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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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日本の生活(日常)

2019.03.18
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まず大変なのは、宅急便の人。先日静岡県でやったゴルフバッグを送っていたのです。

「ピンポーン。宅急便です。」「はい、どうぞ。あ、エレベータないので階段になりますけど・・・」「はい、大丈夫です!」と元気な声が。

ところがなかなか届きません。しばらくすると、再び「ピンポーン。すいません、6階に行きましたが、扉が閉まっていました。」とのこと。

その扉が我が家の裏口なので、ノックされたら出るつもりだったのですが・・・「すいません、扉を開けて待ってます」と言いました。

長い階段をゴルフバッグ抱えてやってきました。体力ありそうな若い宅急便のお兄さんです。私が「申し訳ありませんでした」というと「いえ、大丈夫です!」とさわやかに言って下さいましたが、息が切れ切れでした。

さすがにバッグ抱えて2往復はきついです。アマゾンで水買ったらどうなるんだろうと思ってしまいました。

また毎朝の新聞取りが億劫になってしまいました。朝起きてすぐに6階を往復する気力がないってことです。なので、出かけるときに新聞を取って、詳しく読むのは帰ってから。

のはずですが、飲みに行ったりして。結局、この1週間は海外にいた時を別にすれば、恐らく中学生以来最もちゃんと新聞を読まなかった週と言えるでしょう。

そして最も大きな副作用が、「ヒッキー」です。要するに引きこもりです。仕事以外では外出する気になれない。

ゴミ出しはもちろん、ちょこっとコンビニに買いに行くのも億劫になります。スーパーに買い物に行って、重い袋を持ってくる気力もなくなります。

出かけるときには「忘れ物の恐怖」があって、なかなか出られない。だって、ちょっとした忘れ物でも、6階まで戻らないといけない。

実際、出たら小雨の降っていた日があったのですが、傘を取りに行く元気がなく、駅まで小走りで行きました。

まあ、これに匹敵する「ヒッキー」はマイナス40℃の日のモンゴルのアパート生活でしょうか。さすがにこれだけ寒いと、徒歩2分のスーパーに行くのが億劫になりましたね。

私はクライアントのオフィスで会議や仕事することも多いですが、自宅でも結構やります。そうなると、「よほど大きな必要性」がないと、外に出るのが億劫になるのです。

そうすると、見事にスマホに入っている万歩計が全然歩数が増えない。そりゃあそうです、そもそも家にいるときはスマホは机の上に置いたままなんだから。

きっとその分カロリー消費も少ないので、脂肪がつきやすくなる。とにかくロクなことはないことだけは確か。

最初の日こそ「お、これを毎日数往復したら、いい運動になるってことかな」なんてポジティブに思ったけど、そんな単純な話じゃなかったってことです。

早く再開してほしい、エレベーターです。

(完)






Last updated  2019.03.19 07:20:53
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2019.03.17
私はマンションの6階に住んでいますが、この1週間はエレベーターなしの生活です。いやー、こんなにしんどいとは思いませんでした。

しんどいというのは、肉体的もそうですが、なんというか精神的というか、そっちの影響も出ることがわかりました。

私の住んでいるマンションは築後長い年数がたっているため、エレベータを丸ごと交換することになったのです。

別に故障がちでよく止まるとか、メンテやってないからひどい状態になったというのではなく、むしろ「なんでこんなに頻繁に検査しているのかな?」と思うほど、よくメンテしてました。

ところが、その真面目さが逆目に出たのでしょうか、丸ごと交換することになったのです。管理組合からの説明書によれば、古いエレベーターはメンテ契約の対象にならないとかなんとか言われたらしいのです。

古いって言っても、もっと古いビルは商業ビルも含めばそこらじゅうにたくさんありますし、最近の独立系メンテ会社ならやってくれるとは思うのですが、恐らく真面目な人たちの管理組合だから、メーカーの脅しに屈したのでしょう。(笑)

と、そんな批判的なことを言っても「じゃあ、自分で交渉しろ」と言われたら、そんな面倒なことはやりたくないという人間でので、管理組合の方針におとなしく従っているわけです。

2か月ほど前から「3月のこの時期10日間ほどは、工事します」と書かれた紙は来ました。が、正直「また、メンテで使えなくなる日や時間帯があるんだろう」程度の認識でした。

ですが、工事2週間くらい前に詳細の計画表がエレベーター内に貼られたのを見てびっくり。「え?1週間も完全停止?どうやって生活するんだよ?」と思いましたが、そんな私の驚きなど関係なく、日程は迫ってきました。

で、遂にエレベーターなしの生活に突入。

IMG_0720.jpg

  • 完全停止が続いてます。

    「階段は実は昇りよりも降りる時の方が筋肉を使う」なんて話は聞いたことありますが、あれはやっぱり嘘ですね。降りるのには大した苦痛はないけど、昇るのはやっぱり疲れます。

    私の住んでいる階は6階ですので、昔は4階程度はエレベーターがなかったことを思えば大したことはないはずですが、確かに4階まではまずまずですが、5階からしんどくなります。ちなみに6階まで大体100段です。


