか「関連産業」などという言い方は、別に工場限定とは言っていません。

恐らく当初の立案者は工場勤務をイメージしていたと思うのですが、「じゃあ、倉庫勤務はダメか?」とか「流通部門は?」「販売店の裏方仕事は?」などと突っ込まれているうちに、こういう表現になったんだと思います。

そのそもこの定義に合わないメーカーってあるんですかね?食品は別途ありますから、それ以外で。会社名で言えばトヨタも新日鉄もパナソニックもなんでもござれだと思います。つまりメーカーであれば、業種も職場も問わないってことです。

ここにはモンゴル人にも一定の需要はあるでしょうが、モンゴルにはあまりメーカーがないので、仕事の内容がピンとこないかもしれません。

トヨタやソニーは有名なので、ランクルを作る?ビデオカメラを作る?などと工学部を出た人は興味持つでしょう。でも、もちろん彼らが望むような開発や設計の仕事が対象であるわけはありません。

建設、造船・船用工業もあります。建設が一番わかりやすいでしょう。基本的には建設現場ですし、韓国でも建設現場の仕事が多いと聞いてます。

ただ、以前のブログにも書いたように、モンゴル人はモンゴル国内での建設業の現場でも嫌がるほどですから、日本で働きたいかどうかはわかりません。

造船に至っては、想像もできないでしょうが、特定の場所での建設現場ですから建設業よりはいいかもしれません。

自動車整備があります。これは上記の幅広く曖昧な業種に比べてかなり特定の業種です。これは人気出るかもしれません。

モンゴル人は車が好きですし、しかも日本車のシェアが圧倒的に高い。そしてそのほとんどが中古車ですから、修理のニーズも大きい。

モンゴルはほとんどが中古車なので日本市場と比べて商品のタイムラグがありますが、どんどん車は電子化に向かっており、昔ながらの経験に頼った修理工では対応できなくなってきている部分が多いのです。

日本で修理技術を覚えて帰れば、優位性はあるでしょう。仕事内容も、わかりやすい仕事です。

航空というのもあります。これもいろいろ議論あったんでしょう。整備の現場だ、機内清掃だ、とか。

なので日本に限られた数の会社(大手は2社、それ以外入れても10社、20社?)しかない航空が単独の業種としてで出てきたのでしょう。ここでモンゴル側から見て期待されるのは機体整備です。

もしJALとかANAの機体整備に携われるなら、将来モンゴルに帰ったときの有力なスキルと見なされるでしょう。


(続く)






Last updated  2018.11.04 18:57:03
コメント(0) | コメントを書く
2018.11.03
いよいよ、外国人労働者の受け入れ拡大が正式に決まりました。

本当は正式というのではないのですが、現状では「閣議決定」をすれば圧倒的な与党勢力の力で国会を通すことは確実だからです。来年4月からということですから、もう間もなくです。

本件については、本年6月11日付け本ブログ「外国人労働力確保へ本格開放?」(https://plaza.rakuten.co.jp/mongolmasami/diary/201806110000/)に書きましたが、その当時の情報と若干違う部分もありますので、それも交えて書きます。(長文なので、数回のシリーズになるでしょう)

まず想像できるのは、モンゴルでは日本人の想像を超える以上にこの話が話題になるのではないかということです。そして間違いなく希望者は殺到とまではいかないでしょうが、多く出てくるでしょうね。

人口300万人の少人口国ですが、数年で数千人どころか1万人を超えるレベルまで行くんじゃないかと思うほどです。もちろん、未来予測なんて誰にもできませんが、そのくらいのインパクトはあるだろうということです。

絶対人数はともかく、「日本に来た労働者数/その国の人口」という形で指数化すれば、トップレベルになるのは間違いないでしょうし、私は実際には世界で1番になると思っています。

その理由を考える前に、今回の法案からモンゴル人にとって読み取れる意味合いを考えてみます。

まず前回の案にあった5業種というのが14業種に拡大されたことです。前回は造船とかモンゴル人には関係なさそうな業種や、観光などというあいまいな表現がありました。

具体的に見ていきましょう。本ブログはモンゴル人の方もご覧になっていますので、この部分は解説的に書きます。なので長いです。

介護。これは日本中で圧倒的に不足している分野です。既にフィリピンやインドネシアからの介護士が日本で仕事をしていますが、日本語試験の難しさからなかなか思ったように人数は増えていません。

ですが、今回は日常会話程度でも可能なので、応募者はいると思いますが、恐らくモンゴル人には人気ない業種となるでしょう。

ここで心配というか気になるのは、フィリピンやインドネシアへの説明です。

FTAかEPAかわかりませんが、この2か国から介護士を受け入れると発表しましたが、その日本語試験の難しさで、泣く泣く帰国した人が大勢います。大勢というよりも「大半が帰国した」と言った方がいいでしょう。

おそらくあれだけ日本語を一生懸命勉強した両国の介護士候補の方々は、今回の特定技能1号(日常会話でOK)であれば、ほぼ全員がパスできるのではないかと思います。

なんせ実際に日本に滞在して一生懸命日本語を勉強したんですから。でも帰国させられた。一体あれはなんだったのか?ということになります。

人生の大切な時間を1年も捧げて頑張ったのに「お前はだめだから、帰れ。あとは知らん。」と。

それが手のひらを反すように、彼女たち(多くは女性なのでこのように書きますが、男性もいます)が落とされた理由にはほとんど実質的な意味での根拠がなかったということになります。

もちろん、他人の人生のことなんかこれっぽっちも考えたことがない厚労省の役人連中は「あの時はあの制度の試験で受からなかったから」「今度は制度そのものが違うから」と無感情に解説するのでしょうね。

こういう人の気持ちを理解できない役人たちが、こうして場当たり的な制度を作っては変えていくのでしょう。

介護士は重要な分野ですが、多分モンゴル人の性格からすると、不人気でしょうね。

他人との肌の接触などをあまりよく思わない伝統的な考えも一部にはあるようです。なので、世界的には人気の医者という職業もモンゴルではそうでもないのです。

(続く)






Last updated  2018.11.03 12:56:46
コメント(0) | コメントを書く
2018.10.29
毎年恒例の「インベストモンゴリア東京会議」が今年も開催されるとのことです。

日時:11月19日(月) 午前9時―午後6時
場所:東京・市ヶ谷にある「JICA地球ひろば2階国際会議場」

私もいくつかのプログラムに参加します。モンゴルにご興味ある方のご参加をお待ちしています。

詳細や申込は下記HPへアクセスしてください。
http://mongol.blog.jp/2018/10/07/51986285






Last updated  2018.10.29 13:03:42
コメント(0) | コメントを書く

全163件 (163件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 ... 17 >


Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.