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1939年 独戦艦シュペー号自爆。
(M ・ パウエル/E ・ プレスバーガー監督作品 『戦艦シュペー号の最後』 ) 小型戦艦ならではの機動性。 第二次世界大戦勃発と同時に、 南大西洋上に於いて、 通商破壊戦に猛威を振るい、 連合国にとって小さからぬ脅威となった、 独戦艦 グラフ ・ シュペー号 であったが、 1939年12月13日。 ラ ・ プラタ沖に於いて、 同艦捕捉任務を帯びた英国巡洋艦隊と遭遇し、 激烈な砲戦を展開。 シュペー号は、 英重巡一隻を撃破したが、 自らも甚大な被害を被り、 中立国ウルグアイのモンテヴィデオ港内に避退していた。 国際条約による滞留期限が迫っている。 満身創痍の身で英国艦隊の待ち受ける外洋へ撃って出るのか、 降伏するのか、 それとも、 ウルグアイに抑留されるのか、 その処成を世界中が注目していたが、 是の日・・・1939年12月17日夕刻。 シュペー号は、 群衆 ・ 報道関係者の見守る中・・・従容として出港。 艦長 ハンス ・ ラングスドルフ大佐 の下した決断は 自爆 であった。 ラ ・ プラタ河口にて機関を停止し、 自爆装置を起動させた後、 退艦した。 乗組員全員の生命を救い、 同時に、 艦とドイツ海軍の名誉を守り、 祖国への忠誠を全うしたのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 19, 2011 02:30:43 AM
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