    IMG_0710.jpg

  • こんな階段を毎日昇り降りしているわけです。数字は9に見えますが、読み方の方向が逆なので、実際は6です。

    8階のお年寄り夫婦は一体どうしてるのかな?体の不自由な人がいたら、一体どうやって生活するんだろう、など気になります。

    エレベーター停止は、いろんな副作用が出ます。


    (続く)






  • Last updated  2019.03.18 23:48:56
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    2019.02.24
    今月のとある日に、埼玉県内を走っていました。都内、特にうちの近所は「めちゃくちゃ」ガソリン価格が高いので、私は郊外を走る時にできるだけ給油をするようにしています。

    ガソリン車からディーゼル車に替えてからは、給油の頻度が大幅に減ったうえに、1回あたりの費用もこれまた3割近く減り、エコエンジンの良さを実感しています。

    冬になると思い出すのはモンゴルのスタンド。寒いのなんのって、マイナス30℃の吹きっさらしのようなガソリンスタンド、札束を握りしめたおばちゃんたちを思い出します。

    当時はカードはほとんど普及しておらず、現金決済がメインでした。実際、私もクレジットカードでの支払いを断られたことがあるほどです。

    今はほとんどはデビットカード(要するに銀行のキャッシュカード)決済なので、現金は少ないかもしれませんですが、100円が1000とか2000トゥグルグになるような国ですから、支払額もお釣りもたくさんの札束が必要なのです。

    その札束を握りしめたおばちゃん(なぜか、中年女性が多かった)が給油してくれ、決済もお願いするのです。一瞬車外に出ただけでも震え上がるような寒さの中、本当にご苦労様です、といつも思っていました。

    そんなことを思い出しながら走っていると、表示価格が安い店を見つけました。見れば経由単価がリッター108円。ほとんどが110円以上なので目に付きます。

    ブランドはなし、店名も「油」だけ。これがモンゴルだったら怪しい店は避けたかもしれませんが、日本はどこで買っても品質は同じなので、ここで入れようと決めました。

    ですがさすがの安売り店、道路にまではみ出すほど並んでいるのです。ま、急いでいるわけではないので、私も並びました。セルフ店はもう一般的になっており、私も慣れています。いや、慣れてたつもりでした。

    まずはクレジットカードを差し込みます。ところが、入れても受けつけません。再度入れてもだめ。「XXカードか現金をお入れください」と機械が言ってます。

    きっとXXカードは店のハウスカードか何だろうと思って、現金を選択しました。というか、選択の余地は現金しかありません。

    詳しい説明を読もうにも、後ろは何台も列を作って待ってます。「なんだよこいつ、最初のカードか現金のことろで時間かけてんじゃないよ。さっさとやれ。」という心の声が聞えてきそうな雰囲気です。

    で、現金を選択。そして給油。42リットルでした。支払いも5000円を切り、ハイオク時代とは全然違って嬉しいですね。で、お釣りです。お釣り・・・

    なぜかお釣りが出てきません。使用明細は出てきましたが、お釣りが出ないのです。その代わりに、また機械が「XXカードをお取りください」と言ってます。

    で、カードを取ってみると、そこには「お釣りの金額」が印字されていました。「えー、どういうこと?」誰かに聞こうにも誰もいないし、後ろはジーっと私を見つめる列です。

    もたもたしてられないので、車を少し動かして再度カードを見ました。要するにお釣りは現金ではなく、この店のカードなのです。

    支払いが4537円でお釣りが5463円と、お釣りの方が多いのです。現金じゃない。しかも使えるのはこの店舗だけのようなんです。(説明なし)

    「何それ?詐欺じゃない?」と思ったほどです。だって世の中のお店のお釣りが全部ハウスカードになったことを想像してみてください。

    クレジットカードは使えない、スイカも使えない、現金のみ。でもお釣りはハウスカード。スーパーで買い物してもお釣りはカード。新幹線の切符を買ってもお釣りはカード。焼き鳥屋で一杯飲んでも、お釣りはカード。

    これじゃあ、あっという間に現金が手元から消えて、金額が印字されたカードだけが手元に残ります。そうなると、怖くて1万円札を出す気になれません。

    今回の例で言えば、お釣りの方が多いので次回行ってもまだ残金が残る可能性はあります。少ない残金を使うには追加チャージをする必要がある、みたいなことがカードにかかれています。

    これって蟻地獄みたいに抜け出せない仕組み?しかもその場所は、私には全く馴染みのない場所で、ついでの用事もなければ、わざわざ高速使っていくような場所でもないのです。

    しかもです!なんと有効期限が1年間しかないそうです。つまり1年過ぎたら、全部没収ってこと。こんな商売は法的にいいのかな?申し上げた通り、選択の余地がない仕組みなんです。

    うーん、なんか変です。消費者庁に相談するほどの話でもないしなあ。非現地住民ドライバーにとっては、ま、一種の詐欺ですね、これは。これ観光地でこんなことやったら、大問題になるでしょうね。

