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モンスターハンタードス・EYES

【超巨大な災害】

「おい・・何だあれは?!」
「あ?何って山だろ?」
「・・山が動くかよ普通?」
「お前何言ってん・・?!」

《ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ》

「なっ・・・なんなんだこいつ・・」
「うっうわぁああああ」

《グオォオオオオオ》

《ドシャァー・・・・》

―――――――――――――――――――――

ミナガルデ北部――ギルド設備第七区砦全域エリア003

「応答せよ、エリア001・・・。応答せよ・・。ダメだ・・。いくらやっても応答がないぞ・・」「無線の故障か?!」「いや・・他には通じるんだが・・」
――ギルド部隊の者たちが朝早くからその地の警備にあたっていた。そこは最近設置された巨大な砦の存在する場所。近頃、飛竜たちによる街への攻撃が多く見られるようになり、ギルドの街を守るためマスターが提案したものである。しかしマスターのこの砦設置計画は真の敵に向けての模索などとどこからか流れていた。

――ミナガルデ北部・砂漠エリア。《グオォオ》大地が鼓動し、地震のような衝撃が走ったかと思うと、そこには砂色の巨大な飛竜が姿を現していた。その飛竜の名はディアブロス。砂漠地帯にのみ生息する砂漠の覇者である。そんな強大な敵を相手にしているのは小さな4人のハンター。「行くぜ、ディアブロスっ」声の主はゼクス・ガーディンと言うまだ若い少年である。手に持っているのは綺麗に透き通った蒼い片手剣・オデッセイブレイドと呼ばれるものだ。水属性を秘めたその片手剣は、見かけに寄らず非常に入手困難な素材をいくつも使って、生産可能となる。「そりゃぁっ」素早く斬り出されたオデッセイブレイドがディアブロスの片足を斬り裂き、体勢を崩した。そしてゼクスの背後から巨大な槍を突き出しディアブロスの頭部に突き刺したのは、バトルUと呼ばれる銀色の鎧を着たゼノン・スクエバー。彼の手に握られた槍は猛毒を備えた激槍グラビモスである。もちろんその槍先を頭部に受けたディアブロスは毒状態に陥っている。さらにどこからともなく2発の弾が命中するとディアブロスの体が激しく爆発した。「やったね、イヤンっ」「やったな、ククルっ」その声は左右に分かれていた。ディアブロスを挟んで、ボウガンを持った二人のハンターがいた。ゼクスよりもまだ若い。少年と少女の二人で性は違うもののどこか顔つきが似ている。双子の兄・イヤンと妹のククルだ。イヤンはクックU防具にクックレイジと呼ばれる青怪鳥のボウガンを持ち、妹のククルはクックアンガーと呼ばれる怪鳥のボウガンにクックSシリーズの防具をまとっている。爆発は拡散弾によるものだろう。そして怯んだディアブロスの角にゼクスの剣が斬り掛かった。「せいやぁっ」《バキンッ》激しく鈍い音が鳴り響くと、ディアブロスの砂色の大きな角が切断され、砂地に落ちた。《グオオオオオォ》痛みを隠せないで悲鳴を上げる飛竜。体勢を変えると直ぐさま砂地へ潜ろうとする。がしかしすぐに真上に投げられたその玉が破裂し強烈な音が鳴り響いた。「よし」ゼクスの投げた音爆弾がディアブロスを地中から引きずり出す。《グオォグオォ》激しく藻掻くも体が中途半端に埋まり、無抵抗な飛竜。ついに最後の攻撃が走る。「オリャアァァ」オデッセイブレイドが水しぶきを巻き上げ、激槍が毒を注入、双子のクックボウガンの口から拡散弾が放たれるとそれはディアブロスの上半身を直撃し、激しく爆発した。「お疲れ様」余裕といった感じに4人は腰につけた携帯ナイフを取り出し、肉質が露わになったところから、その砂色の素材を剥ぎ取った。

