THE MONIN BAR

2006/03/30(木)08:45

エル・マリアッチ三部作

映画鑑賞記(17)

監督:ロバート・ロドリゲス CAST:アントニオ・バンデラス    サルマ・ハエック    ジョニー・デップ    ウィレム・デフォー    ミッキー・ローク 映画館の予告編で見たシーン(Juno ReactorのBGMのなかでのバンデラスの銃撃シーン)のかっこよさに引かれてDVDを購入したはいいが三部作を見終わっても?だらけ。 監督の字幕解説を読んで納得。レジェンド・オブ・メキシコはエル・マリアッチシリーズの続編だけど完全な続編ではないとのこと。私は頭が固すぎました。だから死んだ役の人が続編で違う役で出演してんのね。故セルジオ・レオーネ監督にならった手法だとか。 それがわかればすんなりロバート・ロドリゲスのゆる~く、しかもバイオレンスな世界にすんなり入っていけました。 とにかく映画を安く作ることにこだわるロバート・ロドリゲス。前作の10倍の費用(1作目は7000$)をもらったにもかかわらずスタントは二人しか雇わず、アクションシーンで悪人が殺されるシーンは二人が変わりばんこに殺されたとか、カウンターで殺された俳優がカットが変わると消えて、次のカットに移るとまた現れるなどやりたい放題。確かに気がつかなかったけど。 「エル・マリアッチ」シリーズは「レジェンド・オブ・メキシコ」で完結だけど「レジェンド~」シリーズはまだ1作目で3部作だそうで。本当か??? ギターケースに銃を隠し持つなど普通ではありえない映画のノリにうまく乗れたらかなり楽しめる映画だと思います。細かいことにこだわったり、シリアスな復讐のストーリーを期待するとはずれるかも。私は2回目はのれました。 総合評価:★★★★(★5個で満点。☆は0.5点です) 見所:ギターケースに仕込まれる傑作ウェポンの数々。 記事が面白かったらをクリックしてね。

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