    例えば、宮古島でレンタカー借りて、最後に返す前に満タンにする。そこで1万円入れたら、お釣りがカード。もう今日宮古島を出発する。ね、これはやっぱり詐欺ですね。

    会社名が書かれてます。東京都中央区の「ライフ白銅」という会社です。HPを見ると、美辞麗句が並んでいて、決して「詐欺」とは書かれていませんので、自分たちは詐欺のつもりはないようです。

    皆さんも、くれぐれもお気を付けください。






    Last updated  2019.02.25 23:31:05
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    2017.08.27
    すると、女性行員の方が優しそうに「はい、できますよ。こちらへどうぞ」と言いました。私が「円から外貨も大丈夫ですか?」と当たり前のことを聞いても「はい、大丈夫です」と言います。

    ところが、なにやらひそひそ話した後「お客さま、三井住友銀行としては取り扱っておりますが、この支店では扱っておりません」と言うではないですか!

    私が「え?だから最初にこの支店でできますか?って聞いたんだけど・・・」というと「はい、当行ではできます。本店の地図をお持ちしましょうか?」と地図を持ってくる始末で、話が全く噛み合いません。。

    うーむ、これが3メガバンクの実態か、と驚きました。茅場町と言えば、花王などの大企業や証券・金融会社がたくさんある場所です。そんな場所でも、外貨の両替はできないってことです。こんなことになっていたとは、本当に驚きです。


    私はこの経験から「やっぱり銀行員というのは、まったくもって身勝手な人たちなんだな」と思いましたね。

    私は「実は外貨の現金両替というのは、儲からないビジネスだ」ということは知っていました。キャッシュを常に確保し、そのための人員配置をしていては、確かに固定費の高い銀行では割の合わないビジネスなのです。

    なので儲からないビジネスを全店で展開するのではなく、数店舗に集約するという意図はよくわかります。であればこそ、なおさら身勝手だと思うわけです。

    なぜか?

    外国為替の両替は長らく国によって規制されていました。その昔は外国為替専門銀行である東京銀行だけに認められていた特権だったのです。それがその後、どの銀行でも取り扱いされるようになりました。

    更にその後、外為自由化により誰もが取り扱いができるようになったのです。そうなると、街中に外為ショップができるようになり、一般の人や旅行者には便利になる「はず」でした。

    香港やバンコックに行けば街中にショップが溢れていますし、ウランバートルだってフラワーセンター2階をはじめ、たくさんの交換所があって便利です。なんせ日本の銀行は午後3時には仕舞うし、土日もやってませんから超不便です。

    ですが、その銀行は自分たちの不便さ(=怠慢)を棚に上げて、街中に外貨ショップができるのは、ただでさえ儲からない両替ビジネスの収益を圧迫するからという理由で、強い規制を求めました。

    銀行員というのは昔から、顧客より自行が大切で、顧客を見るよりも役所を見る人たちなんですね。そのせいで、東京では世界の大都市にしては珍しく「Money Changer」の看板が非常に少ない街になってしまったのです。

    最近になって、規制緩和されたようですが、長いこと新規参入を妨げてきました。つまり、新規参入を妨げて客の不便さを作り出すことによって、自分たちのところでしか両替ができない仕組みを作ってきたのです。

    なのに、こうして儲からないとなるとどんどん取り扱いを止めていくというわけです。そのことを私が「まったくもって身勝手な人たち」というわけです。

    ウランバートルでは、少なくともハーン、ゴルムト、TDBなどの大手銀行のUB都心部の店であれば、どこでも両替はできます。ドルもユーロも円もウォンも元も。つまり国際化と言いながら、退化しているのは日本の大手銀くらいなものだということです。

    で、結局私はどこで両替したか?たまたま通った、築地にある新設のMoney Changerの店でやりました。手続き簡単で銀行のレートより少し良かったです。やっぱり規制なんて必要なかったってことです。






    Last updated  2017.08.29 20:54:14
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    2017.08.26
    日本にいると、なんとなくなんでも日本の方が進んでいて、モンゴルの方が遅れていると思いがちです。確かにそういう側面もありますが、女性の企業内での活躍ぶりなど、圧倒的にモンゴルの方が進んでいる分野もあります。

    その一つに加えなければならないのが、銀行サービスです。具体的には外国為替です。

    モンゴルの銀行で両替の経験がある方は「銀行で円とドルやユーロが交換できるんです」と言ってみたところで、そんなの当たり前だと思うでしょう。

    私も銀行で外貨の両替ができるのは当たり前だと思っていました。ところが、今の時代の日本は違うのです。

    私はサラリーマン時代、外国為替の仕事もやっていたので、一般の人よりは少し詳しい方なのですが、それでも今回はちょっと驚きました。政府は国際化とか訪日客増加などと喧伝していますが、国際化の先兵となるべきメガバンクはそれとは正反対の方向に逆行していることがわかりました。

    最近の私は、モンゴル以外の海外に行くときはほとんど成田で両替するので、都心部での銀行事情が疎かったことが一つの原因でもありますけど。

    今回事情があって、日本円を外貨に両替する必要がありました。そこでみずほ銀行麹町店に出かけたのです。以前、そこで外貨両替をしたことがあったからです。

    かなり以前は2階の窓口で両替をしていましたが、2-3年前は外貨両替機なるものが設置されており、そこで両替しましたので、今回もその両替機を探しました。

    ところが、置いてあった場所にはそれがなく、うろうろと探し回ったのです。行員さんに声をかけられたので、その旨を言うと「ここでは外貨両替はやっていません。あの器械は撤去されました。」というではないですか!

