Monkung Factory for ThinkPad

2017/02/05(日)10:55

T61pの硬くなったヒンジをゆるめたい…

T60/60p T61/61p(162)

 サブのT61p(6457-5CJ)のヒンジが硬く、ふたの開閉が困難になってきてしまった。今にもヒンジか本体が壊れてしまうのではと危惧された。  今回、メインノートの代打で登場させたが、ひと段落したので、思い切ってヒンジを緩める作業を行うことにした。(ついでに、暗くなってきたWUXGA液晶のバックライトも新品に交換することにしよう。)  さて、液晶ベゼルやトップカバーを外して、まずは液晶の摘出を試みていたところ、「バキッ」と嫌な音が…。  液晶の構造フレームが壊れてしまった。ヒンジが硬いまま、無理にフレームを動かそうとしたため、ネジ皿部分で割れてしまったのだ。  (後悔…。横着せずに、すべて分解していればこんなことには…。硬い右ヒンジは、手の力でまったく動かすことができないほど締まってしまっていた。) ※壊れてしまった右ヒンジ部分。構造フレームのネジ受けが破損。  幸い、前回のT61pとちがう部分が壊れたので、「2個1」で復活できそうだが、この硬いヒンジをそのまま放置していては、さらに被害が拡大する恐れがある。  ということで、このヒンジの蝶番部分に潤滑剤「KURE 5-56」を噴霧して、スムーズに動くようにした。(とは言っても、やっと手の力で動く程度ですが…。) ※T61pの左右のヒンジ。15インチT61のヒンジと互換性があると思われる。  後は、冷陰極管(CCFL)を交換すればOK。  でも、実はとても大変だった…。  CCFLをうまく取り出せなかったのだ。  おまけに、交換用の新品CCFLを折ってしまった。絶縁用の熱収縮ゴムを端子部分にはめようとした時に、余計な力がガラス管にかかってしまったのだ。  (新品CCFLを折ってしまうのは実ははじめて…。1本数百円のCCFLがあっという間に燃えないゴミに…。) ※熱収縮ゴムを端子部分にはめようとして、新品のCCFLを折ってしまった。  まあ気を取り直して、新しいCCFLを半田付けし、液晶ユニットに収めた。  結果は上々。  今回は、ゴミが入ることも、照度斑もなく、換装することができた。 ※明るさを取り戻したT61pのWUXGA液晶。ヒンジの締まり具合もちょうどよい。

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