――その少年たちはギルドでも有名なハンターたち。そして今回、この4人が出くわす敵は想像もつかなかった超巨大な敵であった。【序章THE・END】


【災害の襲来】

いつものように賑わうギルドの酒場。そこでクエストから帰還したばかりの4人のハンターが討伐祝いを行っていた。「くぅうう、やっぱ討伐成功後の一杯は最高だぜぇ!!」その声の主は蒼い片手剣・オデッセイブレイドが極めて目立つ熟練者であろう少年。名はゼクス・ガーディンと言う。彼はハンターシリーズの最も新しいハンターU防具を着ていた。その隣に座っているのは巨大な槍・激槍グラビモスを背負った成人、ゼノン・スクエバーである。「ハハハ、一杯と行ってもお前のジョッキの中に入ってんのは炭酸飲料だろうが!ガハハハ」大声で笑うその男にゼクスはチクショーと言わんばかりに残っていたジョッキの中身を一気に飲み干した。もちろん炭酸飲料を一気飲みとなれば結果は見えている。「ゴホッゴホッ・・クソォオオ」そんなゼクスとゼノンのやり取りを見ていた小さな少年と少女も無邪気に笑っていた。この二人は異性であるものの、どこか似た感じの表情と雰囲気を醸し出している。この二人は双子なのだ。兄の方はイヤン。武器は青い怪鳥の頭をそのままボウガンにしたようなクックレイジと呼ばれるもの。それに対して妹のククルは通常の怪鳥の頭を模索して作ったクックアンガーと呼ばれるボウガンを持っていた。この4人の武器はどれもG級クラスに入らなければ手にいれることはできない。他の者から見れば欲しい一品だかりであろう。「それにしても、あのディアブロスはでかかったなぁ」ゼクスが再び話し始めた。「あぁ、記録は今までで最高。キングサイズだな」ゼノンが言った。キングサイズとはモンスターの大きさを現す中で記録を超したものを言う最上のランクである。それがディアブロスであれば、なおさらその大きさは想像がつかないだろう。その巨大なあの双角竜を倒したとあらば、ギルド中の人々はさぞかし驚くことであろう。「ゼクス兄ちゃん、僕さっきあの竜の角手に入れたんだ。これっ」少年イヤンが大きな双角の一本を包装を外し取り出し、テーブルの上に置いた。それはまさにあの砂色の飛竜の頭部に突きだした巨大な角であった。しかしほとんどの角はその原型を留めず、争いやハンターとの死闘で形が崩れ、ねじれたものが多いのだ。しかし。「・・おっおいそれ・・上質なねじれた角か?」ゼクスが叫んだ。上質なねじれた角は上位の強力な双角竜から稀に採れるものである。その頑丈な角を利用した武器は恐ろしく硬度で、飛竜の体など軽く貫くのだ。しかしG級ハンターであるゼクスたちにとって、上位のレア素材など普通にすぐない。しかしその後にさらにゼクスは驚いた。「でもこれ」・・ぜってぇ、普通のよりもレアじゃないか?!」G級の巨大なディアブロスの角はそれこそ安易には入手できない。稀に会える巨大な双角竜の角はほとんどが上質なのだ。「それを上回るとなると・・“堅牢なねじれた角”ってとこか・・」ゼオンがそう言うとゼクスはまたも叫び立ち上がった。「堅牢かぁ・・すげぇ・・。なぁなぁ・・イヤン。それ俺に譲ってくれねぇか?なんか別の素材と好感ってのはどう?!」ゼクスが子供のようにはしゃぎながら、イヤンに何度も頼み入れた。イヤンよりも遙かに年上であるゼクスがこんな姿を見せて良いものか、とゼノンがそれを止めた。「コラコラ、ゼクス。いくら激レアな素材が目の前にあるからって他人の物を強請るなよ。しかもレア度4以上と呼べるものの受け渡しは禁止だとここでは決められている。ゼクスももう少し大人にならねばなぁ・・」ゼノンがはぁっとため息をつくが、それ以上にわかってるさと言わんばかりにさらに大きなため息をついたゼクス。「ゴメンね、ゼクス兄ちゃん。でも兄ちゃんならすぐに手に入れられるさ!兄ちゃん強いからね」イヤンが励ますようにゼクスに言った。ククルも笑顔で見ている。ゼクスはこんな子供相手に何してんだかと少しばかり反省した。――そんな仲の良い4人は昔からの狩り仲間であった。ゼクスとゼノンは息子と親父と言った感じで共にハンターとしての日々を過ごしていた。その日々の中でまだ幼い2人のハンター、イヤンとククルに出会ったのである。その日ゼクスたちが見た光景は、その幼い二人のハンターが勇敢にも二人だけであの雌飛竜リオレイアを討伐していたのであった。そんな二人に驚いたゼクスらは、共に狩りをこなすことに決めたのである。小さい時に親を火竜に殺されたイヤンとククルは兄弟揃って強く逞しく生きるため、ハンターとして今までを過ごしてきたと言う。こんな出会いを設けた4人はまさにこの地域では1、2を荒そう最強のハンターたちであった。―――「ゼクス君、ギルドマスターが用があるらしいの」急にゼクスの耳元にささやいてきたのはこの酒場で働く看板娘のベッキーであった。「マスターが?なんだろ」ゼクスはすぐにギルドマスターのいうギルド設備の屋内へと走っていった。「マスター、お呼びですか」ギルドマスターのいる間へと辿り着くゼクス。後を追って3人も到着した。しかし妙な雰囲気に4人はすぐに気付いた。「なんか騒がしいなぁ。なんかあったのか?」妙な胸騒ぎがしたのはゼクスだけではない。辺りはいつもに比べ騒がしく、どこからかは叫ぶような声を聞こえた。――「ゼクスよ、待っておったぞ」すると奧からマスターが姿を現した。何とも言えないその人から離れた姿は龍人族と呼ばれる変わった種族の者であるからである。「実はそなたらの実力を見て、頼みたい依頼がある。それは今までの討伐等とは全く異なることを肝に命じてほしい・・・」マスターの顔色の悪さにゼクスのココrに不安が過ぎった。「・・えっと、何をしたら?」とりあえず聞くしかない。がどこからか地響きが足下を揺らした。《グラグラグラ》「何だ?!地震か?」しかしそれにしては違う感じであり、どりらかと言うと何かが大地を踏みつけるような音。「近づいてきよったわい・・これはやつの仕業じゃ・・」「やつ?!」徐々に巨大な何かがこちらに近づいているような、今までにない強力な気がこちらに向かっているようなそんな感じに4人は押しつぶされそうだった。「・・超巨大な災害の来週じゃ!」【災害の来襲 THEEND】



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