    私は驚いて、田舎の地銀じゃあるまいし、都心部にある店で外貨を扱わないのはどういう意味だ?というようなことを言うと「でしたら、都内に数か所ある両替ができる支店に行ってください」と言うのです。

    私は別にどうしても「みずほ銀行」で両替したいわけではないので、そこからわざわざ電車に乗ってまで行こうとは思いません。

    なので、その向かいにある三菱東京UFJ銀行麹町店に行きました。案内板を見ると、外国為替両替は3階と書かれています。

    で、私が3階へ行くと「ここは外貨を円に換える場所で、円を外貨に換える場所ではありません」と言われ、また驚きました。ここは元外為専門銀行であった東京銀行の流れを汲んでいる銀行です。なのに、片側取引だけだとは!

    私が「でも、案内板には外国為替両替って書いてありましたよね。なんでできないんですか?」などと聞いていると「それは別のフロアーです」と言うではないですか。

    私が「え?外国為替両替の看板を見て来た私が間違ったってこと?」などと聞いたら、段々私をクレーマー扱いする雰囲気になり、奥から上司と見られる男性が「いいから、もうここから出て言ってくれ」という雰囲気丸出しで出てきました。

    私は驚いてその旨を聞いても、もう無視されてしまい、最後にはこっちも「わかりました」と出て行かざるを得ない状態にまでなってしまいました。

    その上司は間違いなく東京銀行出身の行員ではないでしょうね。外国為替に関する客をここまでぞんざいに扱える行員は、東銀にはいないでしょうから。ま、合併で偉くなっていく三菱出身の人なんでしょう。

    みずほに三菱とくれば、最後の望みは三井住友銀行です。仕事で移動中、茅場町駅前にある三井住友銀行に立ち寄り、今度は慎重に「外国為替の両替って、この支店ではできますか?」と下手に出て聞きました。

    (続く)






    Last updated  2017.08.29 20:49:36
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    2016.09.13
    連日、民進党党首候補者である蓮舫の国籍問題が話題になっています。

    台湾籍だ、中国籍だ、いやいや中華民国籍だなど、二重国籍の日本以外の方の定義もままならない状況です。こういう報道を耳にすると、なんか「痛ましいな」と思ってしまいます。

    確かに野党第一党の党首は、理屈で言えば日本の首相になる可能性がありますから、単なる「ヒラの一般議員」とは違う見方をされるのもわかりますから、そういう議論があること自体は否定しません。

    ですが、突然聞いたこともないような評論家も含め、日本の国籍制度の解説や台湾の成り立ちなどの経緯を述べながら、ニュースやコラムで書く内容については「叩いちゃえ」という悪意を感じます。

    またネットニュースなどに比べ、テレビのニュースの量が少ないのも感じます。この辺にネットニュースの特徴というか、ヤバサ加減が潜んでいるようにも見えます。

    テレビのニュースの場合は、仮に怪しいとしても「どういう基準で怪しいのか?」「具体的に、この問題がどういう法律に触れるのか?」が明確でないと、ニュースとしては流せないでしょう。

    「えー、おかしいじゃん。なんか、過去に言ってたことと違うらしいし、中国の血が入ってるってことなんじゃない?」みたいな、いい加減な噂話ではニュースには取り上げられないでしょう。

    貴重なテレビの時間枠があるわけで、どの問題を取り上げるかの優先順位付けは非常に重要なのです。

    他方、ネットは違います。物理的に言えば、ほとんど無制限みたいなものです。だからこうして私なんかでもネットに記事をかけるわけです。

    全然厳選された情報でも、審査された情報でもない、その辺の与太話がもっともらしく「ニュース」扱いされるのが、ネットニュースの特徴です。

    私はこうしたセンシティブな問題は、扱うならもっと深く考えるべきだと思います。

    表面的に「二重国籍だ」「政治家のくせにけしからん」「17歳で国籍変更?覚えているはずだろ!」などと、普段は国籍のことどころか日本の歴史をまともに読んだこともない連中が、21世紀のこの世が100年前から続いていると考えているんじゃないかと思えるような身勝手な論理で話すことに、非常に抵抗感があります。

