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2015.06.11
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カテゴリ:PS4
※この考察は、Bloodborne The Old Huntersにて発覚した新事実を考慮していません。DLCも含んだ考察は「ブラッドボーン:ストーリー&設定考察(最新版)をご覧ください。

ブラッドボーンをクリアしましたが、それだけではこのゲームの深さや魅力は分からない!ということで、ストーリーや世界観について大雑把に考察したいと思います。想像を含む極めて個人的な考察になりますし、まだ私の知っている範囲内での考察になるので、的外れになっている可能性もありますが、そこはご了承ください。
とりあえず、今作はクトゥルフ神話をベースにしていると思われるので、クトゥルフ神話を参考にしながら考察していきます。

ブラボ.jpg

まず最初に、古代人であるトゥメル人宇宙に潜む神々(上位者)の存在を知り、接触を試みます。トゥメル人たちは宇宙の中でもとりわけ有力な上位者「ゴースあるいはゴスム」(以下、ゴースと記述)を崇拝し、ゴースはそれに応えて「思考の瞳」という宇宙の叡智を彼らに与え、トゥメル文明は栄華を極めました。

 

しかし、トゥメル人たちはそれでは飽き足らず、更なる叡智を求め、トゥメル人の女王ヤーナムとゴースを性交させ、人と上位者との間に赤子を創ってしまいます。(※ヨグ=ソトースに娘を性交させ、恐るべき怪物を生んだというクトゥルフ神話のエピソードに酷似しています)
これにより、トゥメル人の栄光は幕を閉じます。最強の神の血を受け継ぐ赤子は想像以上の力を秘めており、その力によって秩序は崩壊し始めます。月は赤く染まり、あらゆる「境界」が無くなり、トゥメル文明は滅亡を迎えてしまったのです。



時が経ち、現代。ビルゲンワースウィレーム学長たちが発掘作業の末に、上位者の痕跡を発見します。そこから、上位者と親交を深めていたトゥメル人たちの廃墟「トゥメル遺跡」を発見し、自らも智恵を求めて上位者と接触することを画策します。トゥメル遺跡の奥地に眠っていた赤子を召喚し、上位者の智恵を得る鍵である「思考の瞳」を手に入れようとするのです。

しかし、赤子は予想以上の力を有していました。赤子は月を赤く染め上げ、存在するだけで周囲の秩序を破壊していきます。ここで言う秩序は差異と同義で、秩序の破壊は夢と現実、人と獣の境が無くなることを意味し、それが獣の病の正体です。獣化は病によるものではなく、赤子の力によって人と獣の差異を破壊された人々に起こる症状だったのです。(※ゲーム内に「赤い月が近付くとき、人の境は曖昧となり、偉大なる上位者が現れる。そして我ら赤子を抱かん」との記述有り) 

 

そんな中で、全宇宙の支配を画策する上位者の一柱「月の魔物」が赤子に目を付けます。月の魔物はゴースと宇宙の勢力争いをしており、ゴースを打ち倒して宇宙の支配者の座に君臨しようと目論んでいました。最強の力を持つ神であるゴースの子を手に入れれば、自らの力を更に強化できると思ったのでしょう。月の魔物は地球へと飛来し、赤子を我が物にせんと猛追します。

月の魔物.jpg
▲赤子を求めて地球へと降り立った上位者「月の魔物」。

この時、ゴースは月の魔物の思惑をいち早く察知し、自らの配下である上位者「メルゴーの乳母」に赤子を保護させます。月の魔物は赤子を奪い取ろうとしますが、ゴースの方が一枚上手でした。ゴースは自らの力でメルゴーの乳母もろとも赤子を秘匿し、ロマに「思考の瞳」を与えて「白痴の蜘蛛」という上位者にすることで、その門番をさせることにしたのです。(※ミラコーシュ曰く「ああ、ゴース、あるいはゴスム。我らの祈りが聞こえぬか、白痴のロマにそうしたように、我らに瞳を授けたまえ」)これによって赤い月も赤子も隠され、月の魔物は困り果ててします。その間にもメルゴーの乳母は周囲に夢(メンシスの悪夢)を張り巡らせることで、赤子を保護するべく砦を築き上げていき、ますます月の魔物は赤子から遠ざかっていきます。

