テーマ:猫のいる生活(136001)
カテゴリ:猫日記
本日、退院予定だったソクラテス。
夕方に容体が急変し、治療の甲斐無く29日20時25分、虹の橋を渡りました。 ブログのタイトルにもなりましたソクラテスは、19歳の長き生涯の殆どを交通事故による失明がきっかけでハンデを持ちながらの生活を余儀無くされましたが、事故後も他の健常な子と殆ど変わらず自由闊達に動き回り、私達家族の一員として多くの思い出を残して旅立ちました。 事故に遭った事は不幸な出来事でしたが、ハンデにも負けず日々精一杯に生きる様は、私達に多くを教えてくれました。 猫ブームの陰に潜んでいる殺処分にも目を向けさせてもくれましたし、ペットフードの危険性についても学ぶ機会を与えてくれました。 私は彼らの保護をきっかけに、彼らと知りあわなければ多分一生知らなかった動物実験の背景も垣間見る事ができました。 動物愛護法の改定にも一石を投じる働きができたことも、彼らの様な不遇な野良猫を1匹でも救いたい思いが大きな原動力になりました。 最初、それはとても小さな呟きだったと思います。 SNSの普及が追い風にもなり、今では多くの人々が知るところとなりました。 ただただ感謝の一言です。 ありがとうソクラテス。 本当にお疲れ様。 彼は夕方、退院に向けての最後のカテーテルで栄養補給をしようと診察室へ向かって間も無く、呼吸困難に陥り、急遽退院は取り止めになりました。 それから2時間もしないうちに息を引き取りました。 見事な最期だったと思います。 入院中のサブにお別れをした後に帰宅しましたが、帰宅してシニアの部屋に入ると入院直前まで寝食を共にしていた姪のルーシーがソクラテスの傍に座って彼へ毛繕いをしていました。 まるで「長年、お疲れ様。」と労をねぎらっているかの様でした。 本当に、言葉以上のものを感じずにはいられませんでした。 ソクラテスの傍体を暫く離れなかったルーシー(左) 今は重かった体を置いて身軽となり、姉妹や親猫に再会していることでしょう。 本当に長い間、私を支えてくれてありがとう。 安らかに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
monmoegyさん
>泣いてます。 >涙がとまりません。 >ソクラテスちゃん、お疲れさま。 >今は言葉がみつかりません。 >ご冥福をお祈りいたします。 ----- 長らくソクラテスを可愛がって頂き、こちらこそ感謝の一言です。 ソクラテスは天寿を全うしたと思えるほど、側で見ていても人生ならぬ猫生を謳歌したと思います。 晩年は難治性の鼻炎に悩まされましたが、吸引器を使用する事で、彼のQOLが保持出来たことは大きく、また幸いでした。 皆様にも事あるごとに気に掛けて頂き、とても幸せな子だったと思います。 うちの子達は保護した年や年齢が同じくらいでしたので、旅立ちも一昨年辺りから重なっています。 十分に看取れたかと自問自答は毎回の事で、何かと思われる事もありましたが、彼の場合は病院で息を引き取ったものの、大往生と云う言葉が当てはまる最期だったと思います。 どうぞ、悲しまないでくださいね。 大往生ですので御赤飯炊いてのお祝い事です。 いずれは私達にもお迎えが来ますので暫しのお別れと言ったところです。 ルーシーの行動は私も今迄に無いことで驚かされましたが、彼らの世界なりの礼儀だったのかも。 亡骸の匂いを嗅いで後ずさりする子が殆どでしたので、ルーシーとソクラテスの絆の深さを知ったような思いです。 本当に長らく可愛がって頂き、ありがとうございました。 まだ我が家には8匹おります。 時間を縫っての時折の更新になるかと思いますが、またお立寄り頂ければ幸いです。 次回は明るい話題となります様に。 (May 30, 2017 09:53:01 AM)
ご無沙汰しています。
絶句。 ソクちゃん、さよなら。どうかやすらかに・・・・ とてもかっこいいニャンでしたね。 ものがらさん、お疲れが出ませんように。 (Jul 14, 2017 03:03:13 PM)
トラねこさんへ
お言葉、ありがとうございます。 沢山の思い出を彼は残して逝きました。 気持ちが落ち着くまで暫く時間が必要でしたが、もう大丈夫です。 本当にありがとう。 (Dec 12, 2017 11:25:14 PM) |
|