    「二重国籍?」「外国籍?」

    一体、どういう国の話をしているのかわかっているんでしょうかね?ロシア籍、アメリカ籍などとは全然違うのです。

    私は台湾や韓国籍の人たちの国籍問題を語るときは、一呼吸置いてその経緯を寛大に理解しなければならないと思っています。

    それは台湾や韓国は70年前まで日本の植民地だったからです。戦争するときも、日本国籍の兵士として戦った人たちなのです。

    その後、当然ですが国籍は変わりましたが、それは「個人の意思」とは関係なく、国と国の勝手な論理で翻弄されてきたのです。

    「いやいや、何言ってんだ。そんなのは昔の話で、蓮舫は戦後生まれだろ?」と言うかもしれません。

    ですが、わずか70年前なんてまだまだ我々の親や祖父母世代です。別に、古代のルーツ探しの話をしているのではありません。

    しかも、70年前にルール、つまり法律が変わったまま、ずっとそうだというのならまだしも、日本の台湾や韓国、北朝鮮の人たちへの国籍に関する法律は結構変わっています。

    昔(といっても戦前ではなく、戦後)は、父親が日本人でなければ日本国籍ではなかったが今は母親が日本人でも日本国籍が取れる、とか。

    要するに「現代の目」で見れば、蓮舫は普通に日本で生まれて、日本国籍をすんなり取得できたことなんです。どうせ歴史を知らずに批判するなら、今と同じ目線で理解してほしかったです。

    つまり、今回の疑惑らしい本当の原因は、今生まれていれば何の問題もないのに、昔生まれたからこんな問題になった、って話です。

    それを鬼の首でも取ったかのように、旧植民地国の特殊事情も知らずに、更に現代であれば何の問題も発生しないであろう問題を、あたかも個人の悪意の現われのように扱うネットニュースには呆れてしまいます。

    「そんなことを言ってんじゃない、蓮舫はそもそも台湾国籍が良かった、みたいなこと言ってるじゃないか」とか「台湾への思い入れがありすぎるじゃないか?」という声もありますが、そんなの当たり前です。

    私の姓は父方のものですが、私にとっての祖父母は両親両方の親であり、そのどちらかがどちらより大事なんてことはありません。

    こう書くと「政治家は特別」とか「嘘が良くない」とか言い出す人もいるでしょう。もちろん、そこへの批判はあるのはわかりますが、「なぜそう言わざるを得ないのか?」に思いを馳せる必要があると言いたいのです。

    周辺国を植民地で巻き込んで、その後は一転「お前は国籍が違う」で差別する。身勝手極まりない論理です。

    私だって、自分の顔から想像するに、おそらく朝鮮半島から何千年前かわかりませんが、渡ってきたことでしょう。

    ですが、国籍や出身問題で批判されることはありません。今日生まれてきた、日本人のお母さんと台湾人のお父さんの間の子供も、法的には当然に日本人ですから、このような問題はありません。

    あえて言えば、「1945年から1985年までのこの特殊な期間に生まれた人だけの問題」であって、それ以前もそれ以後も、蓮舫のケースでは単純に日本人なのです。(現在は選択できるという前提ですが)

    もちろん政治家ですから問題にされるのは仕方ありません。蓮舫もそうした覚悟はあったでしょう。

    でも、この問題をあたかも蓮舫個人の過失、場合によっては悪意と捉えて批判するのは、いかにも思いやりがなさすぎます。

    植民地支配した国が、その地の人々の国籍問題で、国の問題を個人に全部負わせて批判するのは本当に情けないです。


    モンゴル人も他人ごとではありません。私の出会った内モンゴル人は「あなたは何人ですか?」と聞かれると「モンゴル人です」と答えました。

    でも、モンゴル国のモンゴル人は「えー、あれは中国人だよ。一緒にしないでよ。」という態度をとります。

    いつの日か「モンゴルで生まれたモンゴル人」「中国籍のモンゴル人」「元中国籍だったが今はモンゴル国籍になったモンゴル人」「お父さんは内モンゴル人だが、お母さんは漢人で、自分はモンゴル人だと自覚している内モンゴル人」・・・・

    いくつものパターンが出てくるでしょう。その場合の国籍問題は、なんだかもっとややこしくなりそうです。

    でも、そのややこしさは、彼ら個人の責任ではないのです。国同士の様々な歴史から、涙なしには語れない事情でそうなってしまったのです。

    その時に、ちょっとでも「中国の血」があるからと言って、その人を「お前なんかモンゴル人じゃない!」「嘘つきやがって、この野郎!」などと言っていいものでしょうか?

