テーマ:猫のいる生活(135922)
カテゴリ:猫日記
怒涛のような2015年が終わり、、、と言っても既に3月3日。
早くも桃の節句である。 皆様、お変わりないだろうか? 一昨年暮れより闘病中の「いらんことしぃ」が昨年4月に他界。 小さいながらも会社を経営していたことから、その残務処理に追われて殆ど2月末までそちらに掛かりきりとなっていた。 それに伴い猫屋敷の大移動も平行して行わねばならず、結果的に会社清算と家屋3件分の引越しを昨年秋、一斉にすることとなったのだが、過去10回ほど引越しを経験し、引越しが趣味とまで豪語していた私も、今度ばかりはその作業に殺されるかと思うほど過酷を極めた。 また、ペット可の賃貸物件も3匹程度なら探せばあるものだが、流石に5匹を超えるとそうはいかない。 貸す側としても多頭飼育のリスクを恐れ、先ず快諾してくれる家主は居ないだろう。 「飼っていて増えちゃった」、と「既にいっぱい居る」では話が違うのだ。 奮闘記はまた別の機会にお話しするとして。。。 さておき。 人生の節目毎に転居を重ねていた私と猫達も、この度の引越しで漸く終の棲家を得ることができた。 現在、高年期6匹、中年期3匹、青年期4匹の3つのグループに分かれている猫達だが、15歳以上のシニア達は動作もスローになっていることから、老猫専用として1室を設けた。 新居に住み始めてかれこれ3ヶ月にはなるだろうか。 彼らも静かな環境が気に入った様子で、窓際に詰めては日向ぼっこをする日々である。 シニア猫舎 リフォーム前 リフォーム後 若年層の猫達は納戸と和室を繋げた広めの空間で、まだダンボールが積み上げられている中、上へ下へ、右へ左へと運動会を繰り広げているが、生粋の野良の母猫に育てられたからか性格のキツイ子が多く、1日1時間程度は遊んでやらなければストレスが溜まるのだろう。 2日も経つと兄弟同士で喧嘩を始めてしまう。 保護した頃のアン/♀ 2012年 そのような理由から、活発な青年期の猫達とノンビリ緩々の中高年期の猫達は完全に別室としたけれども、青年期の猫達は私の不在時に大きくなった猫達で、躾をする時期を逃した事は全くの誤算だった。 現在のアン ひょんな事から多頭飼育を始めて15年以上が経過した。 その当時から頭数は12匹を下らず居たが、当然の事ながらそれだけの年数が経つと猫達も虹の橋を渡る子も居て、今では約半数メンバーが入れ替わった。 ラッキーも当初から居る高齢猫の中では一番の若手だった。 独特の寝相で私達を笑わせ、超天然キャラで物事に動じず、手足のすらりと長い子であったが、2月11日、彼も静かに虹の橋を渡った。 腎不全だった。 いらんことしぃと共に 人間もそうだが、高齢になっての引越しは心身とも負担が大きい。 今回の引越しが決定した際には、誰がしか不調になることを予見はしていたけれど、8月に逝った「ちゃあ」もラッキーも「いらんことしぃ」が比較的可愛がっていた子だけに、彼が連れて行ったかとも思われるこの頃。 1回忌も近いが、ただただ「安らかに」、と願うばかりである。 新居の庭はまだ整備が出来ておらず、ひとたび雨が降ればぬかるんで酷い状態になる。 かつての猫屋敷の庭のようになるまでには暫く時間がかかるだろう。 親しんだ古家の立会いも一昨日には終わり、多くの思い出の詰まった家を後にした今、新生活に向けて一日も早く生活の基盤を安定させたいものだ。 季節は春。 新たな旅立ちの季節である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
ものがらさんがお元気なのが、なによりです。
また、メンバー全員を改めてご紹介ください。 (Mar 3, 2016 04:26:49 PM)
黒猫の福さん
>ものがらさんがお元気なのが、なによりです。 >また、メンバー全員を改めてご紹介ください。 ----- ありがとうございます。 なにぶん思い付いた時にしかUPできなかったので、半放置状態のページも多くて恐縮です。 ゆるゆると更新して行きたいと思います。 (Mar 3, 2016 04:31:31 PM)
ずいぶん波乱万丈の年末年始だったのですね。
そんな逝った人を「いらんことしぃ」なんて。 それが ものがらさんの精一杯の愛情なのかな。 ラッキーちゃんも逝ったのですか。 ちゃあちゃん、ラッキーちゃん、みんな逝ってしまったのですね。 いくら人間と寿命が違うとは云え、寂しいですね。 お引越し無事すまされても、何かと用事は多いでしょう。 ど~ぞ、お気の向いたときの更新で、決してムリなさらないでくださいね。 (Mar 3, 2016 07:01:07 PM)
monmoegyさん
>ずいぶん波乱万丈の年末年始だったのですね。 >そんな逝った人を「いらんことしぃ」なんて。 >それが ものがらさんの精一杯の愛情なのかな。 >ラッキーちゃんも逝ったのですか。 >ちゃあちゃん、ラッキーちゃん、みんな逝ってしまったのですね。 >いくら人間と寿命が違うとは云え、寂しいですね。 >お引越し無事すまされても、何かと用事は多いでしょう。 >ど~ぞ、お気の向いたときの更新で、決してムリなさらないでくださいね。 ----- お心遣いありがとうございます。 最期まで大きな荷物を置いていった「いらんことしぃ」。 ですが、私の連れ子だった猫達を可愛がってくれ、今時珍しい、硬派で気風の良い、男気のあるカッコイイ人でした。 信じられないほどタフで、幾度も心臓や血管の手術をしながらも生還し、命取りとなった最後の手術の際も必ず生還すると信じていましたが、これが天寿と云うものでしょうかねぇ。。。 臨終の瞬間も見届けているのに、旧宅に居るとひょっこり現れて「いやぁ、エライ目に遭った~」と帰って来そうな気がしてました。 最初の発作から20年。その後暫くは体調も落ち着いてはいましたけれども、近年の闘病生活も4年に渡り、、、長かった闘病生活から開放された折の顔は、それまで見たことの無いほどとても安らかなものでした。 それがせめてもの救いですね。 胃を摘出してからはなかなか食べられませんでしたから、それが前回までの手術の予後と異なっていたのかもしれません。 私も体験しましたが、口から物を食べられる、と言う事は本能を刺激して「生きよう」とする意欲のようなものが点滴等のそれとは全く違うように思いますね。 彼もやりたいことはまだまだ有ったと思います。 意識がしっかりしている間は会社のことばかり気にかけている、そんな人でした。 今頃は、とても可愛がっていたサリーや琴乃、ふく、かあちゃんに嬢、近年はいつも一緒に寝ていたちゃあ、ラッキーにも会っていて「なあんだ、お前たちもこっちに来ちゃったのか。」と笑っていることでしょう。 あの子達に再会できているなんて思うと、ちょっと羨ましい様な気がします。 彼の生きられなかった今を彼の分まで全力で生きたいと思います。 monmoegyさんも加療中は何かとお辛いことがあることと思います。 気負わず、時には好きな時間を大満喫してください。 メンタルは免疫力に大きく影響しますのでね。 彼は医者に止められているタバコと甘味を最後まで止められませんでした。 太く短く。彼らしい人生でした。 monmoegyさん、おおきに。ありがとう。 あー涙が止まらんわ、かなわんなぁ(^^A) (Mar 4, 2016 11:22:19 AM) |
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