リュンポリス

2014/07/11(金)00:53

300 帝国の進撃

映画(83)

「300 帝国の進撃」を観に行ってきました!私の最も好きな作品である「300 スリーハンドレッド」の続編ですから、もう期待度はMAXです!一体今度はどんな熱き闘いを魅せてくれるのでしょうか!? ※ネタバレ注意! 結論から言いますと、300直伝の過激なアクションは素晴らしかったです!最近はアメコミヒーローものばかり観てたので、こんなにも血が迸る肉弾戦は久しぶりです。そう言った意味で新鮮でしたし、スローモーションを上手く駆使したアクションは特筆に値します。アクションの爽快感は前作に勝るとも劣りませんでした。 しかし、惜しい点も。というか、なぜそういう展開にした!?って感じですね。笑 今作は、300の舞台となったテルモピュライの戦いと平行して行われていたアルテミシオンの海戦が中心の物語なのですが、その海戦の描写は素晴らしいんです。テミストクレスの見事な作戦で前半はペルシア艦隊を圧倒しますし、最後の最後にアルテミシアの策に完敗することによってペルシア艦隊との因縁を強め、最終決戦の地、サラミスへと繋げます。ここは本当に圧巻でした。 で、す、が、サラミスの海戦が…うーん、悪く言ってしまえば期待外れでしたorz 私としては、啀み合っていたギリシアの都市国家が遂に結束!300人の仇討ちに燃えるスパルタ軍を主力に、テミストクレスが指揮を取ってペルシア艦隊と激突!不死部隊がギリシア連合軍に立ちはだかれば、スパルタ人が応援に駆けつけて不死部隊を屠り、やっぱりスパルタ人は強いと見せつける!そんな大熱戦の最中にテミストクレスがアルテミシアと遭遇!ギリシア連合軍VSペルシア艦隊との戦いを背景に一騎打ちを行う!ってのを心底望んでいたんですね。ギリシアの全都市国家が遂に手を組み、ペルシア艦隊に挑む!っていうのを想定していたんです。 ところが実際は、ギリシア連合軍が到着したのは最後の最後。スパルタ軍がいざペルシア艦隊と激突!ってところで映画は終わってしまいます。それまでアテネ軍単体でペルシア艦隊に突っ込むんですが、それだとアルテミシオンの海戦とあまり代わり映えしませんし、「いつギリシア連合軍が来るのかな?わくわく」となっていたのに来たら来たですぐ映画終了とは・・・。なんか消化不良ですねぇ・・・。 テミストクレスの最後の策、海戦なのに馬に乗ってアルテミシアに急接近!ってのは痛快でしたが、それをスパルタ人のバックアップのもとやってほしかった!!!笑 スパルタ人「ここは俺たちが死守する!だからお前はアルテミシアを倒せ!」 テミストクレス「分かった!行くぞ、我が愛馬よ!」 スパルタ人「頼んだぞ、アテネ人。…さて、ペルシア兵よ。テルモピュライで味わった恐怖を思い出させてやろう!」 というシチュエーションが欲しかった!!!!!!笑 まぁ、こんな感じで、アクションは良質でしたが、最後の展開がちょっと惜しかったです。しかし、300の裏話でもあるので、300ファンなら観ておいて損は無いでしょう!

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