    過去の経緯に敬意を表しない人は、当然ですが良き隣人にもなれませんし、周囲の国からも尊敬は得られないでしょう。






    Last updated  2016.09.14 23:28:01
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    2015.12.24
    モンゴルから戻って、すぐに日帰り出張に出かけることになりました。

    日帰りといっても、行先は冬の新潟です。今回はアルファードに乗せてもらって行きました。

    アルファードで長距離を乗ったのは初めてですが、快適ですね。広さが他のミニバンと全然違いますし、社用車の座をクラウンから奪いつつあるというのもわかる気がしました。

    長い長いトンネルを抜けるとそこは・・・

    のはずですが、今年の冬は異常に雪が少ないです。湯沢あたりでも地肌がむき出しで、雪はほんの少しあるという程度です。

    ですから、高速道路から見えるスキー場はどこも動いていませんでした。「今年は雪が少ない」というフレーズそのものも、もう当たり前になっているような気がします。

    スキーブームが去って、スキー場は経営が大変だと耳にしますが、そもそも雪がないのが何年も続いたら、上越あたりのスキー場はお手上げでしょうね。外気温が午前中でも7度もあっては、雪は無理でしょう。

    そういう少雪化の影響もあって、昔はスキー場があった加茂市や長岡市、さらには小千谷市あたりから消えていったわけですから、もしかして湯沢あたりもそうなる可能性はあるでしょう、こんなのが続いたら。

    同乗者は私を含めて4人で、たまたま私以外にも新潟県出身者が一人いました。「新潟でお昼食べるとしたら、何がお勧めですか?」と聞かれ、私は即座に「蕎麦!」と答えました。が、蕎麦が苦手な方がおり「であればラーメンかな?」となりました。

    目的地までのコースを考えると、候補になったのは「巻の味噌ラーメン屋こまどり」か「燕の背脂系の杭州飯店」はたまた「三条のカレーラーメン」が二人の間で浮かびました。相談の結果、燕に行こうとなりました。

    同乗者の方々は、燕付近の過疎ぶり(ほとんど人が歩いていない、店もガラガラそう)を見て、この辺にそんなお店があるのか不安そうでした。

    そして到着。



    見た目は背脂でギトギトしてそうですが、食べると意外とあっさりです。

    麺は太麺で、同行者の一人はなんども「これはうどんですね~。うどんですよ!」と言ってました。確かに、そういわれれば、東京の多摩地区に多い武蔵野うどんに似てる感じもします。

    全員餃子も注文。餃子は2個で400円と強気の値段です。が、食べると納得。確かに中身がぎっしりで、7個で300円の餃子とは全然違います。

    私は、今年の5月に新潟に来た時に兄にここに連れてきてもらってましたが、同行の新潟県人の方は1年ぶりだそうです。もちろん、他の二人は初体験でした。

    結果は、ラーメンも餃子も大満足と言っていただきました。新潟県は地味ですが、ラーメンうまい県なんです。

    確かこの「燕の背脂」「三条のカレー」「巻の味噌」「長岡のしょうが醤油」そして「新潟市のあっさり醤油」が新潟5大ラーメンだったと記憶しています。

    私はこの中では「三条のカレー」だけは未経験ですが、どれも個性的でおいしいです。

    日本海側まで辿り着くと、そこは「新潟市」でした。私の頭の中ではその場所は全然新潟市ではないのですが、平成の大合併で新潟市が巨大化したため、どこもかしこも新潟市か長岡市になってしまったのがよくわかりました。

    結局、往復で12時間以上の出張となりましたが、なかなか快適な日帰り出張となりました。

    いつか三条のカレーラーメンにも挑戦してみようと思います。






    Last updated  2015.12.26 15:49:17
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    2015.11.12
    先日CNNのニュースを見ていたら、TokyoとSexとFIFAの文字が飛び込んできました。

    ボーッとみていたので、何を意味しているかは全く分かりませんでした。ただ文字から察すると、東京でFIFA(国際サッカー連盟)関係者のスキャンダルでもあったのかな、と思いました。

    注意深く聞いていると、どうやら全く違うようでした。Tokyo Sexwaleという人がFIFAの会長選に立候補するというニュースだったのです。

    つまりTokyoは東京ではなく、人の名前だったのです。その人の名前がTokyo Sexwaleといって、カタカナで書くとトーキョー・セクワレイさんとなります。

    この方は南アの人で、元南ア大統領のネルソン・マンデラ氏とともに反アパルトヘイト活動で投獄されていたんだそうです。というわけでTokyoは東京とは全く関係ないという訳です。

    この人がFIFA会長になったら、トーキョー会長となるわけで、なんか面白そうです。

    世の中には、いろんな名前があるもんだなと思いました。トーキョーがあるのですから、キョートやナゴヤもあっても不思議ではないですね。

    発音だけで言えば、コーチやチバ、ナラなんていう人名は間違いなく外国にもあるでしょうね。ナラはナランという名前がモンゴルにもありますし。「太陽」を意味する「ナル」の「太陽の」が「ナラン」でしたね。

    地名と言えば、モンゴル語の地名は世界各地で残っています。ロシアや東欧にも多くあるらしいです。

    有名なところでは、バイカル湖のバイカルはもちろんモンゴル語です。大相撲の阿夢露(あむうる)の意味でもあるアムール川もモンゴル語です。

    私はふと「東京という地名が人名にもなるとしても、さすがにモンゴル人がBeijin(北京)って名前だったら、困るだろうな」と思いました。

    モンゴル人は中国人が大嫌いですから、その首都名が人名では小さいころからいじめられるんじゃないかって思ったのです。

    ところが、実際にBeijinという名前はモンゴルにあるんだそうです。それには驚きました。恐らくモンゴルが中国を支配していた元の時代に関係するのではないかとも聞きましたが、どうなんでしょうか?