月の魔物はこのまま赤子捜索をしようとしますが、広大な宇宙を支配している彼が長く地球に留まることはできません。そうこうしている内に敵であるゴースに自らの宇宙支配地を攻められるかもしれませんから。月の魔物は泣く泣く宇宙へ帰還することにしますが、そこで獣相手に奮闘する狩人に目を付けます。月の魔物は赤子を手に入れ、自らが宇宙の覇権を握るという野望を成し遂げるために、狩人を利用することを思い付いたのです。
早速、獣の病(赤子による境界破壊)によりヤーナムを訪れていた狩人「ゲールマン」を自らの陣営に引き入れ、自らの夢(狩人の夢)を提供することで不死性を纏わせます。そして、長く地球にいることのできない自分の代わりに、赤子捜索を代行させたのです。

ここで言う夢とは、神の領域であることを意味します。クトゥルフ神話では、地球の神々が住まうドリームランドから分かるように、夢はとりわけ重要な概念として扱われています。宇宙はアザトースの悪夢とまで言われており、ここから夢=神に近い世界と推測することができます。

ヤーナムやヤハグルを中心とした現実世界も、赤子捜索or赤子保護のために跳梁跋扈している神々のせいで、夢と現実の区別が曖昧となり、半ば「悪夢」と化しています。上位者がいる=その場は神の領域となる=夢が拡大し、現実世界が侵される、というわけですね。
月の魔物の力で狩人の夢を見ることのできる狩人は死んでも死にません。夢の中では死ねませんからね。

 

ゲールマンもそれなりの活躍をしますが、やはり人間なのでガタが来ます。月の魔物は彼を狩人との仲介役にすることで、赤子奪取のために新たな駒を手に入れるようになります。そうして何人もの狩人が夢を訪れ、月の魔物に利用されては、捨てられていきます。その一人が主人公だったのです。

主人公は「獣狩りの夜」によって無意識に月の魔物に誘導され、赤子捜索をすることになります。そして、ロマを倒し、門番が消滅したことで赤い月が復活。メルゴーの乳母を倒して赤子を奪取することに成功します。



目的は果たされました。赤子は月の魔物の手中に落ちたのです。主人公は用済みとなったのです。
ここから、ストーリーは三つに分岐します。

■「ヤーナムの夜明け」エンディング
用済みとなった主人公は、月の魔物の使者であるゲールマンによって首を刎ねられ、狩人の夢から追放されます。そして、現実世界へと戻るのです。主人公は今まで見ていた悪夢を忘れ、いつもの日常に戻ることでしょう。近い内に、月の魔物がゴースを滅ぼし、宇宙統一を成し遂げるとも知らずに・・・。


■「遺志を継ぐ者」エンディング
ゲールマンによる介錯を拒否し、ゲールマンを倒します。すると、天から現れる月の魔物。月の魔物はゲールマンの穴埋めとして主人公を選択し、自らの僕として使役するようになります。主人公は数々の上位者を屠ってきた猛者ですが、赤子の力を得た月の魔物に抗う力はありません。主人公はゲールマンの代わりとして、永遠に月の魔物に使える身となってしまったのです。


■「幼年期のはじまり」エンディング
ゲールマンを倒し、月の魔物が主人公を下僕とするべく現れます。しかし、主人公は「三つのへその緒」という強力なアイテムを所持しており、これによって赤子を所有している月の魔物にも対抗できる力を得ていました。主人公を操ることができないと悟った月の魔物は戦闘モードに入り、遂に主人公と一騎討ちをします。
しかし、立ち塞がる神々を屠り、その血を力にしてきた主人公はもはや神の一柱、上位者にも等しい超人と化していました。月の魔物は返り討ちにされ、赤子の所有権は主人公に移ります。

赤子を吸収した主人公は、人間としての生を終え、上位者として生まれ変わります。格上の神として、新たな生をスタートさせるのです。見た目は青いウネウネですが、それはまだ幼年期の姿。成長すれば、ゴースをも滅ぼす最強の神となるのでしょう。

そして、クレイトスのようにこう叫びながら、宇宙を支配するゴースに挑むのです。
「ゴース!貴様の息子が戻ったぞ!宇宙の終焉を引き連れてな!」
The End begins…



色々と突っ込みどころはあるかもしれませんが、これが私なりの考察です。ブラッドボーン含むソウルシリーズは明確に物語や世界観が語られることがないので、想像の余地があるのが楽しいですよね!
ブラッドボーンのストーリーを一言で言うと「上位者と人間の赤子(宇宙の覇権を握る鍵)を奪い合う神々の中で、月の魔物に利用された狩人が奮闘する話」でした。これを踏まえた上でストーリーをプレイすれば、ボス戦がかなり燃えるようになるでしょうね。何せVS神なのですから!(ゴッドオブウォー脳)







Last updated  2015.12.13 22:22:34
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