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2017.01.29
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カテゴリ:PS4
『人喰いの大鷲トリコ』をクリアしました!いや~、面白かったですし、何よりトリコ可愛すぎですよ笑
少年の動きが鈍くて少々イラつく場面もありましたが、エンディングで全て許せました。今までにないタイプのゲームですし、トリコの動きのリアルさも考慮すると、上田監督のチャレンジングな姿勢が分かりますね。
それで本作ですが、ストーリーは不明な点が多く、『Bloodborne』のように多くを語らないので、エンディングを迎えても「結局あれはなんだったの?」と疑問点だらけになってしまいました。というわけで、自分なりに本作のストーリーを考察していきたいと思います。想像を含む極めて個人的な考察になっておりますので、そこはご了承ください。


■白い塔に潜む球体の正体
大鷲を怪しい電波で操っている白い塔。中には黒の液体(?)を纏った球体が鎮座していました。この球体の周りを囲む檻を破壊することで白い塔は崩壊し始めるので、この球体こそが白い塔の主にして、大鷲を操る張本人だと言えるでしょう。
では、この球体の正体は一体なんでしょうか。作中に球体に関する言及はほぼ皆無に等しいので、完全に想像するしかないのが現状ですが(見落としてるだけかもしれません)、個人的には「不老不死を求めた支配者層の精神集合体」だと思います。

谷に広がる遺跡群を見れば分かるように、ここにかつて超古代文明が栄えていたことは明白でしょう。大鷲を自分たちの都合の良いように品種改良しながらも、共存していたものと思われます。
その超古代文明の支配者層たちは、不老不死(永遠の支配)を求め、最終的には体を捨ててあのような「精神集合体」となったのです。
ちなみに、鎧や球体が飛ばしてくるあの邪念は、その支配者層たちの言語ではないかと考えています。あの紋様は文字のようにも見えますし、主人公に語り掛けて洗脳しようとしていたのでしょう。

■襲い来る鎧と鏡の正体
主人公を執拗に襲ってくる鎧。その正体は、「超古代文明の戦士たちがかつて身に包んでいたもの」だと思います。
大鷲にも角があり、鎧にも角があります。鎧の戦士は、角を通して大鷲と意思疎通をし、大鷲の背中に跨って騎兵隊のように戦場を飛び回っていたのでしょう。大鷲は球体に繋がるアンテナの電波を角によって受信していたので(主人公と行動を共にするトリコは、落下して角が折れたからアンテナによる洗脳が解けたのだと思われます。途中で再び洗脳されかけますが、折れた角では受信が不十分で、洗脳状態は長く続きませんでした)、角が意思疎通のキーであったと考えても不思議ではありません。

トリコの尻尾から出る電撃は、かつての戦場において飛び道具的役割を果たしました。戦士は鏡で敵を指し示すことで、遠方から奇襲をしかけていたのだと思われます。ただし、そこまで広く普及しているような武器ではなく、大鷲騎兵隊の将軍格のみが与えられるような栄誉ある武器でした。白い塔のマスターキー的役割を果たせたのは、超古代文明においては政治的有力者にのみ与えられたからです。

■なぜ鏡が球体に有効だったのか
では、そんな鏡がなぜ球体に有効だったのでしょうか。私としては「不老不死派と鏡を持つ将軍が敵対していたから」だと思います。
不老不死派は上述の如く、支配者層です。超古代文明において貴族政(もしくは寡頭政)を展開して他の民を支配していました。しかし、その文明の国防は戦士が担っており、大鷲騎兵隊によって軍事力が増大してくると、将軍を筆頭に政治での発言力が増してきました。(この流れは、重装歩兵戦術の開発によりポリスの軍事力が増大し、戦場で重装歩兵となる市民層の発言力が増してきたという、古代アテネの史実をモチーフにしています)
このままでは貴族政が崩壊すると悟った支配者層は、かねてよりの夢であった不老不死計画を加速させます。戦士たちも抵抗しますが、アンテナによって大鷲が洗脳されると、大鷲騎兵隊は無力化され、遂に死に絶えてしまいます。鏡を保有していた将軍も例外ではありません。その栄光により政治力もありましたが、将軍は戦士側に立って戦っていました。将軍が倒れた後、鏡は封印され、白い塔からあんなにも離れた場所に安置されてしまいました。
洗脳された大鷲が全て完全武装状態だったのは、大鷲騎兵隊が暴走する支配者層を倒そうと出撃していたことの名残でしょう。

戦士の肉体は悠久の時を経て朽ちましたが、その鎧は角を通してアンテナによって支配され、球体の指令のままに動くコマとなりました。鏡の光によって動かなくなるのは、かつて自分たちの指導者だった将軍を思い出し、かすかに残っている戦士の精神が洗脳に抗うからです。鏡の光で、球体の纏う黒い液体が委縮するのも、鏡に将軍の精神の力がまだ微かに残っているからです。

戦士たちの反乱後も鏡のマスターキー的能力が残っていたのは、支配者層も同様の鏡を保有していて、キーとして使用していたからでしょうかね。まだ大鷲に跨る技術の無かった時は、鏡こそが大鷲を利用して戦場を制する全てだったので、鏡を保有している支配者層が軍事力の大半を握っていたのでしょう。しかし、大鷲に跨る技術が開発されてからは、鏡が無くとも空中から投げ槍か何かで攻撃でき、機動力もあるので、支配者層の威厳は落ちてしまいました。故に、戦士出身で、その戦績から政治力の増してきた将軍に、栄誉として鏡を与える羽目になったのです。

■人喰い?
大鷲が人を運んできて、塔に捧げる場面がありました。塔からは人の代わりとして樽が射出され、それを喜んで大鷲が食べるわけです。一瞬「人を材料にして樽ができた?!」とギョッとしましたが、個人的には「人喰いなのは球体」だと思いました。不老不死の代償として、人間から生命力を常に吸収しないといけなくなったのでしょう。
樽に関しては、常に周りに蝶々が飛んでいたので、中身は蝶々の好むような蜜か何かだと思います。大鷲は肉食ではなく、草食の可能性すらあります。

■選ばれしもの
少年がトリコに攫われる時、少年の目は変色し、トリコと何か交信します。「選ばれしもの」と老人が言及しており、少年が特別な存在であることを仄めかします。
球体の餌になるだけだったのなら、別に誰でもいいです。この「選ばれしもの」とは、「球体による支配に終わりを与える者」だと思いました。神話やお伽話で語り継がれていたのでしょう。将軍の意志を継ぎ、球体の支配から大鷲たちを解放する者のことが・・・。冒頭にいきなり鏡を入手できたのも、ただの偶然ではないはずです。


ざっとですが、私はこのように考察しました。不明な点が多い分、様々な解釈ができるのが魅力ですね。
やはり、色々考える余地のあるストーリーって素敵です!笑






Last updated  2017.01.30 20:07:57
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