    この話とは直接関係ありませんが、以前イタリア人の友人が日本に来た時の言葉が印象的に残っています。

    「日本人は地名と名前が同じんだね」と言うのです。最初は何を言いたいのかさっぱりわかりませんでした。

    が、彼によると「カワサキは地名でもあるし、人名でもある。どうもそういう例が多いみたいなんだけど・・・」と言ったのです。

    私たちからすると何の疑問もないのですが、イタリア人には違う感覚のようです。ですが、私の友人で「ナポリさん」というフランス人がいたのでその旨を言うと「それはイタリア人じゃないね」と言ってました。

    日本では福島さんも横浜さんも、山形さん山梨さんと全く違和感はありませんが、どうもそれが一般的ではないようです。

    こんなことつらつら考えてましたが、モンゴルはもう初冬のようです。とは言っても、日本でいえば既に厳冬でしょう。最高気温は既にマイナスで、最低気温もマイナス18度くらいのようです。

    時々、あんな寒いところでどうやって生活していたんだろうと思うことがあります。






    Last updated  2015.11.16 09:23:21
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    2015.11.05
    先日、六本木のミッドタウン辺りを散歩していて、お茶でもしようとスタバに入りました。割引券があったので、それに釣られて入ったということもあるのですが・・・

    すると、割引券どころか「クリスマスメニューの試食会に参加されませんか?」と言うのです。しかも無料です。実は夕食を食べたばかりだったのですが、スタバで試食会なんてどんなもんかと興味を持って参加しました。

    行ってみると、12人の参加者が一つのテーブルを囲んでいました。男性は私含め3人のみで、あとは女性でした。年齢的には20-30代のと思われる人が多く、当然私は最年長と見受けました。

    最初にメニュー表みたいな手書きのペーパーが配られました。

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    題名は「Christmas Food Tasting Party」と書かれていました。そして全員にクリスマス用のコーヒーですと、ストレートのブラックコーヒーが配られました。ちょっと苦いけど、おいしかったです。

    店員さんから説明があり、これから7種類のケーキや軽食が出ますので、それぞれを評価してくださいと言うものでした。パネラーを使ってテストをしたことはありますが、自分が試食テストをされる側になるのは初めてです。

    店員さんはたいへん明るく「これらはクリスマス用に考えた特別メニューです。」と各試食品の説明をしながら配ってくれました。

    最初に来たのはクランベリーブリスバーというクリームチーズとホワイトチョコクリームを生地に乗せたケーキでした。甘酸っぱくておいしかったです。

    その後は、クランベリー&クリームチーズベーグル、ラズベリーチョコレートケーキ、オレンジクランベリースコーンなどのケーキ類がありました。

    ラザニアも登場し、本当の食事タイムになりました。私がおいしいと思ったのは、フィローネホリデーチキンというローストチキンを野菜と一緒に細長いパンにはさんだものでした。チキンが意外としっとりおいしかったです。

    この間、コーヒーを2度お代わりをし、サンプルフードも2度3度も食べたので、本当に満腹状態になりました。本来は食後の腹ごなしの散歩だったのですが、どう考えても「カロリー摂取過剰状態」となってしまいました。

    店員さんは最後まで明るく気持ちよく接してくださいました。なので、試食後のアンケート用紙には「おいしかったです!」とコメントしました。

    ただ、これはパネラーを使った調査ではよくある話なのですが、「おいしかった」「OOはクリスマスに合いそう」なんて言っても、それは目の前の店員さんに対するお礼みたいなもので、ここでのコメントが本当の評価になっているかは疑問があります。

    そりゃあだれだって、ただでおいしいコーヒーと7種類の新作フードを食べさせてくれれば、悪口を言う人はいないでしょうから。

    ただ、それがスタバの本当の狙いかどうかはまた別の話です。消費財会社はこういう試食品を前にしたグループインタビューが段々信憑性が置けなくなってきているとよく言いますから。(好意的な答えが多すぎる!)

    とはいえ、こうして地道に消費者を集めて調査をしているのはいいことだと思います。

    モンゴルでも是非こうした取り組みを参考にして、消費者の声を反映させるような商品開発で頑張ってほしいと思いました。






    Last updated  2015.11.09 19:05:40
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    2015.09.27
    なんだか最近の日本はちょっと変だなあと感じることが多いです。根本的には「民主主義の限界」とでも言うのでしょうか、民意が反映しにくい難しい課題が多いような気がしています。

    具体的には、安保、原発そして沖縄です。私が賛成しているとか反対しているとかではなく、どうしようもない壁、反対者にとっては「絶望的な決断」がなされているということです。

    共通項は「無視と決行」とでも言えるかもしれません。

    中国包囲網を作る時の政府はいつも「民主主義と人権重視の価値観」をうたい文句のように唱えていますが、決め方については部分的ではありますが、中国と大して変わらないケースもあるように見えます。

