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2018.04.26
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カテゴリ:GOD OF WAR
​​​​​​​​​​​​早くも『ゴッド・オブ・ウォー』のストーリーをクリアしました!クリアしたと言っても、まだムスペルヘイム(炎の世界)やニヴルヘイム(霧の世界)は探索できていないので、もっと遊べそうです。今作は、ゴッドオブウォーシリーズ伝来の派手なアクションとRPG要素が北欧神話の世界観を通して上手く結合されており、まさしく次世代のゴッド・オブ・ウォーを強く印象付ける作品でした。
​※ネタバレ注意!​



■ゲームシステム
オープンワールドというほどではありませんが、従来のGOWでは決してあり得なかった「探索」「装備収集」「カスタム技(ルーンアタック)」が前面に押し出されており、やり込み要素も充実していることから、開発スタッフの「50時間は遊べる」が過言ではなかったことが証明されました。かと言ってアクション部分がおざなりになっているわけではなく、バルドル神との戦いはマーベルもびっくりするほどの大迫力でした!特にスパルタン・レイジを解放した時のクレイトスの動きたるや凄まじいもので、高速に動き、炎の纏った拳で敵をボコボコにする様はまさしく戦神!スキルを強化していればイリアスの英雄よろしく岩も投げれます。笑
ゲームシステム面での不満はほとんどありません。世界蛇ヨルムンガンドを活かしたステージギミックも最高でした!


■ストーリー
今作は親子をテーマとしたストーリーが展開されており、クレイトス(父)とアトレウス(子)、フレイヤ(母)とバルドル(子)の対称性を描くことで、物語に深みを持たせていました。
最も素晴らしかった場面は、クレイトスが自らの過去と向き合ってブレイズ・オブ・カオスを手にしたシーンです。あれほどのファンサービスも無いでしょう!今作にチェイン系武器は出ないかと思っていたら、なんとメアンドロス紋様の布に包まれて再登場を果たすとは!しかも、ブレイズ・オブ・カオス(ギリシア神話の冥界で鍛えられた刃)でヘルヘイム(北欧神話における冥界)に殴り込むというシチュエーション、もう最高ですね。笑 ブレイズの混沌の炎は、あらゆる熱を消し去るという極寒のヘルヘイムでも熱く燃え滾っていました。リヴァイアサンも悪くはないですが、やっぱりクレイトスと言ったらブレイズが一番しっくり来ますね~笑
不満点としては、オーディンやトールといった北欧のビッグネームたちが一切登場しなかったことぐらいですね。これはまぁ次回作に期待しておきます。

ちなみに、最初のボスとラスボスの両方を務めるバルドル神は、北欧神話では高貴ある光神とされていて、権能こそ違いますがギリシア神話で言うアポロンみたいなポジションです。どの神よりも優れており、母フリッグ(GOWではフレイヤが母親という設定でした)が万物と「我が子を決して傷つけぬように」と約束したために不死身でしたが、ヤドリギだけにはそれを言い忘れていたため、ヤドリギにぶたれて死んでしまったという存在です。その神をあそこまで狂人(不死身故に感覚の無い神)として表現した今作には、「そういう解釈もあるのか・・・!」と感心しました。


■今後の展開
​​​​・クレイトスの死​​​​
ストーリーの最後に、アトレウスが実はロキと名付けられていたこと、神々の黄昏ラグナロクの引き金となること、そして、近い将来にクレイトスが死んでしまうことが明かされました。アトレウスが北欧神話最大のトリックスター・ロキだったことも驚きですが、クレイトスの死も衝撃的でした。

しかし、冷静に考えてみると、クレイトスって結構死んでるんですよね。私の記憶している限りでも、過去作で3回ほど死んでいます。
1回目は初代『ゴッド・オブ・ウォー』で、軍神アレスの投げた柱に貫かれて死亡。
2回目は『ゴッド・オブ・ウォー:落日の悲愴曲』で、冥界の渡し舟カロンの炎に焼かれて死亡。
3回目は『ゴッド・オブ・ウォー2:終焉への序曲』で、神々の王ゼウスに欺かれて死亡。
死んでこそいませんが、『ゴッド・オブ・ウォー3』では、ゼウスによってオリュンポス山山頂から冥界の底へと一気に突き落とされ、武器はボロボロ・体力魔力は初期化という、死ぬよりも酷い目にあっていました。
上記のいずれにしても、クレイトスは自らの力技によって冥界から現世に復活しています。クレイトスにとって冥界は裏庭みたいな位置付けなのです。こう見ると、クレイトスにとって死は終わりではなく、物語が大幅に前進する契機に過ぎないことが分かります。
まして、北欧神話にはヴァルハラという戦士の魂を迎える場所があります。今作のサブクエストでヴァルキュリアの解放もありましたし、クレイトスが死んだらまずそこに行くことになるでしょう。そこでの試練に打ち勝つ or 大暴れし、堂々の復活を果たすことになると思います。
クレイトスが殺される相手としては、隠しエンディングにも登場した雷神トールが一番適任だと思いますね。彼こそ北欧神話最強の神ですし。(まぁゼウスを殺したクレイトスがトールに負けるとは思えませんが、オリュンポスの剣やパンドラの希望の力も失われていますし、寄る年波にはなんとやらということで・・・笑)

