2021/05/05(水)10:38
長らく不動だったPrimeNoteが奇跡的に復活
不動のまま23ヶ月も放置されていたドスパラのPrimeNote「Prime Note Galleria GT-F3」が奇跡の復活を遂げた。
※2019年6月に購入したドスパラのPrimeNote。まったく起動せず、放置されていた。
https://kakaku.com/item/K0000289353/spec/
このPrimeNote、ACを挿すと、バッテリー充電のLEDは点滅するものの、電源ボタンを押しても、起動する気配がない代物だった。このPrimeNoteの写真のタイムスタンプは「2019/06/07」。なんと23ヶ月も動かないまま放置されていたことになる。
今回。パーツ取りのために分解。怪しい箇所を発見。「まさか」とは思ったが、半田ごてを当ててみると…。
それが、ドンピシャだったのだ…。
※win10が起動するPrimeNote。この復活は奇跡的…。
そもそも…。このPrimeNote…。
※底蓋を開け、CPUファンを取り外したPrimeNote。CPUとGPUが確認できる。
このPrimeNoteは、CPUにクアトロコアのCore i7-2670QM/2.2GHzを搭載、GPUに「GeForece GT 540M」を搭載した発売当時としては、かなり高スペックなノートパソコンだった。
■【新】Prime Note Galleria GT-F3(Sandy Bridgeの不具合の影響なしということで新発売!)
http://blog.livedoor.jp/pasocompass/archives/52143669.html
■■西川和久の不定期コラム■ドスパラ「Prime Note Chronos VF2」~NVIDIA Optimus対応の15.6型フルHDノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/493241.html
※搭載されていたCore i7-2670QM/2.20GHz(SR02N)。別機種で正常に動作した。
CPUを換装しても起動する気配がないことから、この障害の原因はシスボ本体にあることが予想された。
※「当てずっぽう」でGPUをリフロー。でも起動しませんでした。(2019/08/19)
ありそうなケースとして、GPUトラブルが考えられたので、ここは「当てずっぽう」でGPUコアのリフローを実施。しかし、何の変化も見られなかった。
こうなると事態はかなり深刻。チプコンやMOS-FET、インダクター等の障害の可能性が高くなってくる。目視だけでは判断できないこの原因追求は、かなり難航が予想される。
※CPU・GPUまわりのチプコンやMOS-FET、インダクターたち。原因追求はかなり難しい。
で…。
面倒になってそのまま放置することになったのです…。