    「ごちゃごちゃ言わんと、上が決めたとおりにやれ!」とでも言っていいような。

    もちろん、その「上」というのは選挙で決められるか、密室で決まるかは大いに違うところではありますが、結果としては似たようなもんかなとも思えてきます。

    反対活動をする人たちの多くに対して「民主主義の原理原則を理解してんのかな?」と思う節はあります。今回の安保騒動で活動している若者たちの、前回の総選挙の時の行動を聞きたいですね。

    「どうせ自分一人が行っても行かなくても変わらないから、行かなかった」という人は確実にいるでしょうね。でも、そういう人の行動が今の政府を作ったわけです。

    「まさかこんな強硬な政策をするなんて思ってもいませんでした。経済重視で自民党に入れました。」という人は、もちろん今の政府の立派な立役者です。

    国会で国民から絶対多数の付託を得た与党は、理論的には何でもできるくらいのことは中学生でもわかるでしょう。民主主義=多数決と教わってきた人もいるでしょうし。

    安保も原発も従来であれば「サイレント・マイノリティ」(あるいはもしかしたら「サイレント・マジョリティ」)と思われるような人たちが、声を上げて叫んでいるわけですが官邸には全く届いていません。



    沖縄の基地問題はより複雑です。サイレントではなく、明確に選挙で意思表示しています。与党であれ野党であれ、候補者も当選者も全員反対なのですから。さすがにこういう案件は今までなかったんじゃないでしょうか?

    こうなると、与野党の問題ではなく、完全に地域間の争いとなります。これが普通の県であれば意見の相違程度になるでしょうが、元々は独立国であったわけですから、当然歴史問題にまでさかのぼってしまうわけです。

    明治維新の「琉球処分」の経緯や第二次大戦の沖縄戦の悲劇を知れば、歴史問題、ひいては人権問題、更には差別問題にまで発展しそうになるのもわかります。


    中国が核実験をするのは、ほとんどが漢人の住居地域ではなく、チベットやウィグルなどの異民族の住居地域であることにも似ています。

    大義名分は共に「国を守る必要がある」である、ですから。中国だって、建前上は核兵器は自国を守るために必要だと言ってるわけで、そのためには「国のどこかで」核実験をしなくてはいけないというのが大義名分でしょう。

    漢人をヤマトンチュー(本土の人)、チベットやウィグル民族をウチナンチュー(琉球人)に例えればわかります。大義名分は漢人が発しているのであり、悲鳴は異民族側が上げているのです。

    この場合の民主主義って何かが問題になります。日本と中国は政治システムが全く違うのに、結果においては大差がないのです。原因は民主主義とかなんとかきれいな話じゃなく「数の論理」でしょう。

    要するに、何をもって全体と捉えるのか?です。中国人13億人全員と考えれば、仮に中国が民主主義国家となったところで結果は一緒です。それは沖縄県が証明しています。

    その地域の人たちが対象と考えれば、中国では無視されても日本では違う結果になるかなと期待したいところですが、やはり結果は一緒です。

    沖縄では選挙結果で分かるように圧倒的多数が反対していることが明確になっていますが、地域の声は無視される仕組みなのです。

    「ごみの処理施設は必要だけど、我が家の近くは反対です。」というのと一緒です。我が家の近くじゃないなら賛成するでしょうね。なんせ必要性は明確なんですから。

    もちろん以前から国を二分するような議論はたくさんありました。大昔の安保闘争は時代が違うので実感はありませんが、消費税の導入とか銀行救済のために国費を投入するなどありました。

    でも、それらをもって負けた側は「絶望的」とまでは感じてはいなかったんじゃないでしょうか?

    でも最近の課題は重すぎます。しかもそのほとんどが「議論の末に決まった」という実感は全くなく「議論しようとしまいと、結論は最初から決まっている。あとは手続き上の問題だけだ。」って感じの進め方です。

    クリミア半島だって、元々のクリミアタタールを追い出してロシア人が入植したものの、今となってはロシア人が主な住民です。

    その住民の声を聞いたら、ロシアがいいという声が多かったというのを「民主主義」と捉える人もいるわけです。

    こんなの違う結果が出てもロシアは占領したでしょうが、こういう中途半端な民主主義っぽいルールがあるだけに、それをうまく利用されてってことです。そのくらい民主主義はまだ脆弱で、定義もはっきりしていないんじゃないかと思います。


    今、内モンゴル自治区で「中国に留まりたいですか?モンゴル国と一緒になりたいですか?」と住民投票したら、中国に留まりたい派が圧勝するでしょうね。

    なぜなら、漢人の入植者が進みすぎて、その数はモンゴル人の10倍くらいに膨れ上がっているからです。


    現地住民の意見がほとんど取り入れられないという点だけを見れば、中国も日本も大して変わらないのかもしれません。それだけ民主主義は万全ではなく、まだまだ発展途上或は模索中と言えるのでしょう。

    これだけ政治的敗者側或はそれを支持する住民が絶望感を持つのは、やはり何か歴史的なターニングポイントに来ているのかなと思ってしまいます。






    Last updated  2015.09.30 21:45:37
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