​・アトレウスの運命と女神アテナ​
トールによってクレイトスが殺されることで、アトレウスは一気に復讐モードになり、ラグナロクを進めることになるのかもしれません。クレイトスはアトレウスの凶行を防ぐために、ヴァルハラから力ずくで現世に舞い戻る、とすれば、話の筋もしっかりできます。
この神殺しの運命を、クレイトスは怒り故に変えることができませんでした。というのも、クレイトスは『ゴッド・オブ・ウォー:降誕の刻印』で世界を破壊する「印の戦士」だと予言されていました。今作で再登場した女神アテナも、「運命は変えられない」「過去から逃れられない」と発言しており、これはクレイトスの息子アトレウスにもその「印の戦士」としての運命が付き纏っていることを意味しています。次回作では、この運命の連鎖を断ち切るために、クレイトスは奮闘することになるのではないでしょうか。

そこに、アテナも絡んできてほしいですね。彼女はクレイトスを支援することで、父殺しを先導させた張本人になります。通常の神よりも「より高次元な存在」ですし、北欧神話のオーディンやトールよりも格上であることは間違いないでしょう。更に、彼女は主神を邪魔な存在と見ているので、ラグナロクをも先導する可能性があります。
オーディン、トールといった北欧のビッグネームたちに加え、アテナが絡んでくれば、より重層的な物語が紡ぎ出されることでしょう。『ゴッド・オブ・ウォー3』でクレイトスはパンドラの希望の力を全世界に解放することで、アテナに一矢報いましたが、まだ彼らの因縁に決着は付いていません。ラグナロクを阻止し、宇宙崩壊を導くアテナを滅ぼすことこそ、クレイトスの最大の使命なのではないでしょうか。​​​​​​​​​​​​​





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Last updated  2018.04.26 00:40:18
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Re:『ゴッド・オブ・ウォー』クリア後の感想と今後の予想(04/26)   エンケラドス さん
はじめまして。今回はまことに文句のつけようもない一作で私も感激した口であります。
私の場合特に唸ったのはやはりバルドルとフレイヤの一筋縄ではいかない親子関係でした。
不憫に思うからこそ与えた救い、それは本人にとっては苦しみを更に増すだけの、けれども要らない負い目を架し純粋に憎む事すら奪うとても残酷な行いで…
という関係性が実はクレイトスとアテナの関係をなぞったものであったわけですよね…。
思えばフレイヤから貸されたあのファンシーな趣味の(笑)舟の上でアテナが登場するというのはまさに象徴的で、私にとってはあれが本作のハイライトです。
アトレウス君もいずれ父上への愛憎に苦しむのでしょうか。クレイトスにとってのゼウスのように憎しみだけを向けられるならどれだけ救いになるか…。結末は虚しく悲しいものではありましたが。
あとクレイトスを一番苦しめているあの過去についてノータッチだったのも気になるところです。それを知った時、子は父をどう思うのでしょう…。
長文失礼致しました。あっ、自分の感想しか書いてねえ!?過去記事からの読者ですんで、またGOWの記事を書いてくれるのを楽しみに待ってます! (2018.05.14 12:39:25)

エンケラドスさんへ   リュンポス さん
コメントありがとうございます!
あの舟の上でアテナが出てきた時は私も鳥肌が立ちました!舞台を北欧に単純に移すのではなく、ちゃんと過去の因縁も絡んでくるんだなぁと…。ギリシア好きとしてギリシアの神を久しぶりに見れたから嬉しかったというのもありますが笑
アトレウスの今後も含めて、新生GOWからも目が離せませんね!生きる目標がまた1つ増えました。笑 (2018.05.20 20:59:24)


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